動画を短くするほうが良い場合とは？編集方法＆おすすめツール紹介

映像作品を見ていて退屈してしまったという経験はないでしょうか？

ネット上の動画には、短いものから長いものまで、さまざまな作品があります。投稿サイトの規定以内であればどんな長さの動画もアップロードできますが、長すぎる動画は最後まで見てもらえない可能性が高いものです。そのような場合は、適度に短くするのがポイントでしょう。

今回は動画を短くしたい人に向けて、どんなときに短くするといいのか、実際に短くする方法や、作業におすすめのアプリ＆ソフトをご紹介します。

どんなときに短くしたほうが良い？

動画を短くしたほうが良いのは、どのようなときなのでしょうか？具体的な例を3つご紹介します。

動画ファイルはほかのデータに比べて容量が大きいため、操作や送受信に時間がかかります。ストレスを感じる場合は、動画の尺を短くするとデータ量が少なくなり全体の容量を下げられます。

SNSや動画サービスによっては、アップロードサイズに制限があります。そのため、なるべく短めにしたほうがサイズを抑えられて制限に引っかかりにくいです。

スマホでは短い動画のほうがサクサク見られるため、スマホユーザーに視聴してもらいやすいです。全体的な視聴回数を増やしたい場合、1本の長い動画を複数の短い動画にわけてアップすると効果的でしょう。

動画を短くするには、大きく分けて2つの方法があります。作品に合った方法を選ぶのがおすすめです。

一番簡単なのは、映像のなかから不要な部分をざっくりカットする方法です。特別必要がないシーンは思い切ってカットしてみると良いでしょう。

最初は踏ん切りがつかないかもしれませんが、カットしてみると雰囲気が変わって見やすくなる可能性もあります。

冗長になりがちな部分は細かくトリミングし、短いカットをつなぎ合わせていくと見やすい動画に仕上がります。作業は細かくなりますが、このほうが視聴者も退屈せずに視聴できて良いでしょう。

人気YouTuberなどの動画は細かいトリミングで無駄を省いているため、参考になるかもしれません。

動画を短くするには編集ソフトが必要ですが、専用アプリを使えば問題なく作業できます。ここでは、動画を短くするためのトリミング機能があるスマホアプリを2つご紹介します。

動画のトリミングやズームができるアプリです。画面の向き（縦横）を変えたり、特定の部分を取り除いたりできます。動画のすべてのフレームを別々にトリミングすることも可能。ズームインからのズームアウトなどにも対応しているので、ちょっとしたエフェクトを加えたい場合にも便利です。

無料トライアル機能のない有料アプリですが、低価格で購入できます。

動画のトリミング専門のアプリです。拡大して好きなアスペクト比（縦横比）にトリミングでき、編集しながらの動画視聴にも対応しています。多機能アプリではありませんが、さまざまな数値で動画をトリミングできるため便利でしょう。

操作そのものは簡単で、ウォーターマークなしの編集が可能です。有料ながら安価なので、トリミングの機会が多い人はもっておくと良いかもしれません。

パソコンで作業しているという人向けに、動画を短くトリミングできるPC用ソフトもご紹介します。PCユーザーはこちらもチェックしてみてください。

多数の形式に対応しているビデオエディターです。トリミングのほかにも、画像や色調の補正などさまざまな処理ができます。無劣化出力にも対応しているため、トリミングしたシーンを別に保存しても画質を保持できて安心でしょう。トリミング後のノイズ除去、画面サイズ変更、連結なども可能です。

基本言語が英語なので、そのままで作業しづらい場合は日本語化の作業が必要です。Mac、Windowsともに対応しています。

外部サイトへ：Avidemux

動画をトリミングして別ファイルに保存できるアプリです。スライダーで直感的にトリミング操作できるほか、秒数や分数の単位で設定したり、直接時間を入力したりすることも可能です。

編集画面の使い方も簡単なので、パソコン操作に不慣れな初心者にもちょうど良いでしょう。動画編集ソフトとは違って細かい編集はできませんが、手軽にトリミングしたい人におすすめです。

対応OSはWindowsです。

動画を短くするには、カットしたりトリミングしたりする必要があります。どのシーンをカットするか、どの程度トリミングするかは、編集者の感性によって変わるため必ずしも正解はありません。

しかし、やり方次第では格段に見やすい動画に変わるため、細かい編集はしていないという人も一度チャレンジしてみることをおすすめします。初めての場合はなかなかコツがつかめないですが、回数を重ねれば感覚でわかるようになるかもしれません。

スマホユーザーにも見やすいように適度に動画を短くして、ステキなムービー作成をしていきましょう！