最近ふとした日常のぼやき。職場でマニュアル通りに動いているつもりでも、予想外のトラブルが起きると、つい焦ってしまうことありませんか?そんな時、異業種の現場を描く漫画から学ぶことは意外と多いんです。今回は「自衛隊」をテーマにした漫画から、現場で運用されているルールや仕組み、そしてイレギュラーな状況での対応力について、ビジネスにも通じるヒントを探してみましょう。
目次
作品名:ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(柳内たくみ)
異世界でも自衛隊流!現場マニュアルが救う
異世界に突然現れたゲートから、自衛隊が派遣される…という斬新な設定で一躍人気となった本作。日常とはかけ離れたファンタジー世界ですが、現場でのマニュアル運用や規律、迅速な意思決定の重要性が、随所にリアルに描かれています。特に第3巻の物語で、現地住民の急病に対して自衛隊がマニュアルに基づいた救急対応をするシーンは圧巻。キャラクターの焦りと冷静さが交錯するモノローグ、そして現場の混乱を効果線で表現するなど、漫画ならではの臨場感が胸熱ポイントです。
このエピソードでは、
1. まず「安全確保」(現場の危険がないか確認)
2. 「意識・呼吸の有無の確認」
3. 「応援要請・救急キットの手配」
4. 「気道確保」や「止血・骨折固定」などの応急処置
5. 「バイタルサインの記録と経過報告」
といった、現場で実際に使われる救急マニュアルの手順がそのまま活かされています。
例えば、慌てて駆け寄るのではなく「まず現場の安全を最優先する」「応援を呼ぶ」「必要な資材を的確に指示する」など、冷静な判断と分担が徹底されている点が印象的です。
このように、イレギュラーな状況でも慌てずに対応できる理由は「何を優先し、どの順番で動くべきか」が明確に決められているから。ビジネスの現場でも、想定外のトラブル時にこそマニュアルの存在意義が問われます。自衛隊の救急マニュアルは「個人の判断に頼らず、全員が共通認識で動ける」ためのもの。現場での進行管理やディレクション、情報伝達の重要性も描かれていて、異業種でも活かせる「ルールに従いながらも臨機応変に動く」力が学べる神回です。
ちなみに、作中で印象的だったのは、主人公たちが「供給が絶たれた状況」でも、現場マニュアルをもとに必要なものを洗い出し、優先順位をつけて行動する場面。自衛隊ならではの冷静なリスク管理は、どんな職場にも応用できるはず。個人的な推しキャラは、ツンデレ気味な女性自衛官。彼女の「規律と優しさの絶妙バランス」には毎回ほっこりさせられます。
作品名:ライジングサン(藤原さとし)
新米自衛官の成長ドラマ!汗と涙の現場で学ぶ「現場力」
自衛隊の新隊員たちが、厳しい訓練や仲間との絆を通じて成長していく姿を描いた『ライジングサン』。第2巻では、新人たちが初めて実戦さながらの訓練に挑むシーンが印象的。ここで描かれるのは、現場で運用されている細かなマニュアルやルールの存在と、それを守ることの大切さ。例えば、訓練中に起きた小さなミスをきっかけに、班全体で「報連相(報告・連絡・相談)」を徹底し、再発防止のためにマニュアルを見直す流れがリアルに描かれています。コマ割りやキャラデザで、緊張感と仲間同士の信頼感が伝わるのもポイント。
現場での進行管理や、リーダーが的確に指示を出して班全体をまとめる姿勢、そして訓練後にメンバー一人ひとりの成長を確認するフィードバックの工程は、ビジネスの現場にも通じるものがあります。
「点呼で全員の健康状態や装備の確認を行う」「訓練中の小さなミスもすぐに共有し、全員で再発防止策を考える」といった自衛隊の具体的なマニュアルやルールが丁寧に描かれています。たとえば、訓練中に起きたミスをきっかけに、班全員でマニュアルを見直し、必要に応じて手順を修正する場面があります。また、リーダーが「困ったときは必ず上司や仲間に相談する」「自分勝手な判断をしない」など、現場で大切にされているルールを繰り返し伝えることで、メンバーの安心感や信頼関係が生まれていきます。
新人隊員たちは、失敗しても「どこで手順を間違えたのか」「なぜミスが起きたのか」を仲間と一緒に振り返り、マニュアルに立ち返ることで次に活かしています。この姿勢は、どんな業界でも共感できるはずです。失敗を責めるのではなく、ルールや手順を再確認し、全員でより良い方法を模索する…そんな現場の空気感が、ビジネスにもヒントを与えてくれます。
個人的には、主人公が仲間のミスをかばいながらも、最後は班全員で「供給不足の中でも工夫して乗り切る」場面が胸熱。推しポイントは、厳しさの中に垣間見える教官の優しさと、成長していく新米隊員たちの尊さ。読後には「自分も明日から頑張ろう」と背中を押されること間違いなしです。
後記:失敗は許されない。訓練の為の訓練は無い。
今回のテーマは、自衛隊でした!
他の業種と比べて自衛隊がいかに厳格なルールとマニュアルのもとで業務や任務を遂行しているか、改めて実感しました。例えば一般企業でもマニュアルや手順書は存在しますが、現場の判断で多少のアレンジや省略が許されることも少なくありません。一方、自衛隊では「一つのミスが命に直結する」ため、どんな些細な作業でも手順や安全確認が徹底されます。
・朝の点呼では全員の健康状態や装備品の有無を一人ずつ確認し、少しでも異常があれば即座に報告・対応
・訓練や作戦の前には必ず「リスクアセスメント」を行い、起こりうる危険を全員で共有
・訓練中のミスもその場で全員に共有し、再発防止策を全体で検討・マニュアルに反映
・「困ったときは必ず上司や仲間に相談する」「勝手な判断は絶対にしない」といった基本姿勢が徹底
など、一般的なビジネス現場以上に「全員が同じ基準で動く」ことが絶対とされています。
また、業務終了後のフィードバックも「良かった点・改善点」を全員で議論し、翌日以降の行動に必ず反映させる仕組みが根付いています。
こうした徹底したルールやマニュアル運用は、「現場で迷わない」「誰がやっても一定の品質・安全を保てる」という強みとなり、まさに“現場力”の源泉です。
ビジネスの現場でもマニュアルやルールの重要性は語られますが、自衛隊のように「命を守る」ための厳しさと徹底ぶりは、なかなか真似できるものではありません。だからこそ、異業種の現場を描く漫画から学ぶことは多く、日々の仕事にも新たな視点や気づきを与えてくれるのだと感じました。
次回は、また違った現場の“リアル”を覗いてみたいと思います。仕事の奥深さ、そして現場で働く人々の工夫や努力に、これからも注目していきたいですね。
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