短編コラム 異業種から学ぶ仕事の極意 漫画だからわかりやすい伝わる オススメ漫画作品レビュー

【短編コラム】異業種から学ぶ仕事の極意――”お笑い芸人編” 漫画作品レビュー

アバター画像

coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

仕事で煮詰まったとき、ついYouTubeでお笑い芸人のネタ動画を見てしまうのは、私だけじゃないはず。(´・ω・)
あの“爆笑”の裏側って、実はめちゃくちゃ緻密なマニュアルや現場ルールの宝庫。今回は「お笑い芸人」の世界を描く漫画から、異業種の現場でも役立つ対応力や仕組みをピックアップ。漫画ならではの臨場感やキャラの熱量、そして“神回”の舞台裏を語ります!

作品名:べしゃり暮らし(森田まさのり)

漫才の舞台裏は“神回”の連続!

爆笑王・上妻圭右と元芸人の転校生・辻本潤が漫才コンビを結成し、プロ芸人を目指して奮闘する青春ストーリー。特に文化祭での初舞台(第3巻)は、コマ割りと効果線、モノローグで緊張感MAX。手汗握る“尺”管理やツッコミの間合い、舞台袖での出囃子スタンバイ、楽屋でのネタ合わせなど、リアルな現場用語が飛び交います。

この作品の現場描写はとにかく細かい!ネタ見せの場面では、指導役の先輩やスタッフが鋭い目で“進行表”を手に持ち、「ツッコミのタイミングがズレてる!」と即リテイクを指示。圭右と潤は、ネタ合わせの最中も「ここはもっと“間”を取ろう」「このフリは強調して」と、何度も修正を繰り返します。本番前には全員で進行表を確認し、出囃子のタイミングや舞台袖での立ち位置までしっかりチェック。
さらに、ライブでは前説担当の若手が客席の空気を温め、本番組の進行管理担当が舞台裏でタイムキープと段取りを徹底。ミスがあればすぐにフィードバックが入り、次回に向けてリテイクやアップデートを繰り返す…まさにプロ顔負けの現場マニュアルが徹底されています。

こうした一つ一つの積み重ねが、異業種でも応用できる“現場マニュアルの大切さ”を痛感させてくれます。失敗しても「スベってもウケるまでやり切れ!」とアップデートし続ける圭右の姿勢は、どんな仕事にも通じるもの。推しキャラはもちろん圭右。彼の熱血ぶり、まさに“沼”です!

作品名:ニラメッコ(久世岳)

シェアハウス芸人たちの「胸熱」サバイバル!

「売れない芸人5人がシェアハウスで共同生活」…この設定だけでも供給過多すぎる!『ニラメッコ』は、リアルな若手芸人の群像劇。
第1巻のシェアハウス初日、レイアウトやパースを活かしたコマ割りで、各キャラの距離感や緊張感が絶妙に伝わります。

この漫画の面白さは、芸人たちがネタバレを恐れず本音でぶつかり合い、ときにスベるギャグ顔で空気を一変させる演出。現場でのマニュアルは「ネタ作りルール」「共同生活のタイムテーブル」「楽屋での“フリ”と“オチ”の確認」など、まるでプロジェクト管理そのもの。
イレギュラー対応の神回は、第2巻のネタ飛びトラブル。舞台上でネタを忘れたとき、即座にアドリブで乗り切る姿は、どの業界でも役立つ現場力そのものです。

推しポイントは、キャラ同士の解釈違いや客イジリから生まれる化学反応。
漫画演出で特に好きなのは、描き文字の使い方と、日常のリアルなアイレベルで描かれるシェアハウス。
読後は、「自分の職場でも、もっと本音でぶつかってみようかな」と勇気が湧くはず!

作品名:漫才ギャング(品川ヒロシ・阿部潤)

“俺たたエンド”じゃ終われない!不良×芸人の異色バディ

元不良と売れない漫才師がタッグを組む『漫才ギャング』。第1巻の留置所での偶然の出会いは、まさにチート展開!
この作品の真骨頂は、異色コンビが舞台に立つまでのプロットからネーム、ペン入れといった漫画的工程をなぞるような、細やかな成長描写(?)(´・ω・`)
特に印象的なのは、賞レース直前の楽屋シーン。ここでは、二人が尺の最終確認や出囃子のタイミング調整、ネタのフリとオチの再点検を徹底。本番前の緊張感を、効果線やノンブル、グレースケールで演出し、舞台袖の静けさから一転、スポットライトが当たる瞬間のカラーパターンの切り替えで、一気に空気が変わります。(必見)

また、舞台上でのトラブル。例えば相方がセリフを飛ばした場面では、不良の龍平がとっさにアドリブを入れ、観客の笑いを誘う神回演出。客席の反応を見ながらテンポを調整し、予定外の天丼ギャグで場の空気を一変させるなど、まさにライブ感満載。
現場マニュアルとして「役割分担の明確化」「トラブル時のリカバリー手順」「舞台袖でのバックアップ体制」など、どの業界でも応用できるノウハウが詰まっています。

個人的な推しキャラは、不良の龍平。彼の闇の属性とお笑いへの純粋な情熱が、絶妙なバランスで描かれていて、読んでいて胸熱必至でした。
作画で感心したのは、ネタ中の効果線とカラーパターンの切り替え、そしてフリからオチへの流れの巧みさ。緊張と笑いのコントラストが、ビジネス現場の“オンオフ”にも通じる気がします!

後記:笑われる事ではなく、笑わせる事への飽くなき努力

今回のテーマは、お笑い芸人でした!
どの作品にも共通していたのは、「現場のマニュアルやルールが、ピンチの時ほど力になる」という点。『べしゃり暮らし』のネタ合わせの段取り、『ニラメッコ』のシェアハウスでの役割分担、『漫才ギャング』の舞台裏でのバックアップ体制…。どれも、漫画ならではのコマ割りや描き文字で臨場感たっぷりに描かれていました。
特に印象的だったのは、『ニラメッコ』の「ネタを飛ばしても、仲間がフォローしてくれる」シーン(第2巻)。まさに現場力とチームワークの見本!
今回紹介した作画の中では、効果線やパースの使い方が、現場の緊張感や一体感をリアルに伝えてくれていましたね。( ゚Д゚)
私自身も、「失敗を恐れず、現場の仕組みや仲間を信じて前に進もう」と背中を押された気分です。漫画だからこそ味わえる現場のリアル、ぜひあなたの仕事にも取り入れてみてはいかがでしょうか!

【オススメ記事】:知っていると便利!漫画制作で使われる用語集

【お知らせ】クリエイターの選定から依頼のやりとりを専任担当がサポート!

「自分でイラスト依頼のやりとりをするのが不安…」という方は、ぜひ「cone(コーン)」をご活用ください。

実際に、クリエイターの選定を行うのもなかなか大変… 「すぐに返信が来るかわからない…」「権利周りの相談で時間が掛かりそう…」など、商用利用では特にクリエイターへ依頼するまでに時間が掛かる事が多く、慣れていないと大変なんです…

そんな時は!

coneは法人企業からクリエイターへ依頼ができるサービス。
専任スタッフがクリエイターとのやりとりを代行し、納品までサポートします!
まずは、お気軽にご相談、お問い合わせください。

coneには、様々なニーズに対応できる実績豊富なプロのクリエイターが多数在籍しています。
ご希望の予算や納期に応じたご提案も可能です。

イラスト依頼のサポートや相談、「cone」の詳細をご希望の場合は、お気軽に「お問い合わせ」ください。

×

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。