動画から静止画を自動で切り出したい!活用方法&便利ツールを解説

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

動画を視聴していて「もっとこのシーンをじっくり見たい」と思ったことはないでしょうか?

一時停止をすればしっかり画面を見られますが、そのシーンを静止画として保存しておきたいという場合は別のツールが必要です。
そのようなときに役立つのが、動画再生しながら自動で静止画を切り出せるサービスでしょう。

今回は動画から自動で画像を切り出したい人に向けて、静止画として切り出すと便利なシーンや、動画での活用方法、自動切り出しできるアプリ&フリーソフトをご紹介します。

こんなときに便利!

動画から静止画を切り出したいと思うのは、どのような場合でしょうか?
静止画の自動切り出しが便利に使えるシーンを3つご紹介します。

子供やペットなどの思い出に

赤ちゃんやペットといった動きのある被写体は、なかなかシャッターチャンスが定まりません。そのため動画から写真を切り出したほうが簡単です。
また、今だけしか撮れない赤ちゃんの表情などは一瞬で選定するのが難しいでしょう。
あとでじっくり視聴しながら選んだほうが納得のいくシーンをキャプチャーできます。

スポーツのベストショットに

スポーツでは激しい動きが多いため、最高の一瞬を写真におさめることが難しいです。集中力が必要なうえ、高い技術を要求されるでしょう。
しかし動画から静止画を切り出せば、簡単にベストショットを保存できます。
動画では見逃していた表情なども確認できておすすめです。

写真を撮りにくい場合に

状況的に写真を撮りにくい場合は、動画を撮影しておいて後で切り出すほうが楽かもしれません。
たとえば子供の運動会など動画撮影に忙しくて写真が撮れないときや、プレゼンや講習会といったシャッター音の響きやすいときは、動画からの静止画切り出しが役立ちます。

動画でも使える!さまざまな活用方法

動画を連続的な静止画像として書き出せば、さらにいろいろな方法に使えます。思い出の画像として保存するほかにも活用できるので、その方法を3つご紹介します。

GIFアニメーションを作る

切り出した静止画を使えば簡単にGIFアニメーションを作れます。
もともと動画だったものを連続的な静止画にしているので、スムーズな動きのアニメーションになるでしょう。
本格的な動画制作とは違いますが、これもある意味1つの動画です。

パラパラ漫画として再生する

連続的な静止画として編集&再生させることで、パラパラ漫画のような効果を出せます。パラパラ漫画風の動画を作りたいときや、動画の一部を面白く演出したいときにちょうど良いでしょう。
冗長になりがちなシーンを連続静止画で再生させれば、視聴者も退屈せず効果的かもしれません。

サムネイルを選定できる

連続静止画なら、細かい表情の変化もしっかり画像にできます。その中からサムネイル画像を選択するのも良いでしょう。
サムネイルは動画の顔ともいえるものなので、面白かったり気になったりするほうが視聴につながります。引きの強い画像を選定したいときは、連続静止画を活用するのがおすすめです。

スマートフォンでの切り出し方

スマートフォン

スマホを使って動画から静止画を切り出したい人に向けて、便利なアプリを2つご紹介します。手軽に作業したいという場合は、こちらのアプリをチェックしてみてください。

動画のコマを写真に 最高の瞬間を切り取る「MoviPic」

動画からお気に入りシーンの1コマを切り出して保存できるアプリです。
バーを動かすだけで簡単にコマを選択でき、画面を左右にスワイプすれば微調整も可能。「-」「+」で1コマずつ移動する機能も搭載されているので便利でしょう。

外部サイトへ:動画のコマを写真に 最高の瞬間を切り取る「MoviPic」

動画を写真にするアプリ「AfterShutter 4K」

動画から決定的瞬間を切り出せるカメラアプリです。
動画撮影後、視聴しながら気に入ったシーンを写真データとして保存できます。再生中にシャッターボタンを押すだけの簡単操作なので、難しい操作が苦手な人でも安心です。
やり直しは何度でも可能。撮影時にゆっくりカメラを動かすと切り出しやすく便利です。

外部サイトへ:動画を写真にするアプリ「AfterShutter 4K」

簡単スロー – 動画再生プレイヤー

撮影した動画の再生速度を自由に変えられるアプリで、4倍速~1/4スローまでの再生範囲に対応しています。
ボタンを長押しすればコマ送りも可能。動画を停止するときも指を離すだけなので簡単です。コマ送りしながら画像を抜き出せるため便利でしょう。
保存したベストショットはそのままSNSにアップできます。

外部サイトへ:簡単スロー – 動画再生プレイヤー

PCから使えるフリーソフト

PCを使って作業する場合はフリーソフトの利用が便利です。
静止画切り出し専用ではありませんが、その設定や機能を搭載しているソフトを2つご紹介します。

VLC media player

定番の動画再生ソフトで、動画ファイルから自動的に連続静止画をキャプチャーできます。一定間隔で画像を取り出せて便利です。
複数の動画を連続して実行はできませんが、動画を分割して繰り返せば問題ないでしょう。

ほとんどのファイル形式に対応しており、Windows、Linux、Mac OS X、Unix、iOS、Androidなど多彩なプラットフォームで実行できます。

外部サイトへ:VLC media player

GOM Player

こちらも定番の無料動画プレイヤーで、再生中の動画をスクリーンショットできる機能が搭載されています。
ショートカットでコマ送りし、静止画として切り出したい場面を探してクリック操作するだけでOK。
再生画面のスクリーンショットを保存するたびに自動コマ送りされるので、何枚かのスクリーンショットから簡単にベストショットを選べます。

外部サイトへ:GOM Player

まとめ

カメラで最高の一瞬を撮ろうとしてもなかなか難しいですが、アプリやソフトを使えば動画から手軽に静止画を切り出せます。
ベストショットを静止画として保存したいときやサムネイル選定したいときに便利でしょう。
連続静止画を活用すればパラパラ漫画風の動画も作れるため、制作する動画の幅も広がるかもしれません。

うまく静止画を切り出して、動画制作に役立てていきましょう!

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。