イラスト・素材はフリーだけじゃない。販売・購入も考えてみよう。

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

1.求めるイラスト・素材は意外と見つからない

インターネット全盛のいま、インターネットに存在しないものは、
この世に存在しないといっても過言ではありません。

これはイラスト・素材についても同じことがいえます。
例えば、『イラスト 素材』などでインターネット検索すれば、数多のフリーイラスト・フリー素材のサイトがヒットします。更にそのサイト内には、膨大な数のイラスト・素材がひしめいています。
一見すれば、選択肢が多くて良いことのように思えますが、果たしてそうでしょうか?

というのも、素材が多いということは、必要な素材を探すのに時間がかかることを意味しています。
キーワードで検索してみるのは常套手段ではありますが、関連する素材で埋め尽くされて、探しきれないこともあるはずです。

1-1.選択という苦悩

人の脳は、悩みたくない、選びたくない、簡潔な判断を下したいと考える性質を持っており、
選択するという行為にストレスを感じます。
素材が多い、選択肢が多いというのは、言い換えればストレス源が多いとも言えるのです。

素材を探すのは、最初こそ楽しいと感じるかもしれません。
しかし、いくら時間をかけても目当ての素材が見つからない場合、その感覚は苦しいものへと変わっていきます。
仕事の場合であれば、作業時間は限られています。
趣味の場合であっても、やりたいことは素材を探すことではなく、素材で物を作り上げることです。

素材が見つからなければ、時間は延々と経過し、ストレスが蓄積されます。
そんな過程を経て、素材を活用して物を作ることは、容易なことではありません。

1-2.解決策

そこで検討していただきたいのが、イラスト・素材を購入するという方法です。
ここで述べる「購入する方法」は、有料のイラスト・素材サイトを利用しろ、ということではありません。

あなたが欲するイラスト・素材を作ってもらい、それを購入しましょう。という提案です。
探すことで、ストレスを溜めるぐらいなら、作ったほうがはるかに快適ではないでしょうか。


2.「フリー・無料」以上のメリット

有料のイラスト・素材サイトの利用は、希少性の高い素材を活用できるというメリットがあります。
ですが、前述したように有料であっても、探す手間に関していえば、無料・フリーとの違いはありません。
同じように膨大な数のイラスト・素材があり、それはそのまま選択肢の多さを表しています。

2-1.素材を作ってもらおう

素材を作ってもらうということは、ピンポイントで求めているものが手に入るということでもあります。
オーダーメイドサービスにて、素材を作ってくれるのはイラストレーター・絵師と呼ばれるクリエイターです。
あなたはクリエイターに要望を伝えて、求めている素材をピンポイントで作ってもらうことになります。

クリエイターに作ってもらったイラスト・素材は、あなたの要望を反映した最適かつ独自性の高いものになります。素材サイトにて、大量に並べられている素材とは一線を画すものです。
その素材を元に作られた資料・記事・広告は、オリジナリティに溢れており、多くの人の目を引く作品になるはずです。

2-2.作るのには時間が必要

しかし、メリットばかりではない事にも目を向ける必要があります。
それは作成には「時間が必要」という点です。
従来の素材の集め方は、「既にある素材」を選ぶものでしたが、
依頼サービスを利用した素材の集め方は、「未だない素材」を手に入れるものです。

そのため作成時間については、クリエイターの能力に依存しています。

では、完成がいつになるかわからないじゃないか。
そう思われるのも当然ですが、依頼サービスでは納期を含めた詳細について、簡単に依頼することができます。
まとめにて後述しますが、あらかじめ素材が必要になるまでの期間をみておけば、依頼者側の要望に沿う形でクリエイターも対応できます。


3.イラスト・素材を作る側

イラスト・素材を作るという提案は、依頼者側にだけメリットがあることではありません。

むしろ、イラスト・素材を作る側、クリエイター側にこそ、大きなメリットがあります。
絵を描くことで生計を立てていきたい・趣味である絵描きを生活の基盤としていきたい、描いた絵を販売してみたい。そのようにお思いの方が世の中には多くいます。

3-1.知名度の壁

ですが、自営業(フリーランスの絵師)には様々な困難が伴います。
その最たるものとして、自身の宣伝、知名度といったものの獲得の難しさが挙げられます。

人は誰しも名の知れたものに引き寄せられる傾向があります。その理由は、人気のあるものはその時点で一定の品質が保証されているからです。人気のないものは、そもそもとして誰にも認知されていませんし、その品質も不透明なために、リスクを承知で手を出そうとは思わないのです。

そうなると、いくらスキルが高いクリエイターが依頼を募集したところで、それ自体に依頼者側が気付くことができないのです。

知名度を得る方法としては、自身のサイトを立ち上げる、イラストコミュニティサイトでイラストをアップロードしていき、界隈での認知度を上げるといった活動が思い浮かびます。

3-2.転ばぬ先の杖

その地道な活動は最低条件として必要なことです。
しかし、それだけではモチベーションや生活を維持していくのには不十分かもしれません。
クリエイター側からした SKIMAなどの個人依頼可能なサービスの利用はその一助になり得ます。

その理由の1つに、クリエイター側が積極的に宣伝広告を行わずともサービス内に依頼者が存在するため、
依頼が得られやすいことが挙げられます。
宣伝広告を省力化できる点は、様々に有利に働きます。省力できた時間・労力分をスキル向上に割くことができる。また目に見える依頼があることも精神的安心材料となります。

自営業(フリーランスの絵師)は、一度仕事が与えられても、その後も継続的に仕事がある保証はありません。
ですが、素材の作成依頼であれば、一度依頼があれば、その後も同じ依頼者が同じ絵柄を求めてのリピーターとなりやすい可能性を秘めています。素材を基にした製品は統一されてこそ見栄えするからです。
つまりは足りない素材があれば、また同じクリエイターへ依頼をしてくれる可能性があるのです。


4.まとめ

1.イラスト・素材が見つからなければ、いっそのこと作ってしまえば良い。

2.作るメリットには、苦悩からの解放・ピンポイントな素材入手・強烈なオリジナリティがある。

3.依頼サービスを利用したイラスト・素材の作成は、クリエイター側にも大きなメリットがある。

苦悩や不安を抱えたまま歩み続けるのは限度があります。
また暗闇の中を当て所なく進むのも非常に困難です。
依頼サービスの利用が、依頼者側・クリエイター側、双方の光明となればと考えます。

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。