動画を自動編集できるソフトとは？便利な機能とおすすめツール4選

動画制作者のなかには、作品は作りたいけど編集は苦手という人もいるでしょう。動画編集にはさまざまな機能を使う必要があり、覚えるのも一苦労です。

作業自体を外注することも可能ですが、コストがかかるのがネック……と思うこともあるのではないでしょうか？そんなときに役立つのが、自動編集という機能です。

今回は動画の自動編集について知りたい人に向けて、そもそも自動編集は可能なのか、どんなことができるのか、また自動編集機能つきのソフト＆スマホアプリなどをご紹介します。

動画編集は自動化できる？

動画の自動編集について初めて聞いた人もいるかもしれません。動画編集といえば難しいイメージがありますが、動画を自動的に作る方法はあるのでしょうか？

実は、自動編集可能なアプリやソフトを使えば、動画作品はすぐに完成させられます。一からすべて自分で編集しなくてもいいので、ソフトの機能を覚えたり構成で悩んだりする必要はありません。

細かい編集にこだわらない人や、時短したい人にちょうどいい機能でしょう。普段から自分で編集している人にとっても、自動編集による完成作品は参考になる部分があるかもしれません。

現在ではAI（人工知能）の機能を活用した動画自動生成ツールも登場しています。サービスによって内容は変わりますが、素材を用意するだけで作れるものや、カメラを設置するだけで撮影から編集まで自動で行えるものもあります。

たとえば動きの速いスポーツの中継は、人間が手動で追うには限界があります。このようなシーンにも、AI搭載の自動編集機能は役立っています。

とても便利な自動編集ですが、実際にどのようなことが可能なのでしょうか？ここでは自動編集でできることをご紹介します。

アプリやソフトによって機能は違いますが、基本的にはまず素材を用意し、用意されたビデオクリップやテンプレートのなかから好きなものを選びます。その後は編集タイプを決めるだけで、動画が完成します。

細かい設定を使えば、画面サイズの選択、長さの調整、色調フィルターやテキストの追加などもできる場合があります。少し手を加えたいという場合は、このような細かい設定が搭載されているソフトを選ぶと良いでしょう。

ソフトによっては、編集された動画にさらに自動編集のエフェクトを加えるといった使い方も可能です。自動編集で完成した動画に、もうひと手間加えたい場合にちょうど良いでしょう。

自動編集を試してみたい人向けに、自動編集機能を搭載したスマートフォンアプリを2つご紹介します。どのような動画が完成するのか気になる場合は、ぜひチャレンジしてみてください。

ビデオカメラ＆動画編集の機能をもつアプリです。フィルター、BGM、エフェクトなどを追加でき、ワンタップで追加できる動くステッカーで動画を楽しく飾れるのが特徴です。

自動編集機能では、最初にテーマを選ぶだけで自動的に音楽やエフェクトが追加されてコンテンツが完成します。豊富なサウンドやBGMが無料で使えるほか、自分の声を録音することも可能。

5分以上の動画やHD動画保存は、有料版へのアップグレードが必要です。

外部サイトへ：VivaVideo（iOS）
外部サイトへ：VivaVideo（Android）

初心者からプロまで幅広いユーザーに対応したオールインワン動画編集ソフトです。自動編集で素早く操作したい人から手動の編集も楽しみたい人まで、どんなタイプの人でも利用できます。

写真画像、音楽、ステッカー、効果音を追加して簡単にムービーやスライドショーを作れるほか、テキスト、エフェクト、フィルター、トランジション機能も搭載。

3日間までは全機能をフルで利用できます。

外部サイトへ：VideoShow（iOS）
外部サイトへ：VideoShow（Android）

自動編集はパソコン用のビデオエディターにも搭載されています。ここでは、パソコン版に加えアプリ版もリリースされているソフトをご紹介します。どちらでも作業したい人には、以下のソフトがおすすめです。

動画編集者に人気のカメラブランド「GoPro」によるサービスで、映像をインポートして数回クリックするだけでビデオを作成できます。動画を分析し、自動的にトランジション、エフェクト、音楽などが追加されるので便利でしょう。

短時間でクオリティの高い動画を作れるため、初心者でも満足な作品を作れます。GoProを利用している場合は特に相性がいいかもしれません。

外部サイトへ：Quik

簡単な操作でプロのような仕上がりにできる動画編集ソフトです。好きなテーマとBGMを選べば、全自動で動画編集が可能です。作業が終わるとメールで知らせてくれるので、編集中はほかの作業をしていてもOK。効率的に動画を作りたい人にちょうど良いでしょう。