動画サイトで動画を視聴する際、一番初めに目に入るのがタイトル画面です。動画の種類によってタイトル画面の雰囲気は異なるものの、人気の動画にはそれなりの特徴があるようです。動画制作をするならより多くの人に作品を見てもらいたいものですが、どのようなタイトル画面を作れば視聴者に興味を持ってもらえるでしょうか?
今回は動画のタイトル画面を作成したい人に向けて、タイトル画面作成時のポイント、サムネイル画像の作成方法、編集におすすめのツールなどをご紹介します。
タイトル画面作成時の3つのポイント
動画のタイトル画面を作る際には、どんな点に注意すれば良いでしょうか?作成時の3つのポイントをご紹介します。
インパクトのある画像を使う
タイトル画面に使うサムネイル画像は、インパクトのあるものを使用するのがおすすめです。サムネイルをパッと見て興味をもつ人も多いので、まずは目に留まる画像を選択するようにしましょう。
伝えたいキーワードを盛り込む
サムネイル画像にキーワード(テキスト)を入れておくと、どんな内容の動画なのかわかりやすいです。インパクトのある画像がない場合でも、キーワードを使って視聴者を引き付けられます。言葉のチョイスによって興味を持ってもらえるかどうかが変わるので、なるべく引きが強いキーワードを使うと良いでしょう。
興味を引くタイトルをつける
動画サイトなどでは、タイトル画面のほかに動画タイトルが表示されます。サムネイル画像やキーワードがうまく刺さらない場合を考えて、視聴者の興味を引くタイトルをつけておくと良いでしょう。ただし内容とかけ離れたタイトルはNG。サムネイルにキーワードを入れない場合は、特にタイトルが重要です。
効果的なサムネイル画像の作り方
タイトル画面を作るには、まずサムネイル画像を用意する必要があります。どのようにすれば効果的なサムネイル画像を作れるのでしょうか?
顔出ししている場合は顔画像を使う
顔出しで動画投稿している場合は、サムネイルに顔を入れておくのがおすすめです。人間は人の目に引きつけられやすいため、カメラ目線にすると視聴者の目を引き付けやすくなります。
内容に合わせたカラーで印象づける
サムネイルの背景や文字の色を変えると、ほかの動画と簡単に差別化できます。動画内容に合わせてカラーを変えると印象深くなるでしょう。衝撃的な内容なら赤や黄色にするなど、色を使い分けるとわかりやすいです。
言葉は簡潔に、サイズは大きくする
サムネイルに載せるテロップのサイズは、適度な大きさにすると読みやすくて効果的です。文字が多いと必然的にフォントサイズが小さくなるため、内容は簡潔にまとめておきましょう。
タイトル画面作成に便利なスマホアプリ
動画のタイトル画面はスマホアプリでも作成できます。タイトル画面を作るのにおすすめのアプリをご紹介しますので、チェックしてみてください。
Canva
プロデザイナーによるテンプレートをもとに、ポスター、ロゴ、名刺、パンフレット、招待状、バナーなどを簡単に作成できる無料デザインアプリです。6万点以上のテンプレートが用意されているほか、100種類以上のフォント、300万点の無料素材(写真、イラスト)が利用できます。
SNSのヘッダーやフォトコラージュなどさまざまな用途に使用可能。スマホとPC両方で使えるため便利でしょう。
外部サイトへ:Canva
PocketVideo – かんたん動画編集
撮影から編集まで1つで完結させられる動画編集アプリです。最長10分までのHDビデオ編集が可能で、YouTube、Snapchat、Instagramなど、さまざまな動画サイトに対応しています。
タイトル作成のほか、音楽、テキスト、フィルターなど、多彩な編集機能を搭載。1タップするだけの簡単操作なので、初心者でも簡単に作業できるでしょう。
外部サイトへ:PocketVideo – かんたん動画編集
PCで使えるフリーソフト
パソコンでタイトル画面を作成する場合は、フリーソフトを利用するのが便利です。
ここでは、おすすめのソフトを2つご紹介します。
画像編集ソフト PictBear
使いやすいインターフェースの多機能ペイントアプリです。ブラシが充実しており、レイヤー機能の利用も可能。写真の合成やカラー変更など、レイヤー効果の組み合わせ次第で幅広い表現ができます。
開発終了のためサポート対象外ですが、ペイントソフトの利用経験がある人なら問題なく操作できるでしょう。動画編集はできませんが、サムネイル画像を作るのに便利です。
Windows対応。
外部サイトへ:画像編集ソフト PictBear
OpenShot 動画エディター
さまざまな機能が搭載された動画編集ソフトです。タイトルエディターを使うと、テンプレートから手軽にタイトル画面を作成できます。ビデオエフェクト、3Dアニメーション、スローモーション、タイムエフェクトなどの多彩な機能も搭載。オーディオファイルの波形を動画の一部として出力することも可能です。
シンプルなインターフェースで使いやすく、70以上の言語に対応しています。オンラインで翻訳も可能なので安心でしょう。
対応環境はLinux、Mac、Windowsと幅広いです。
外部サイトへ:OpenShot 動画エディター
まとめ
タイトル画面は動画の顔ともいえる部分で、その出来栄えにより視聴回数が左右されるといっても過言ではありません。もちろん動画の内容もしっかり作る必要がありますが、どんなにステキな作品でもタイトル画面に興味を持ってもらえなければ視聴の機会を逃してしまいます。
サムネイル画像やキーワードの選定、内容に合ったわかりやすいカラー使いなど、効果的なタイトル画面を作って、より多くの視聴者に動画を見てもらいましょう!