SNSや動画サイトで動画視聴をする際、枠がついている作品を目にしたことはないでしょうか?
このような枠にはさまざまな役割があり、編集によって簡単に付け加えられます。必ずつける必要はありませんが、動画の内容によっては多くのメリットを得られるでしょう。
今回は動画の枠について知りたい人に向けて、枠にはどんな意味やメリットがあるのか、どんな種類があるのか、また枠の加工方法や便利なアプリについてご紹介します。
動画に枠をつける理由とは?
動画の枠は追加してもしなくても構いません。では、一体なぜ動画に枠をつけるのでしょうか?
枠をつける理由としては、おもに3つの理由が挙げられます。
見た目を魅力的にできる
SNSなどで人気がある動画は、魅力的な画面に仕上がっていることが多いです。そのような画面を作るのにもっとも手軽なのが枠の追加です。枠をつけると、動画をスタイリッシュでオシャレな雰囲気にできます。見た目を引き立たせる効果があるといえるでしょう。
映像との境界がはっきりする
動画に枠があると映像が締まって見え、映像との境界がはっきりします。その分、映像に集中しやすくなるので、視聴者にとって見やすい映像になるでしょう。家庭用のホームシアターでは80%の人が黒い枠(ブラックマスク)のスクリーンを選択するといわれています。
アスペクト比の違いを修正できる
アスペクト比を変えたい場合は、枠をつけることでサイズの変更が可能です。たとえば4:3の縦横比の映像を16:9に変更する場合は、上下の映像を切り取ってサイズを整えるため、必然的に枠ができます。
さまざまある枠の種類
動画につける枠にはどんな種類があるのでしょうか?おもに使われる枠についてご紹介します。
黒枠
映画などでおなじみのスタンダードな枠です。動画編集ソフトなどで余白部分を黒で塗りつぶすといった形でも黒枠をつけられます。映像が見やすくなる効果もあるため、初めて枠をつけるなら黒枠がいいかもしれません。
白枠
Instagramなどで人気なのが白い枠です。オシャレでキレイな雰囲気を演出できます。画面サイズを正方形などにするとさらにオシャレ度がアップして良いかもしれません。アプリ動画などにおすすめです。
飾り枠
アプリやソフトによっては、飾りがついたものもあります。切手風、ハート、星、キャラクターなどいろいろあるので、動画内容や視聴者の好みに合ったものを使うと良いでしょう。
おもな枠の加工方法
実際に動画に枠をつける場合、複数の加工方法があります。アプリやソフトにより方法は異なりますが、ここでは主な加工方法を2つご紹介します。
フィルターとしてフレームをつける
動画編集ソフトによっては、フィルターとしてフレーム機能がついている場合があります。このようなパターンなら、用意された枠のなかから好きなものを選択するだけでOKです。難しい作業をする必要がなく、簡単に枠がつけられるので楽でしょう。
メイン画面の余白を塗りつぶす
画面サイズを変更し、四方に余白を作って黒や白に塗りつぶす方法でも枠を作れます。この場合はメイン画像のサイズが変わるかもしれないので注意が必要です。もともと大きめサイズの映像素材を使うと良いかもしれません。また、ソフトによっては余白の調整をしなくても黒枠を追加できる機能が搭載されていることもあります。
枠画像加工&編集に便利なアプリ
動画に枠をつけるのにおすすめのアプリを2つご紹介します。スマホから簡単にできるので、ぜひチェックしてみてください。
PicPlayPost
写真や動画を加工できるアプリで、簡単にフレームを追加できます。100種類以上のフレームがそろっており、使用する静止画や動画の数によって使えるものが変わります。もちろん1枚でも加工は可能です。さまざまなパターンを選べるので編集作業も楽しめるでしょう。
そのほかにも、アニメーションテキストやエフェクトの追加、画面の分割や結合、逆再生や速度調整が可能です。自動スライドショー作成機能も搭載されているので、簡単に動画作成したい人にもちょうど良いでしょう。
無料版と有料版があります。
iOS版:PicPlayPost
Android版:PicPlayPost
InShot
スマホで手軽に使える動画作成&編集アプリです。枠加工機能として、余白をいろいろな色に変更して、動画にシンプルな枠を追加できます。多彩な編集機能が用意されており、カット、回転、反転、BGM、テキストのほか、フィルター機能も搭載。倍速やスローモーションにも対応しているので便利でしょう。
作成した動画はそのままInstagramやFacebookで共有可能です。解像度を下げずに出力できるので、高画質動画をキレイに見せたい人にもちょうど良いかもしれません。
iOS版:InShot
Android版:InShot
まとめ
動画に枠を追加すれば、見た目の印象が魅力的になったり映像が見やすくなったりします。どのような枠を使うかによって効果はさまざまですが、動画内容に沿って枠の種類を選択するのが一番良いでしょう。また、視聴者に特定の印象を与えたい場合は、それに応じた枠をつけると効果的かもしれません。
うまく枠を使って、動画の視聴率を上げていきましょう!