動画の音を消すには?4つのメリットと編集方法を解説!

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

動画の重要な要素といえば映像と音声ですが、内容によっては音声がない作品もあります。このような無音動画には実はさまざまなメリットがあるのをご存じでしょうか?

動画サイトを見るとほとんどの動画に音声が入っているうえ、声やBGMが大きなウェイトを占めているパターンも多いです。しかし無音動画には、それとはまた違った役割があります。

今回は動画の音を消したい人に向けて、無音動画のメリットや音を消す方法、無音にする編集機能があるアプリ&ソフトをご紹介します。

無音動画の4つのメリット

動画編集では故意に音を消すパターンがあります。これにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

著作権に触れるものを削除できる

撮影した映像には必然的に音声が入ります。建物内で撮影したものなら、店内で流れる音楽が入り込むこともあるでしょう。このような音声には著作権に触れる音楽が含まれている場合があるため、動画編集で無音にしておけば安心です。

ユーザーの視聴環境に配慮できる

通勤通学や休憩中などにスマホやタブレットで動画視聴する人は、無音で動画を見ることが多いです。公共施設や交通機関などでは、環境に配慮して音声をオフにする必要があるためです。もともと無音でも伝わる動画であれば、ユーザーにとっても便利でしょう。

インパクトを出せる

音声を遮断すると映像に注意を向けられます。映画やドラマのなかで、一瞬音が止まるシーンを見たことがある人も多いでしょう。人間は常日頃から音に囲まれて生活しているため、無音には違和感を覚えます。それが印象を深める効果を生み出します。

再編集しやすくなる

動画編集で映像の雑音を消すと、違うBGMをつけたいときに便利です。ささいな雑音は気にならないかもしれませんが、車などの騒音はBGMの邪魔になってしまうでしょう。映像の音を消すと再編集しやすくなるのでおすすめです。

動画の音を消す方法とは?

実際に動画の音を消すにはどうすればよいでしょうか?

簡単に無音動画を作成する方法は、おもに2つあります。

無音撮影は基本的にはできない

無音動画を作るなら、もともと無音で撮影すれば問題ないと思うかもしれません。現在、サイレント撮影などシャッター音を消すカメラはいろいろ出回っていますが、動画内の音声を消して撮影するカメラはないようです。そのため、基本的には撮影後の処理が必要です。

アプリを使って無音にする

スマホで動画撮影する場合は、音声をコントロールするアプリを使って動画から音を消せます。スマホだけで完結できるので手軽でしょう。音声を完全にシャットアウトできるほか、ボリュームをおさえる機能を搭載しているものもあります。無音ではなく音を小さくしたい場合にも便利です。

動画編集ツールなどで音を消す

パソコンを利用している場合は、動画編集ソフトなどで動画の音声を消せます。すでに利用しているソフトがある場合は、該当する機能があるかどうか確認してみると良いでしょう。スマホの場合でも、動画編集アプリによっては簡単に無音にできます。

音を消す機能がある無料アプリ

アプリ

スマホで作業したい人に向けて、動画を無音にできる無料アプリを2つご紹介します。

iPhoneとAndroidで使えるアプリを1つずつ挙げたので、ぜひ参考にしてみてください。

Video Mute(iPhone)

動画のサウンドやオーディオをコントロールできるアプリです。ミュート、縮小、ブーストが可能で、完全に音がない状態から最大600%大きい音声まで幅広く変換できます。調整後は元と同じ解像度で保存されるので便利でしょう。3日間のトライアル期間は無料で利用でき、透かしや時間制限もなく安心して使えます。

外部サイトへ:Video Mute

ActionDirector(Android)

撮影から加工まで行える動画編集アプリです。動画の音声を消せるほか、トリミング、カラー、BGMやテキストの追加、コントラストの調節、各種エフェクトなど幅広く編集作業が行えます。スローモーション、逆再生、リピート再生にも対応しています。スイッチのオンオフだけで動画の音が消せるので手軽で良いでしょう。

外部サイトへ:ActionDirector

音を消すのにおすすめのPC編集ソフト

パソコンで操作する場合は、動画編集ソフトでの作業がおすすめです。ここでは動画を無音にできるPCソフトを2つご紹介します。

動画編集ソフトBandicut

無劣化かつ高速でムービーをカットしたり結合したりできるソフトです。音消し機能が搭載されており、動画の音声を消して映像だけ保存できます。映像を残して編集したい場合や、映像のみをSNSでシェアしたいときに便利です。シェアウェアで、無料版では動画冒頭部にウォーターマークが表示されます。

対応OSはWindowsです。

外部サイトへ:動画編集ソフトBandicut

Renee Video Editor

動画の結合、分割、カット、透かしの追加など、さまざまなツールが用意されたビデオ編集ソフトです。ビデオからサウンドを削除し、新しいBGMを簡単に追加できます。MP4、AVI、WMVなどさまざまな動画形式に対応しています。シェアウェアですが、無料トライアルが可能です。体験版では透かしの挿入や1分間の制限などがあります。

対応OSはWindowsです。

外部サイトへ:Renee Video Editor

まとめ

動画から音を消すとさまざまなメリットがあります。再編集しやすくなるだけでなく、著作権や視聴環境にも配慮できて良いでしょう。また動画のワンシーンにインパクトを出したいときにも便利です。

このような無音動画は、音声コントロールアプリや動画編集ソフトを使えば簡単に作れます。効果的に映像から音を消して、動画制作に活用していきましょう!

参考記事:動画から余計な声を消す方法とは?おすすめアプリ&ソフト

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