短編コラム

【短編コラム】異業種から学ぶ仕事の極意――”ホテル業界編”

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

最近、職場で「どうやったらもっとチームがうまく回るんだろう?」なんて悩んだことはありませんか?そんなとき、つい自分の業界の常識ややり方ばかりに目が行きがち。でも、実は全く違う世界の現場にこそ、目からウロコのヒントが隠れていることもあるんです。

今回は、ホテル業界のリアルな現場を描いた漫画を通して、ビジネスに役立つ“現場力”やチームワーク、リーダーシップ、そして顧客対応力の学びをお届けします。漫画ならではの臨場感やキャラクターの熱量を感じながら、「自分の仕事にも使える!」と思えるエピソードを一緒に探してみませんか?

作品名:HOTEL(石ノ森章太郎)

”石ノ森章太郎” その名を聞いて、ピンとくる方も多いはず。『サイボーグ009』『仮面ライダー』など、数々の名作を世に送り出し、日本の漫画文化を語るうえで欠かせない巨匠です。多彩なジャンルで常に新しい挑戦を続けてきた石ノ森先生が、社会派ドラマとして描いたのが『ホテル』。

この作品は、ホテルのフロントやレストラン、客室清掃など、多様な現場で起こる“人間ドラマ”を丁寧な筆致で描いています。たとえば、満室で困っているお客様を前に、フロントスタッフが一瞬だけ逡巡するコマ…その刹那、バックヤードのスタッフとアイコンタクトを交わし、「近隣の提携ホテルを手配します」と即座に動く場面。

このシーンでは、細やかなコマ割りと表情の変化、セリフの“間”が絶妙に使われており、現場の緊張感と判断の速さがリアルに伝わってきます。石ノ森先生ならではのドラマ性と人間観察が、キャラクターの一挙手一投足に息づいているのです。このエピソードから学べるのは、「マニュアル外の事態にどう動くか」「チームで瞬時に意思疎通を図る重要性」。

たとえば異業種の営業現場やカスタマーサポートでも、急なクレームやトラブル時に“自分だけで抱え込まず、周囲のサポートを仰ぐ”ことで、よりスムーズな解決につながります。また、相手の立場に立って「今この人が何を求めているか?」を瞬時に考えるクセは、どんな業界でも必須の現場力。

普段の商談や会議でも、相手の表情や声色の変化に気づき、必要なサポートを即座に提案できる、そんな“ホテル流”の気配りが、異業種の現場にもきっと役立ちます。

作品名:『ホテル・メッツァペウラへようこそ』(福田星良)

『ホテル・メッツァペウラへようこそ』は、北欧の小さなホテルを舞台に、個性豊かなスタッフやお客様が織りなす日常を描いたハートフルな群像劇です。物語は、異国で働く主人公がさまざまな文化や価値観に戸惑いながらも、仲間やお客様との出会いを通じて成長していく姿を中心に進みます。

例えば、チェックイン時に日本とは異なるマナーや言葉の壁に戸惑う主人公が、現地スタッフの温かいフォローや、ちょっとしたアイコンタクトに救われる場面が印象的。コマの中では、スタッフ同士が表情や身振りで気持ちを伝え合う様子や、困っているお客様にさっと手を差し伸べる瞬間が丁寧に描かれており、「一人ひとりの気配りがホテル全体の雰囲気を作る」というリアルな現場感が伝わってきます。

この作品から学べるのは、「自分の役割を果たしつつ、異文化や多様な価値観を受け入れ、柔軟にサポートし合う姿勢」例えば異業種のプロジェクトチームや、グローバルなビジネス現場でも、
・「言葉や文化、考え方の違いを乗り越えて協力する」
・「自分の担当外でも、困っている仲間に気づいたら声をかける」
・「慣れない環境でも、周囲の小さなフォローや優しさが大きな支えになる」
といった“現場力”や“チームワーク”の大切さはそのまま活かせます。

また、物語のラストでスタッフやお客様がふと見せる安堵の笑顔や、ささやかな達成感の表情が大きなコマで描かれることで、「サービス業のやりがい」や「人と人が支え合う温かさ」を読者も一緒に体感できる作品です。異業種で働く方にも、「現場の多様性」「柔軟な連携」「思いやりの力」といった、どんな職場でも役立つヒントがきっと見つかるでしょう。

後記:お客様とホテルスタッフ 圧倒的なパワーバランスの中で磨かれる現場力

ホテル業界の漫画を読むと、どんなにマニュアルやシステムが整っても、最後は“人の判断力”や“気配り”が現場を動かしていることに気づかされます。特に石ノ森章太郎のような偉大な漫画家が描く現場の息遣いは、私たち読者の心にもリアルに響き、異業種にも応用できる「一瞬の判断」「チームの連携」「相手目線の気配り」の大切さを教えてくれます!

ぜひ漫画の臨場感やキャラクターの熱量から、自分の仕事に持ち帰れるヒントを見つけてみてください。

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