絵を描く皆さん、名刺にはこだわっていますか?
名刺は絵師さんにとって、重要なアピールポイント。
おしゃれにデザインされていたり、魅力的なイラストが描かれていたりする名刺は、
そのままお仕事に繋がります。
今回の記事には、名刺にこだわるメリットからおすすめの印刷会社さんの紹介まで、
絵師さんに知ってほしい情報を詰め込んでみました。
絵を描く人なら、名刺にこだわる意味はかなり大きい
名刺といえば社会人の必須アイテムですが、絵で食べていく人にとってはより重要なポイントとなります。
まずは、名刺にこだわるメリットをいくつかご紹介していきたいと思います。
ポートフォリオより遥かに少ない労力で作れる
絵師さんやデザイナーさんには、自分のポートフォリオを持っている人が多いと思います。
しかし、ポートフォリオはページのデザインやレイアウトなどいろいろなことにこだわらなくてはならず、1つ作るのにも時間がかかりますよね。
そんな時、簡単に自分をアピールできるのが名刺です。
名刺はポートフォリオよりずっとサイズが小さく、書くことも限られているので、制作にかかる手間が非常に少ないです。
1枚でインパクトを与えられる
名刺に自作イラストを加えることで、あなたがどんな絵を描く人なのか一目で伝わり、インパクトのあるデザインにもなります。
クライアントさんに気に入られ、手元に置いてもらえれば、仕事につながる可能性は高くなるでしょう。
小さな紙面でいかに自分らしさをアピールし、インパクトを与えるか。まさに絵描きの腕の見せどころです。
どんなものが仕事で好まれる?
ここまでで、名刺にこだわるメリットについて分かっていただけたかと思います。
では、具体的にどんなデザインにするのが良いのでしょうか?
オリジナリティのある分かりやすいイラスト
クライアントさんにはただ絵が上手いだけではなく、オリジナリティのあるイラストを探している人が多いです。画風に興味を持ってお仕事をいただけることは、イラストレーターにとって嬉しいことですよね。
自分の特徴が伝わりやすいイラストを載せ、他とは違うデザインで目立たせるといいでしょう。
ロゴは自分のシンボルマーク
会社に属さないフリーランスのイラストレーターでも、自分用のロゴがあった方がプロフェッショナルに見えます。
まだオリジナルロゴを持っていない人は、作っておくと何かと便利になりますよ!
なるべく形や色に意味を持たせた、自分らしさの出るものにしましょう。
相手を楽しませるのも大切なポイント
名刺は人に見てもらうものですから、自己満足ではなく、手に取る相手のことを考えたデザインにするべきです。
現役デザイナーさんの名刺には、映画のチケット風やスタンプ風、ゴムや糸をつけてデコレーション、写真を入れる、半透明の紙や和紙などの変わった用紙を使ったものなど、遊び心に溢れたものが多くあります。
こういったものも参考にしつつ、あなたらしさが最も発揮されるデザインをじっくりと考えてみてください。
作る際の注意点。どんな情報をどう載せる?
名刺の用紙サイズの基本は、縦55mm、横91mm。
ほんの小さな空間ですから、どの情報を載せるかよく吟味しなくてはなりません。
最低限は入れておきたい情報
ペンネームで活動していて、既にある程度名前が知られているのであれば、ペンネームのみ載せておいても問題ないです。不安であれば、本名も添えておきましょう。
また、メールアドレスにはフリーメールを使わず、独自ドメインにするのが一般的です。仕事で使うものですから、ここは外さないようにしましょう。
ポートフォリオの情報を載せる
名刺から興味を持ってくれたクライアントさんに他の作品も見てもらうため、ポートフォリオや個人サイトのURLなども載せておきましょう。
最近では、SNSをポートフォリオ代わりに使っている人も多いですね。
読みやすいデザインにする
どんな素晴らしいデザインであっても、読みにくい名刺はNGです。
オシャレさだけではなく見やすさにも注意して、フォントの種類や文字にこだわって作成しましょう。
パソコン画面上では仕上がりのイメージが掴みにくいこともあるので、何度かプリントして読みやすさを確認すると良いですよ。
ここがおすすめ!印刷会社紹介
納得がいく名刺ができたところで大切になってくるのは、どこに印刷をお願いするかということです。印刷で失敗してしまっては、せっかくこだわって作った名刺が台無しになってしまいますよね。
そこで、おすすめの印刷会社をいくつかご紹介したいと思います。
『UVxデザイン株式会社大同印刷所』
URL:http://uv.did.co.jp/
豊富な特殊紙が揃っており、小ロットでも対応してくれます。
また、フリーランスの場合は印刷する枚数が100枚など少数になると思いますが、UVxデザインさんでは比較的安く印刷してもらえます。
『株式会社マル・ビ』
URL:http://www.yosey.co.jp/
こちらの魅力は、なんといってもレンチキュラー印刷ができることでしょう。
レンチキュラー印刷とは、3Dに見える、絵が変化するなど、奥行きのある視覚効果を出せる印刷です。インパクトのある名刺デザインを作るなら断然ここがおすすめです。
他に薄紙や厚紙など高品質な印刷技術があり小ロットでも対応してくれます。
『アルプスPPS』
URL:https://alps-pps.co.jp/
初めて印刷会社を使う人におすすめです。
プロの方がしっかりとフォローをしてくれるので、印刷について知りたいことや、困ったことがあれば相談してみましょう。
また、『ワンコイン名刺』というサービスがあり、100枚500円とかなりの低価格で印刷してくれるのも魅力的です。
まとめ
いかがでしたか?
クライアントさんはイラストレーターやデザイナーなど、多くの人から名刺をもらいます。
その中で印象深く自分をアピールする名刺を作ることが、仕事へ繋がっていきます。
見る人を意識することを忘れずに、自分の個性を活かしたオリジナリティある名刺を作っていきましょう!