イラストレーター未経験でも絵で稼げる?資格は?仕事の受け方は?

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

絵を描くことが好きな人なら、
イラストレーターとして絵を描いてお金を稼いでいくことも考えると思います。

しかし、いきなりイラスト制作の仕事を受けようと考えても、
分からないことばかりでどうしたら良いのか困ってしまうかもしれません。

今回はイラストレーター未経験でも絵の仕事をしてみたい!という人たちのために、仕事を受ける方法や、注意点などをまとめてみました。

絵描きに資格も学歴も関係なし!

イラストレーターと聞くと、美術系の大学や専門学校へ通って資格を取らないとなれないと思う方は多いのではないでしょうか。
しかし実際は、必ずしも資格や学歴がないとイラストレーターになれないという訳ではないのです。

誰でもイラストレーターになれる!

イラストレーターにはフリーランスの方も多く、求人情報を見てみると分かるように、基本的に学歴は不問です。
オリジナリティがあり、なおかつ相手の希望に沿ったイラストを描くことができれば、誰にでもイラストレーターとして働くチャンスがあるのです。

取っておきたい資格

ないと絵の仕事ができない!というような資格は特にありませんが、アピールできる武器が多いに越したことはありませんよね。
そこで、取得しておくと良い資格を2つほどご紹介します。

Adobe認定エキスパート

Adobeはデザインをするほとんどの人が使うであろうソフトです。
『Adobe認定エキスパート』はAdobe社が認定する資格で、IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使いこなせるという証明になります。

Photoshop/Illustratorクリエイター能力

こちらもAdobe社が認定していて、PhotoshopやIllustrator を使う能力を見る試験です。

これらの資格は、イラストレーターの必須スキルになるので取っておくと良いでしょう。
他に『CGクリエイター検定』や『カラーコーディネート検定試験』などもアピールポイントになるので、取っておくと強みになるかもしれません。

初めて絵の仕事を受ける時の注意点

絵に限った話ではありませんが、初めて何かするとなると、分からないことだらけで大変ですよね。
ここからは、絵の仕事を初めるにあたって知っておくべきことや注意点などをお話していこうと思います。

未経験でも働ける?

未経験のイラストレーターを歓迎してくれる企業は多くあります。
Illustratorなどのソフトを使うことができたり、画力があったりする人は、実務経験がなくても歓迎とされていることもありますね。

準備しておきたいこと

未経験でも働けるとはいえ、基本的なことは把握しておいた方がいいでしょう。
特にIllustratorやPhotoshopなどのソフトは必ずといっていいほど使うので、できれば問題なく使いこなせるようにしておきたいところです。
他にもファイル形式の種類を覚えたり、ファイルサイズを軽くする手順を知っておいたりすることも大切です。

絵の仕事をする上で、極めて重要なポイント

絵の仕事をする上で必ず知っておかないといけないこと。

それはずばり、著作権です。

イラストの仕事の中には、著作権を会社に譲渡することが条件となっているものがあります。
この案件を受けた場合、描いたイラストが自分のものではなくなるので、自分が描いたと口外することができなくなります。
つまり、自分の実績としてアピールできなくなってしまうということですね。
特にフリーランスで働こうと考えている人は、こうした知識はしっかりと学んでおく必要があります。

もしかして損してない? 価格設定を考える

イラストレーターとして働くとなると、クライアントから見積もりの相談を受けることも多いです。
そういった場合に何も分からないまま価格設定をすると、高く見積もりすぎて断られてしまったり、低くしすぎて大損してしまったりすることがあります。
では、イラストの値段はどのように決めていけば良いのでしょうか?

価格相場はどのくらい?

ネットなどでイラストの料金相場を出している会社をチェックし、どのくらいの値段が相場になるか勉強しておきましょう。
ただし、会社が出している相場はプロ(イラストレーター経験者)向けの価格であることもありますから、イラストレーター未経験であればそれよりも安く、なおかつ作業に見合った価格をつけることが大切です。

時給に置き換えて考える

なかなか価格設定が決まらない場合は、時給に置き換えて考えてみましょう。
例えば、1時間で描いたラフなら東京都最低賃金の1,013円以上、
12時間かけて描いたカラーイラストなら1,013円×12時間で12,156円以上
貰わないと、東京でバイトをするより損をすることになります。

クライアントから1枚いくらでと提案された場合にも、どのくらいの時間がかかるか、価格が見合っているかを考えるようにしましょう。

いざイラストレーターになる!と決めても、待っているだけでは始まりません。
どうやって始めればいいのか、具体的にご紹介していきます。

コミッションで少しずつ経験を積む

フリーランスでイラストレーターを始めようと思っても、待っているだけでは仕事はやって来ません。
では、どうやって仕事を見つければいいのでしょうか?

個人でやりとりできる『コミッション』

コミッションという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
デザインにおいてコミッションとは、有償のイラストリクエストのことを指します。
個人でやり取りを重ね、お互いが納得すれば取引成立となります。フリーランスの場合、コミッションで経験を積んでみるのも手です。

コミッションについて、詳しくはこちら
→『コミッションって何?お金を払ってイラストをもらう?』

コミッションサイトに登録

まだ無名な駆け出しイラストレーターは、クライアントを探すのも一苦労になります。
そんな時は、コミッションサイトなどに登録しておくと良いでしょう。
自分の作品を載せたサイトやポートフォリオなどをあわせて登録しておけば、自分のイラストを見てもらうことができ、気に入ってもらえればお仕事の依頼が来ます。

まとめ

いかがでしたか?

イラストレーターは、多くの経験を積み、自分の個性を出していかないと稼いでいけない職業です。
しかし、誰にでもチャンスは開けています。
努力を惜しまず、沢山のイラストを描いて自分のスキルを上げ、知識や技術を身につけていきましょう!

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。