イラストの評価を上げる4つのポイントと2つの上手な付き合い方

アバター画像

coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

創作活動をしている多くのクリエイターが、自分の描いたイラストや漫画などを、ネット上やイベントなどで公開していますよね。

そんな時に気になるのが、絵を見た人からの反応や評価です。

将来的に絵を描く仕事に就きたいと考えている人はもちろんですが、趣味で絵を描く人にとっても、「他者から見たイラストの評価」は、モチベーションに関わる重要な要素。

今回の記事では、自身のイラストの評価を上げるポイントや、評価との上手な付き合い方についてご紹介します。

どこでイラストを評価してもらうの?

イラストを公開し、人からの反応や評価がもらえる場面には、どんなものがあるでしょうか?
以下に代表的なシーンをまとめました。

SNS

TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSでは、多くの人がコミュニケーションや情報交換を行っています。
そこに自身の作品を投稿すれば、多くのユーザーに絵を見てもらいやすく、評価やコメントをもらえる可能性も高くなっています。

イラストを描く人にとっては、不特定多数の人に作品を見てもらえる、もっとも手軽な手段といえるかもしれませんね。

イラスト投稿サイト

イラスト投稿サイトでも、作品を公開できます。
代表的なイラストサイトは、日本ならpixivやTINAMI、GALLERIA、海外ならdeviantARTなど。

自分が投稿する以外に、他の投稿者のイラストも見られるので、絵の参考にもなりますね。

ブログ・個人サイト

個人のホームページブログなどで、自分の作品を公開するという方法もあります。
「SNS」や「イラストサイト」からリンクを貼り、連携させることで、より多くの人に作品を見てもらいやすくなります。

身近な人

自分の友人・知人や家族など、身近な人に評価してもらうという方法もあります。
距離感が近いだけあって、より率直な意見が聞けるかもしれませんね。

美術学校の講師

美術大学や専門学校などに通っていれば、絵の専門家である、講師からも評価をもらえます。
プロの意見を聞ける場は貴重なので、積極的に意見を聞くようにするといいでしょう。

やる気に直結?イラストを評価されるメリットとデメリット

ここからは、イラストを評価されることのメリットとデメリットをご紹介します。

評価されるメリット

他者に評価してもらう大きなメリットは、作業のモチベーションが上がること。

いい評価をもらえば自信につながり、「もっと絵を描こう!」と思いやすくなりますし、
もし悪い評価がついてしまっても、作品の改善点を探すきっかけになります。

評価されるデメリット

他者からの評価をもらうデメリットは、評価に振り回されてしまう可能性があること。

評価に気を取られすぎて、絵を描くよりも評価を得るほうに夢中になったり、
「あの絵師の作品には10件もコメントがついているのに、自分の絵には1件しかコメントが来ない……」というように、他者と自分との評価を比較して自信を失ったりする場合があります。

評価を上げる4つのポイント

評価を意識し過ぎるのはよくありませんが、一方で作品にあたたかいコメントや、いい評価がもらえると嬉しいもの。
ここからは、イラストにより多くの反応や高評価を得るための、4つのポイントをご紹介します!

完成度の高いイラストをアップする

制作途中のイラストや、サッと描いた落書きより、最後まで仕上げた完成度の高いイラストのほうが高評価を得やすい傾向にあります。

完成度の高いイラストを多く公開するのは、なかなか大変な作業かもしれません。
しかし、絵をしっかりと完成させる習慣や、継続的に絵を描く習慣をつけられれば、画力の上達も期待できます。

見てくれる人を増やす

人の目に入った分だけ、反応してもらえる可能性も高くなるもの。
「多くの人に見てもらうこと」は、評価を得るためにはかなり重要になります。

そのため、まずは、

  • その時、流行っている画風で絵を描く
  • 人気のあるジャンルのイラストを描く

といった方法で人々の注目を集め、見てくれる人を増やしてから、本当に見せたい作品を公開する、というのもひとつの方法です。

定期的にイラストをアップする

イラストを公開するペースが早いと、「今日も新しいイラストが投稿されてるかも!」と、周囲からの注目度が高くなってきます。
少しでも多くの人に見てもらうためには、なるべく高い頻度で、定期的に作品を公開するといいでしょう。

メッセージの対応・周囲の人との関わり方

作品に良い評価や反応をもらうためには、単純な作品の良さ以外に、作者本人の人柄や態度も大切。
例えば、「貰ったコメントを全て無視する」、「他の人の作品を批判してばかりいる」など、近寄りがたい雰囲気がある絵描きさんには、作品へのコメントやよい評価が届きにくくなってしまいます。

自分自身の行いが原因で作品の評価が下がってしまわないよう、最低限のマナーは守りましょう。

周囲の評価と上手に付き合っていくコツ

評価には制作のモチベーションを上げる効果がありますが、あまりに意識しすぎると、良くない影響が出てしまう場合もあります。
そこで、ここからは評価と上手く付き合っていくコツをご紹介します。

「評価がすべて」とは考えない

沢山のイラストを公開していれば、反応が少なかったり、あまり良い評価をもらえなかったりする時もあるでしょう。
しかし、一度良くない評価がついたところで、自分の作品全てを否定されているわけではありません。
良くない評価は、あくまでも一つの意見ととらえ、落ち込みすぎないようにしましょう。

自己評価をしてみる

他者からの評価を気にするだけではなく、同時に自己評価をしてみるといいかもしれません。

自分の作品を自分で評価する習慣をつけると、「自分では気に入っているけれど、周囲からは反応が薄かった作品」や、「自分にとっては失敗作なのに、なぜかとてもよい評価がついた作品」などに気づけるようになってきます。
そういった作品との出会いは、自分と世間との感覚のズレを把握するチャンスになります。

まとめ

最後に、今回の内容についてまとめました。

  • イラストを評価してもらう場には、SNSやイラスト投稿サイトなどがある
  • 他者からの評価を得ると、モチベーションが上がるメリットがあるが、同時に評価に振り回されてしまうデメリットもある
  • 完成度の高いイラストを公開したり、頻繁に作品を投稿したりすると、周囲から評価を得やすくなる
  • 評価と上手く付き合うコツは、周囲の評価が全てとは考えず、時には作品を自己評価すること

人に作品を見せたり、評価されたりするのには勇気がいりますが、絵描きと作品にとっては大切なこと。
とくに、絵で生計を立てていきたいと考えている人は、積極的に人の意見や評価を取り入れてみてくださいね。

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。