スーツ姿のキャラクターたちが、汗だくで走り回るコマを眺めていると、「自分の職場にもこんな熱量があったら…」なんて思わず妄想してしまいます。漫画の中で描かれる現場のリアルなマニュアル運用や、ちょっとした仕組みの工夫は、意外と自分の仕事にも応用できそうなヒントがたくさん。今回は、ビジネスの現場で役立つルールやマニュアルの活かし方を、人気漫画から学んでみましょう!
目次
作品名:スタンドUPスタート(福田秀)
ルールが現場を救う!ベンチャー企業の“神回”マニュアル
「スタンドUPスタート」は、投資家・三星大陽がさまざまな人々と出会い、彼らの起業や再出発をサポートしていく物語。
第5話では、スタートアップ企業の現場でリリース直前にシステム障害が発生し、現場が騒然とする中、三星大陽が冷静に「まずは進行管理シートを確認しよう」と声をかけます。ここで注目したいのは、ベンチャー企業ならではのスピード感と柔軟性。大企業のように分厚いマニュアルがあるわけではなく、現場のメンバーが自分たちで作り上げてきた“必要最小限かつ実践的な手順書”がチームの支えになっています。
障害発生時の対応として「まず責任者へ即時連絡」「進行管理表への記録」「復旧手順の確認と実行」というシンプルな流れが明文化されており、誰が何をすべきかが一目で分かるようになっています。作中では、実際に新人メンバーがマニュアルを手に「次はこれですね」と声を上げ、全員で手順を確認しながら復旧作業を進めていく様子が描かれています。
このエピソードでは、現場の誰もが“自分ごと”としてマニュアルを活用し、決して形骸化させない工夫が随所に見られます。たとえば、過去のトラブルをきっかけにマニュアルの内容が定期的に見直されており、実際の現場で役立った事例や、逆に「この手順は不要だった」といった反省点も随時反映されています。三星大陽の「ルールがあるからこそ、混乱の中でも前に進める」という言葉には、ベンチャー企業特有の“現場主導で進化する仕組み”の大切さが込められています。
こうしたリアルなマニュアル運用の描写は、実際のベンチャー企業でも「属人化を防ぐ」「新人でも即戦力になれる」「トラブル時に迷わず動ける」といったメリットをもたらしており、読者自身の仕事にも応用できるヒントが詰まっています。
この回のコマ割りや効果線の使い方が絶妙で、キャラクターの焦る表情や緊張感がしっかりと伝わってきます。三星大陽の「ルールがあるからこそ、混乱の中でも前に進める」というセリフは、どんな業界にも通じる名言。個人的には、サポート役の加賀谷が「積読」状態のマニュアルを一晩で読み切って現場に貢献する姿が推しポイントです!
作品名:100話で心折れるスタートアップ(西村ツチカ)
失敗をアップデート!現場ルールが進化する瞬間
「100話で心折れるスタートアップ」は、起業家のウサギさんが仲間とゼロから会社を築き上げる過程を描いた、リアルなベンチャー企業ストーリーです。第12話では、パンダの投資家(パンダVC)が「君たち自身に可能性を感じて投資を決めたんだ」と語る場面は、ベンチャー企業やスタートアップの現場で働く人なら誰もが一度は憧れる“殺し文句”です。しかし、この言葉の裏には、漫画ならではのドラマだけでなく、実際のビジネス現場にも通じる深い意味が隠されています。
このエピソードでは、主人公のウサギさんが率いるスタートアップが、事業計画の壁にぶつかりピボット(事業転換)を余儀なくされます。そんな時、パンダVCは「事業内容が変わっても、あなたたち自身を信じて支援を続ける」と全力で背中を押します。ベンチャー企業では、投資家やマネジメント層から「成果よりもあなた自身を信じている」と言われることが、最大のモチベーションになることも珍しくありません。
しかし一方で、この“期待”が大きなプレッシャーとなり、「自分を信じてくれた人を裏切りたくない」という責任感がメンバーを追い詰めることも。ビジネスの現場では、「何をやるか」よりも「誰とやるか」が重視され、変化を恐れずピボットを選択する柔軟性が求められます。漫画のワンシーンからも、スタートアップやベンチャー企業に必要なチームビルディングやプロフェッショナルとしての判断力の大切さがリアルに伝わってきます。
後記:意思決定のスピードと安定した業務遂行のバランス感覚
今回のテーマは、ベンチャー企業でした!
「スタンドUPスタート」と「100話で心折れるスタートアップ」という2つの漫画を題材に、ベンチャー企業の現場で本当に役立つルールやマニュアルのあり方について掘り下げました。どちらの作品にも共通していたのは、現場のメンバーが自分ごととしてマニュアルやルールと向き合い、状況に応じて柔軟にアップデートしていく姿勢です。分厚い指示書や形だけのルールではなく、実際に現場で使われ、日々のトラブルや失敗から学びながら進化していく仕組みこそが、混乱の中でもチームを前進させる原動力になる…
また、ベンチャー企業では「誰とやるか」「どんな仲間とどんな現場を作るか」が成果以上に重視される場面も多く、投資家やマネジメント層からの信頼や期待が、時に大きなプレッシャーとなりつつも、メンバーの成長や挑戦の原動力になっていることも印象的です。こうした現場のリアルな空気感や、日々変化する状況に合わせて自分たちのルールを磨き続ける柔軟さが、ベンチャーらしい強さなのだと感じました。
漫画の臨場感ある作画やセリフ回しも相まって、読者は現場の緊張感や成長の瞬間、そして自分たちでつくる現場文化の大切さを追体験できます。ぜひ、今回のエピソードをヒントに、あなたの職場でもマニュアルやルールを「自分ごと」として見直し、日々の業務に活かしてみてください。
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