短編コラム 異業種から学ぶ仕事の極意 漫画だからわかりやすい伝わる オススメ漫画作品レビュー

【短編コラム】異業種から学ぶ仕事の極意――”棋士(将棋・囲碁)編” 漫画作品レビュー

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

将棋や囲碁って、なんとなく「静かで堅苦しい世界」だと思っていませんか?でも、実はそこには、私たちの仕事や日常にヒントをくれる熱い現場のリアルが詰まっているんです。今回は、棋士の世界を描いた漫画作品を通じて、ビジネスにも活かせる現場の知恵や“勝負の流儀”に触れてみたいと思います。

作品名:りゅうおうのおしごと!(白鳥士郎)

プロ棋士の現場は、マニュアルと情熱の交差点

将棋界の頂点を目指す若き棋士と、彼に弟子入りする小学生少女の物語。将棋盤を挟んだ静かな対局シーンも、漫画ならではのコマ割りやキャラクターの表情で、まるでスポーツ漫画のような熱量が伝わってきます。特に第3巻の「タイトル戦直前の準備シーン」では、棋士たちがいかに緻密な事前準備やルーティンを大切にしているかが描かれています。

例えば、対局前の「持ち物チェックリスト」や「対局中の飲み物の選び方」など、現場で運用されている細かなマニュアルがしっかり描かれているのが特徴。イレギュラーな状況、たとえば対局中に体調を崩した場合の対応(第5巻)は、将棋連盟のルールを活かしつつも、仲間やスタッフのサポートで乗り越える姿が印象的です。

この「準備と対応力」は、どんなビジネス現場でも活かせるポイント。例えば、プレゼンや大事な商談前に自分なりの“勝負ルーティン”を作ることで、イレギュラーな事態にも冷静に対応できるはず。棋士たちの“勝負の現場”は、私たちの日常業務にも通じるヒントであふれています。

ちなみに私のお気に入りキャラは、主人公の師匠・九頭竜八一。彼の「勝負は準備で決まる」という信念が、どんな職場でも大切な“現場力”だと感じさせてくれます。

作品名:ヒカルの碁(ほったゆみ・小畑健)

その一手が運命を変える!囲碁の現場ルールと“想定外”への挑み方

一人の少年が幽霊棋士との出会いをきっかけに囲碁の世界へ飛び込み、成長していく物語。第12巻の「初めてのプロ試験編」では、囲碁界で実際に運用されている厳格なルールやマニュアル(持ち時間の管理や、着手ミス時の対応など)がリアルに描写されています。

特に印象的なのは、イレギュラーな状況に直面したときの主人公・ヒカルの対応。たとえば、試合中に思わぬトラブルが起きても、公式ルールを確認し、冷静に対処する姿はまさに“現場対応力”の見本。これって、ビジネスの現場でも「想定外のトラブル」にどう向き合うか、その手順や準備が問われる瞬間と同じですよね。

囲碁界の職場環境も、漫画ならではの緊張感と温かさが同居。キャラクターたちが一手一手にこめる思いや、勝負の合間に交わされるさりげない会話が、現場の空気感をリアルに伝えてくれます。小畑健先生の緻密なコマ割りや表情の描き分けも必見。私が特に好きなのは、ヒカルと佐為の“師弟コンビ”のやりとり。彼らのやさしいユーモアと真剣さは、どんな職場にも通じる「いいチームワーク」のお手本です。

作品名:伍と碁(蓮尾トウト・仲里はるな)

天才たちの挫折と再起!失敗を力に変える現場の秘密

“囲碁界の藤井聡太”を目指す少年が、五人の天才棋士に挑む物語。物語の中では、棋士たちが日々どんなルールや仕組みを活用しながら成長しているのか、そして挫折からどう立ち直るのかが、臨場感たっぷりに描かれています。

特に、囲碁の大会運営で使われる「進行マニュアル」や「対局中のトラブル対応フロー」は、現場で本当に役立つ仕組みとして詳細に描写(第2話・第5話)。イレギュラーな状況でも、チームで情報共有しながら柔軟に動く様子は、まさに現代ビジネスの“プロジェクト管理”に通じるものがあります。

この作品の魅力は、失敗から学ぶプロセスや、挑戦し続ける主人公の感情の揺れ動きを、漫画ならではの演出でリアルに伝えてくれる点。ページをめくるたびに「自分ももう一度、挑戦してみよう」と背中を押される、そんな応援歌のような一冊です。私がグッときたのは、主人公が「負けても、次に活かせばいい」と語るシーン。どんな現場でも“失敗を恐れず、次に活かす”姿勢が大事だと改めて感じました。

後記:いや、まだだ…まだ俺の仕事は詰んじゃいねぇ

今回のテーマは、棋士(将棋・囲碁)でした!

どの作品にも共通していたのは、「準備の徹底」や「ルールを守りつつも柔軟に対応する力」、そして「失敗から学ぶ姿勢」が、実際のビジネス現場でも役立つ普遍的なスキルであるということ。特に印象的だったのは、『りゅうおうのおしごと!』で師匠・九頭竜八一が語る「勝負は準備で決まる」という言葉と、『伍と碁』の主人公が「負けても、次に生かせばいい」と前を向く姿勢。ヒカルの碁では、佐為の静かな微笑みと、ヒカルの一手に込められた緊張感が、コマ割りや陰影表現で見事に伝わってきました。背景の描き込みやキャラクターの表情の繊細な変化は、まさに漫画ならではの“臨場感”です。

正直、私自身も仕事でうまくいかない日には「今日は負けたな」と落ち込むこともあります。でも、漫画の中の棋士たちのように、失敗を次の糧に変えられたら…きっと毎日がもっと楽しくなるはず。あなたも、将棋や囲碁の現場から学べる“現場力”を、自分の仕事に取り入れてみませんか!

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