副業イラストレーターとは? 収入&働いていく方法をご紹介!

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

絵を描くことが好きで、イラストレーター/クリエイターを目指しているという人は多いのではないでしょうか。
好きなことを仕事にしていけるというのは、まさに夢のような話ですよね。

しかしフリーイラストレーター一本で働いていくのは難しく、現状では兼業として副業イラストレーターをしているという人が非常に多くなっています。

今回の記事では、副業イラストレーターの概要やお金の事情、副業イラストレーターとして働く方法などをご紹介していきます!

副業イラストレーターとは?

「副業イラストレーター」とは、本業とは別に、休日や空いている時間を利用してフリーイラストレーターとして働いている人のことをいいます。

「得意な絵でお小遣い稼ぎができたら嬉しいな!」
というスタンスの人もいれば、
「本当はイラストレーターになりたいけれど、収入のために他の仕事と兼業している」
という人もおり、その働き方や収入はさまざまです。

収入はどのくらい?

それでは、副業イラストレーターのおおまかな収入についてご紹介しましょう。

収入は不安定

本業が休みの日にしか作業時間を確保できないとなると、短期間にそう多くの依頼はこなせませんよね。
そのため、ものすごく仕事が早かったり、積極的に仕事をこなしたりしない限り、平均収入は必然的に低めになります。
また、都合の良い時期に必ずしも依頼が来るとは限らないので、収入はかなり不安定になります。

収入の目安

フリーイラストレーターとして働いている人たちの中には、年収1,000万円以上稼いでいる売れっ子もいます。
しかしそういった人たちはごく少数で、大抵のフリーイラストレーターの年収は平均200~300万円程度。
さらに副業となると、年収が100万円以下になることも珍しくはありません。

では、どうすれば実際に副業イラストレーターになれるかについて、具体的にご紹介していきます。

副業イラストレーターとして働く方法

誰でも副業イラストレーターになれる?

イラストレーターになるために特別な学歴や資格は必要ありません。
今ではネット上での講座やイラストの教本が充実しているので、独学で身につけたスキルでも成功する可能性はいくらでもあります。

……とはいえ、現在活躍している人気イラストレーターに専門学校卒や美術大学出身の方が多いのも事実です。

コンペに応募する

初心者の方は、コンペなどに積極的に参加していくことも大切です。

何も実績がない状態からいきなり仕事を受けるのは難しいことですが、コンペで受賞すれば自身の実績になります。
また、コンペによって描くテーマも違ってくるので、クライアントの意図を読み取る能力も鍛えられるので一石二鳥ですね。

ただし、募集要項に「著作権は主催者に帰属」と書かれているコンペに提出した作品は、実績として公開できなくなる場合もあります。
募集の内容にはよく目を通して、確認してから応募しましょう。

SNSを活用する

多くの人がTwitter、Facebook、Instagram、TumblrなどのSNSを使って色々な人たちと写真や情報などを共有していますよね。
インターネットを通じてなら、国内だけにとどまらず海外の人たちとコミュニケーションを取ることも可能です。
フリーランスとして働いていくなら、こうしたソーシャルネットワークを活用しない手はありません。
SNSに投稿した作品に興味を持った人から仕事の依頼が来ることもありますので、仕事用のアカウントを用意しておくとよいでしょう。

コミッションサイトで仕事を受ける

個人から依頼を受けてオーダーメイドの絵を描く「イラストコミッション」

上記のようにSNSやサイト個人から依頼を受けることもできますが、コミッション専用のサイトというものも存在します。
コミッションサイトにはフリーで働くイラストレーターが多く登録しているので、活動の仕方を覗いてみるだけでも参考になりますよ。

副業から本業にステップアップするには?

さて、ここまで副業イラストレーターとして働くことについてご紹介してきましたが、将来的に絵を本業にしていきたいという人は多いはず。
以下からは「副業イラストレーター」から「本業イラストレーター」にステップアップする方法についてご紹介します!

人脈を作る

フリーランスとして働く場合、まず大切なのが「人脈」です。

フリーで成功するには実力だけではなく、訪れたチャンスを掴む力が大切になります。
幅広い人脈があれば、それだけ自分のところへ転がってくるチャンスも増えるもの。
特にイラスト・デザイン関連など、イラストレーターに近い業界の人脈を作っておいて損はありません。

柔軟に対応できるスキルを持つ

十分な稼ぎを得ようとすると、必然的にそれなりに依頼の数をこなすことになります。
フリーで活動していくためには、多くのクライアントから来るそれぞれの依頼に対応し、自分でスケジュールを調整できる柔軟な姿勢が求められます。

時代にアンテナを張り、努力を惜しまない

プロのイラストレーターの方たちは、既に十分なスキルを持っていながら、常に練習やインプット作業を怠りません。
流行や求められるものはその時々によって変わっていきますから、常に時代についていけるようにアンテナを張り、技術を磨いているのです。

イラストレーターとして働いていくことについては、こちらの記事でも解説していますので、あわせてご参照ください。
→【イラストレーター未経験でも絵で稼げる?資格は?仕事の受け方は?】

まとめ

最後に、今回の記事の内容を簡単におさらいしましょう。

  • 「副業イラストレーター」とは、本業の仕事の合間にイラストの仕事をこなす人たちのこと。
  • 副業イラストレーターは作業時間が限られることもあり、収入が不安定。
  • コンペやコミッションサイト、SNSなど、イラストレーターとしての仕事の入り口は意外と多い。
  • 副業から本業にステップアップさせるには、柔軟な対応力や人脈、継続的な努力などが必要になる。

憧れと現実の狭間の職業、副業イラストレーター。
本業にするまでの道のりは険しいかもしれませんが、入り口は多く、始めるのは難しくありません。
絵の仕事に興味がある方は、今回ご紹介した方法を参考に、積極的に自分のスキルを活かしてみてください!

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。