スマホでできるVTuber配信のやり方を解説する記事

スマホでできるVTuber配信のやり方を解説

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。 VTuberの配信を見るのを日々の楽しみにしている。VTuberを自作したこともあり。

ソフトウェアやアプリケーションが進化を続けていることで、誰でも簡単にVTuberとして活動できるようになりました。
さまざまな方法でVTuberになれる中で、最も手軽な方法に、スマホによるVTuber配信が挙げられます。
スマホでVTuber配信を始めることで、費用や準備工数を削減できます。

しかし、スマホでアバターを制作する方法や配信する方法がわからないという方も多いでしょう。
そこで、この記事ではVTuberをスマホで始めるメリットを紹介したのち、
スマホで出来るゲーム実況のやり方、セルフ受肉VTuberになる方法を解説します。

スマホでVTuber配信を始めるメリット

ここでは、スマホでVTuber配信を行うメリットをまとめました。

  • マイク・カメラなどの外部機器の準備がいらない。
  • アプリによっては、簡単にアバター制作からVTuber配信までを完結できるため、必要なノウハウ・スキルがほぼいらない。
    またイラスト制作〜モデリングといった工程が不要なため、アプリのインストールと設定のみで配信を開始できる。

このように、スマホでのVTuber配信はアプリの導入のみで開始できるため
「初期費用を抑えられる」「複雑な操作が不要」であり、初心者が手軽に始められるというメリットがあります。

スマホでできるゲーム実況配信のやり方

ゲーム配信機能があるVTuber配信アプリをインストールすることで、ゲーム実況を配信できます。
ここでは、ゲーム実況配信できるスマホアプリを紹介します。

この他にスマホでゲームの実況配信に利用するアプリを選ぶ際には、
「ゲーム配信に対応しているアプリか」「スマホの機種が対応しているか」などを確認したうえで利用しましょう。

Mirrativ(ミラティブ)

Mirrativ(ミラティブ)とは、スマホ上のあらゆる体験をソーシャル化するプラットフォームです。
画面指示に従い、数タップで配信できる気軽さから人気を得ています。
またエモモ機能により、アバターを自分好みにカスタマイズすることでVTuber配信を実現しました。
ゲーム実況画面にアバターを表示させて配信することが可能です。

対応端末 Android OS 9.0以上※一部のAndroid端末は、OSバージョンが対応していても非対応な場合あり
iOS iOS 16.0以上
非対応の端末 iPhone5S以下、iPadAir第一世代以下、iPad mini第二世代以下、iPad mini3以下

Mirrativ(ミラティブ)の公式ホームページ

REALITY(リアリティ)

REALITY(リアリティ)とは、世界63か国に対応しているライブ配信サービスです。
スマホ1台で誰でも簡単にアバターを作成できます。
また、ライブ配信では「ハート」「ギフト」「コメント」など視聴者から3つのアクションが表示される特徴があり、配信が盛り上がるように工夫されています。

ただし、ゲーム配信においては、これまでREALITY(リアリティ)内のゲーム機能から選んでプレイするしかありませんでした。
しかし2024年10月にOBS(配信アプリ)と「REALITY OBS Plugin」を使用することで、ゲーム実況配信が可能になりました。

対応端末 Android OS 9.0以上
iOS iOS 16.6以上

REALITY(リアリティ)の公式ホームページ

スマホでセルフ受肉VTuberになる方法

スマホでVTuber配信を始める場合に、自分のオリジナルイラストを使ってセルフ受肉VTuberとして活動できます。
ここでは、セルフ受肉VTuberについて解説します。

セルフ受肉VTuberとは?

セルフ受肉VTuberとは、VTuberモデルの制作(イラスト、モデリング)のすべてまたは一部を自分が行っているVTuberのことです。

そのため、セルフ受肉VTuberは制作に関するノウハウやスキルがある個人クリエイターやイラストレーターであることが一般的です。
代表的なセルフ受肉VTuberには、「しぐれうい」「なちょ猫」「甘狼このみ」などがいます。

自分でアバターを制作するメリットを、以下にまとめました。

  • イラスト制作やモデリングにかかる費用を抑えられる
  • 自分の理想のアバターを作り出せる
  • キャラクターの権利が自分にあるため、トラブルに巻き込まれる心配がない
  • 自身のノウハウやスキルを制作実績として公表できる

ただし、VTuber制作にはノウハウやスキルが必要であるため、誰でも簡単にセルフ受肉VTuberになれるわけではありません。
しっかりと勉強することが求められます。

またクリエイターに制作依頼すると新しいVTuberとして宣伝してもらえますが、セルフ受肉VTuberの場合には後ろ盾がない状態で活動を始めることが必要です。
そのため、根気や忍耐といった精神力が求められる可能性があることも理解しておきましょう。

イラストを使ってVTuberになれるアプリ

ここでは、1枚のイラストからVTuberになれるスマホアプリを紹介します。

IRIAM(イリアム)

IRIAM(イリアム)とは、自分のイラストを動かして「キャラクターになって配信できる」新感覚VTuberスマホアプリです。
用意したイラストをアップロードすることで、AIが自動で動作や表情を加えてくれます。
プレビュー機能があるため、配信前にキャラクターの動きを確認できることも特徴の一つです。

また用意されている「イラスト制作ガイド」では、きれいにイラストを動かすための髪型・目・口・頭身について具体例を紹介しながら解説されているため、はじめて利用する人も安心してイラストを制作できるでしょう。

基本仕様 画像サイズ 横2000px以下×縦4000px以下
画像形式 PNG(背景を透過したキャラのみの画像)
ファイルサイズ 20MB以下
解像度 350dpi(推奨)

IRIAM(イリアム)の公式ホームページ

17LIVE(イチナナ)

17LIVE(イチナナ)とは、世界で5000万ユーザーが楽しむライブ配信サービスです。
従来からあった「2D Vモード(Live2Dファイル)」「3D Vモード(VRMファイル)」に加えて、2024年4月に「イラストVモード」が追加されました。
イラストを1枚アップロードすることで、自動で動きを追加してくれます。

「イラストVモード」は、スマホアプリからのみ配信可能である点には注意が必要です。
また、推奨イラストの例やイラストを読み込むためのポイント、注意事項がまとめられているため、事前に公式ホームページを確認しましょう。

基本仕様 画像サイズ 横1000px~2000px×縦2000px~4000px
画像形式 PNG(背景を透過したキャラのみの画像)
ファイルサイズ 20MB以下
解像度 350dpi(推奨)

17LIVE(イチナナ)の公式ホームページ

YouTube・Twitchで配信するには

VTuber配信が可能なスマホアプリの場合には、アプリ内で配信する必要があります。
そのため、YouTube・Twitchで動くアバターを画面に表示しながら配信するには、パソコンを使用して配信しなければなりません。
その場合には、VTuberモデルを一から制作することが求められるため、スキルやノウハウ、費用がかかります。

「配信する媒体にこだわらず、まずVTuber活動を始めてみたい」という方であれば、
まずは初期コストの低いスマホでのVTuber配信から始め、
登録者数が増えてきた段階でYouTube・Twitchへ活動の場を広げいてくことも一つの手といえるでしょう。

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。