イラストレーターとして活動を始めたものの、なかなか受注が増えない……、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
特にフリーランスの場合は、深刻な問題となります。
受注を増やす方法の一つとしておすすめなのが、サイト作成です。
制作したイラストを掲載しておけば、受注の増加が見込めるでしょう。
今回は、サイト作成時の注意点や必要なコンテンツ、受注を増やす方法などについてご紹介します。
なぜサイトを作ると良いのか?
自分専用のサイトを作ることには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは2つの利点について掘り下げます。
自分のイラストを認知してもらえる
ネットには多くのイラストレーターがいるため、大きなインパクトや際立った特徴がないと印象に残りません。
しかし、サイトを作って定期的な更新を行うと、自分のイラストを認知してもらいやすくなります。
ファンも増えていくので、口コミで拡散してもらえる可能性も高まります。
受注の窓口になる
外部サイトには多くのクリエイターが登録しており、人気案件は競争率が高く仕事につながらないこともあります。
しかし自分のサイトをあれば、いつでも受注が可能です。サイトを通して問い合わせするのは、自分に興味を持ってくれているクライアントなので、受注の可能性は高いでしょう。
サイトに必要なコンテンツは?
個人のホームページは初心者でも簡単に作れます。
受注を意識する場合は、発注者目線で以下のコンテンツを盛り込むといいでしょう。
ポートフォリオ
サイトから仕事を得るには、ポートフォリオを作る必要があります。これは自分がどのようなイラストを描けるかアピールする作品集です。
さまざまなテイストの画像を載せておけば受注幅も広がるでしょう。
デザインソフトの詳細も載せておけば親切です。
制作実績
イラスト制作や漫画制作などの実績がある場合は、可能な範囲でクライアントや制作内容の詳細を記載しておきましょう。
これにより信頼感が増して受注しやすくなります。まだ実績がない学生の場合は、卒業制作作品や資格を載せておくとよいでしょう。
問い合わせ・料金表など
作品のテイストが希望に合致していても、予算外だと契約成立しないことも多くなっています。
おおよその目安がわかる料金表や、細かい見積もりができるフォームを用意すると便利でしょう。依頼者向けの問い合わせ先の記載も必須です。
サイト作成時の注意点
サイト作成の際はコンテンツが重要ですが、それ以外にも大切なことがあります。
受注を増やすためには、以下の2点にも気を配るのがポイントです。
WordPressで作成
多くの訪問者は特定のキーワードでサイトに辿り着きます。
検索結果の上位に表示されるほどクリックされやすいので、なるべく検索エンジン最適化(SEO)の対策をしておきましょう。
SEO対策におすすめなのが、カスタマイズ性に優れたWordPressの利用です。Webデザインも多数あり、簡単に切り替えが可能。ユーザーフォーラムもあるのでいざというときも安心でしょう。
独自ドメインでの運営
無料ブログでもサイト運営は可能ですが、本格的に活動するならブランディングを心がけると良いでしょう。
そのためには、独自ドメインの取得がおすすめです。
サイト名を入れるなど、覚えやすいURLにすると無料サイトと差別化できます。本気度も伝わるため、クライアントの信頼を得やすいでしょう。
受注を増やすにはアクセス増加が必須!
サイト運営ではアクセスアップも重要です。訪問者が増えなければ見つけてもらえないため、以下の3点を意識してアクセスアップを狙いましょう。
強みを生かして役立つ情報を発信する
独自の情報を発信するとリピーターか増えやすいです。イラストレーターだからこそわかる役立つ知識などは、重宝するでしょう。
その際、絵を添えたり漫画で説明したりすると親近感がわくかもしれません。
継続して定期的に更新する
サイトは継続することが大事です。
更新がないとすでに活動していないと思われてしまうため、自分が続けやすいコンテンツも作っておくのがおすすめです。
ネットには似たようなサイトが溢れているため、独自の視点をもったサイト作りを心がけましょう。
SNSと連携する
SNSサービスを利用している場合は、サイトの記事を自動投稿する設定にしておくと便利です。
直接サイトに訪問する人と、SNSから訪れる方とでは、系統が違うこともあります。
さまざまな人に興味を持ってもらい、サイトを盛り上げて仕事につなげていきましょう。
まとめ
サイト作成はそれなりに手間がかかりますが、Webポートフォリオとして使えたり受注の窓口にできたりとプラス面も多いです。
長く続けていけば、サイト自体が有名になることもあるでしょう。
イラストレーターは絵を描く仕事ですが、サイトでなにげない発信をすることで、内面のファンになってくれる人も増えるかもしれません。
そのような部分から仕事が得られることもあるので、サイトにも力を入れていきましょう。