Webデザイナーの仕事内容は?なり方・必要なスキルや資格などを徹底解説!

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maruri

現役フリーランスとして活躍中のマルチクリエイター。
主に、Webライター・イラストレーター・デザイナーとして活動している。

「Webデザイナーに興味はあるけど、具体的な仕事内容を知らない」
「資格を取るべきか悩んでいる」

WebデザイナーはWebサイトを作成する仕事であり、仕事にするためにはたくさんのスキルが必要です。とは言っても、しっかり勉強すれば独学でもWebデザイナーになれます。

本記事では、Webライターを仕事にするか悩んでいる方も、これから何をすべきかがすぐにわかるように、Webデザイナーの仕事内容・必要なスキル・資格の必要性・Webデザイナーになる方法について総合的にご紹介します。

【本記事を読むと分かること】

  • Webデザイナーの仕事内容
  • Webデザイナーに必要なスキル
  • Webデザイナーに必要な設備
  • Webデザイナーにおすすめの資格7選
  • Webデザイナーになる2つの方法

Webデザイナーの仕事内容とは

本章では、Webデザイナーが実際に何をしているのか見てみましょう。

Webデザイナーの役割

Webデザイナーは、その名の通りWebサイトをデザインする役割です。
クライアントからの要求を的確にくみ取り、美しいデザインや機能的な構成でWebサイトを作ります。

Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーはデザインすることだけが仕事ではありません。大きく分けて以下7つの工程を経て納品します。

  1. ヒアリング
  2. 調査・分析
  3. サイト設計
  4. レイアウト設計
  5. デザイン
  6. コーディング
  7. 納品前チェック

それぞれの工程を下記で詳しくみていきましょう。

1.ヒアリング

クライアントから「どんなWebサイトにしたいか」情報を聞き取ります。
要望を理解して最適なWebサイトを作るため、最初にして最重要の工程です。

2. 調査・分析

競合他社を調査し、最低限必要な情報・構成の作り方・他社との差別化の方法を分析します。

3. サイト設計

競合分析で得た情報も参考にして、コンセプトや構成を作ります。

Webサイトは見た目の魅力だけでなく、操作性のよさを求められるため、多角的な視点での設計が求められます。

4. レイアウト設計

掲載するコンテンツを決め、レイアウト設計を行ないます。他社と差別化するにはどこにキャッチコピーを置くべきか・何色を使うかなど、詳細を決定します。

5. デザイン

上記の戦略に基づいて、いよいよデザイン開始です。「Illustrator」や「Photoshop」などのグラフィックソフトを用いて、具体的なイメージを決めながら進めます。

  • カラー
  • レイアウト
  • 写真の加工
  • フォント

上記のような要素を組み立て、魅力的なビジュアルを制作します。

近年ではスマートフォンでの閲覧が増加しているため、モバイル端末に最適化したデザインを作ることが多いです。

6. コーディング

クライアントにデザインの合意が取れたら、HTML、CSS、JavaScriptなどのWebサイトを構成する言語を使って、コーディングを行います。

  • HTML:文章や画像を表示
  • CSS:フォント・サイズ・配置・色を指定
  • JavaScript:動きを表現

コーディングの詳細には後ほど解説します。

7. 納品前チェック

納品前には、Webサイトの隅々までミスがないかチェックしましょう。

  • スペルミスはないか
  • コーディングにミスはないか
  • リンク切れはないか
  • エラーページはないか
  • キーワードが設定されているか

上記の例は、チェック項目のごく一部です。責任を持って納品できるよう丁寧にチェックします。

Webデザイナーのやりがいって何?

Webデザイナーのやりがいは、自分が考えたアイデア通りのWebサイトを作れることです。自分が生み出したWebサイトでクライアント・ユーザーが満足してくれたときの達成感は計りしれません。

他にも、常に新しいデザインを吸収できる環境もやりがいの1つです。Webデザインにも時代によってトレンドがあるため、そのトレンドを取り入れたり、ときには自分がトレンドを作ったりと、常に最新のデザインを追求できるのもWebデザイナーの仕事の魅力です。

Webデザイナーに必要なスキル

Webデザイナーに必要なスキルは、主に以下の6つです。

  1. 【技術系】グラフィック
  2. 【技術系】コーディング
  3. 【技術系】プログラミング
  4. 【技術系】Webマーケティング・企画
  5. 【その他】ヒアリング・コミュニケーション能力
  6. 【その他】ディレクション・マネジメント

下記で掘り下げて解説します。

1.【技術系】グラフィック

Webデザイナーとして活動するうえで、グラフィックスキルは欠かせません。グラフィックスキルさらに細かく分けると以下の2つが挙げられます。

  • 写真や図形の編集・イラスト制作
  • UI・UXの知識

写真や図形の編集・イラスト制作

Webサイトには写真や図形・画像の掲載が欠かせません。Webサイトの魅力を上げるために、写真や図形・画像をどう編集するかがとても重要です。

ときには、イラストを描く場合もあります。イラスト制作は必須のスキルではないものの、描ければ、Webデザイナーとして仕事の幅が広がります。

UI・UXの知識

UI(=User Interface):ユーザーが操作する画面
(例)ボタンがクリックしやすい。
   文字を入力しやすい。など  

UX(=User Experience):ユーザーがサービスを通じて得られる体験
(例)質問への対応が良かった。
   購入後のサポートが手厚い。など

UIが快適であれば、サイトを利用するユーザーはストレスなく利用できるため、結果的にUXの評価も高まります。よりユーザーの体験満足度を高めるため、UIのデザイン性が求められるのです。

2.【技術系】コーディング

Webデザイナーになるなら、コーディングスキルはぜひ持っておきたいです。デザイナーと分業している会社もありますが、できるに越したことはありません。

前述した通り、コーディングはWebサイトを構成する言語です。1文字でも間違えると表示が乱れるため、慎重に取り組まなければなりません。

最初から広く深く学ぶのではなく、少しずつ身につけていくとよいでしょう。

コードの種類コードの特徴
HTML・Webサイトの基礎となる重要な言語
・初心者でも比較的理解しやすい
CSSHTMLで作ったものを元にして、レイアウトやデザインを加える
JavaScript・アニメーション・ポップアップなど、機能を拡充できる
・Webサイトの表現を膨らませ、より魅力的に仕上げられる

3.【技術系】プログラミング

プログラミングは Web サイトのクオリティを上げるために行います。

Web デザイナーがプログラミングの技術を身につけておくと、エンジニアとの連携がとりやすくなります。

 プログラミングの特徴プログラミングの例
PHPアクセスしたタイミングや状況によって表示内容を変えられる買い物かごに入れた商品の数によって、注文確認画面の内容が変わる
Rubyアプリ開発・Webサービス制作・データ管理などが可能ユーザーが入力したIDとパスワードを正しいか判断する

4.【技術系】Webマーケティング・企画

Webデザイナーにはマーケティングや企画のスキルが必要です。

例えば、
「ターゲットはどこに絞るべきか」
「どのようなWebサイトを作ればどれだけアクセス増が見込めるのか」

上記のように多くの企業が悩んでいる内容に対し、マーケティングの知識で答えられれば、Webサイト制作を一連で任せられるWeb担当者として活躍できます。

Webサイトが飽和している現在では、もはやおしゃれなデザインだけでは集客できません。ユーザー視点でものを考え、ユーザーの満足度を高めるために持っておきたいスキルです。

5.【その他】ヒアリング・コミュニケーション能力

クライアントの会話の中から、クライアント側の本質的な悩み・問題点を抽出するために、ヒアリング能力は必須です。お互いのイメージを共有するためのコミュニケーション能力も必要になります。

例えば、クライアントに「かっこいいイメージで」と依頼されても「モノトーンでスタイリッシュ」なのか「アメリカン風に」なのかは、実際に深掘りして話してみないとわかりませんよね。

クライアントと円滑にやりとりを進めるために、ヒアリング・コミュニケーション能力をつけましょう。

6.【その他】ディレクション・マネジメント

クライアントから指定された納期に間に合わせて計画的に仕事を進めるためには、ディレクション・マネジメント力が必要になります。

「いつ・何を決めるのか」「何日までにどの工程を終わらせるのか」業務と時間を管理しましょう。特に、個人で活動したいなら一人で作業を進めるうえで必須のスキルです。

Webデザイナーに必要なツール

Webデザイナーなら持っておきたいツールは以下の3つです。

  • パソコン
  • グラフィックソフト
  • テキストエディタ

自分のスキルや仕事の環境にあわせて整えてください。

パソコン

Webデザイナーにはパソコンが必須です。「Mac」か「Windows」か、悩んでいる声をよく聞きますが、どちらでも問題ありません。

ただ、金銭的に余裕があれば「Mac」がおすすめです。なぜならば、現役のWebデザイナーにMacの使用者が多く、双方にデザインデータを受け渡しやすかったり、デザイナーがよく使うフォント「ヒラギノゴシック」が最初から搭載されていたりするからです。

備えておきたいパソコンのスペックは以下の通りです。

機能スペック特徴
メモリ16GB以上同時に複数のアプリケーションを立ち上げても問題なく作業できる。
CPUCORE i5以上人間でいう脳のこと。処理能力が高く、仕事を早く進められる。
ストレージSSD 512GB以上大量のデータを保存できる。
画面サイズ15インチ以上表示面積を大きめに確保する。

グラフィックソフト

パソコンを用意したら、次に必要なのはグラフィックソフトです。
Webデザイナーが使用する、代表的なソフトを3つ紹介します。

ソフト特徴
Photoshop
(フォトショップ)
・画像処理・加工・補正に使用する
・画像の合成
・グラデーション
・色調補正など、細かい設定ができる
Illustrator
(イラストレーター)
・ペンツールで絵を描いたり、テキストや図形に細かくデザインしたりできる
・自由度が高く正確で、オリジナルロゴの制作にも使われる
AdobeXD・画像・文字・アニメーションなどを直感で編集できる
・コーディングでは複雑になってしまうデザインも簡単に制作可能

テキストエディタ

テキストエディタは、コーディングに使用します。コーディング作業でサポートを受けられ、整形・プレビュー・関数の表示などがわかりやすく表示されるため、初心者にもおすすめです。

未経験でも利用しやすいテキストエディタを3つ紹介します。

ソフト特徴
TeraPadWindows用の無料で使えるテキストエディタ。
余計な機能がなく、非常にシンプルなので初心者でも使いやすい。
CotEditorMac用のテキストエディタ。
シンプルで使いやすさに特化している。
AtomHTMLだけでなく、プログラミング言語にも対応している。
用途に応じて使いやすいようにカスタマイズできる。

Webデザイナーに資格は必要なのか

結論からいえば、Webデザイナーとして働くうえで資格は必要ありません。実務未経験でもWebデザイナーとして採用されるケースもあります。

一方で、採用選考では実務経験を問われることが多いです。

もしあなたに実務経験がないのなら、その代わりにスキルを証明できる資格を取って強みにしましょう。資格取得の過程でさまざまな知識を身につけられるため、即戦力と判断される可能性が上がりますよ。

Webデザイナーにおすすめの資格7選

資格取得は必須ではないとはいえ、持っておくと評価されることは間違いありません。

本章では7つの資格を紹介します。

  1. ウェブデザイン技能検定
  2. Webデザイナー検定
  3. Webクリエイター能力認定試験
  4. ITパスポート
  5. マルチメディア検定
  6. Photoshopクリエイター能力認定試験
  7. Illustratorクリエイター能力認定試験

必要だと思う資格があれば、ぜひチャレンジしてくださいね。

1.ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、関連国際標準規格などに基づきWebデザインに関する知識・技能・実務能力が問われる、業界唯一の国家検定制度です。

【受験をおすすめする人】

  • Webデザインの仕事に就きたい人
  • Webサイトを運営したい人

試験概要は以下の通りです。

 試験形式試験日程合格基準
1級・学科90分
・実技180分
・ペーパー実技60分
学科:年に1回
実技:年に1回(学科試験合格者のみ)
正解率70%以上
2級・学科60分
・実技120分
年に4回正解率70%以上
3級・学科45分
・実技60分
年に4回正解率70%以上

詳しくはこちらから

2.Webデザイナー検定

Webサイトのデザインに必要なビジュアルデザイン・色彩・情報アーキテクチャーなどの幅広い知識を、偏りなく習得できる資格試験です。

【受験をおすすめする人】

  • これからWebデザイナーを目指す人
  • Webデザイナーとしての知識を確認・証明したい人

試験概要は以下の通りです。

試験形式CBT方式(コンピューター画面で解答)
試験時間90分
合格基準正解率70%以上
受験資格誰でも受験可能

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3.Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、CSSによるレイアウト指定を重視した試験です。近年の流れであるユニバーサルデザインを考慮し、利便性・汎用性の高いWebサイトを作るための試験ともいえます。

簡単なプログラミング・デザインについて問われる入門資格として受験者が増えています。

【受験をおすすめする人】

  • 未経験でWebライターを目指す人
  • 初心者で、資格をひとつ持っておきたい人

試験概要は以下の通りです。

 試験形式合格基準
エキスパート知識問題:20分  知識・実技問題の合計得点において得点率65%以上
実技問題
・テキストエディタ:110分
・Webページ作成ソフト:90分
スタンダード実技問題
・テキストエディタ:70分
・Webページ作成ソフト:60分
得点率65%以上

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4.ITパスポート

ITパスポートは、ITに関わる基礎知識を身につけていることを証明する国家資格です。IT化が進む現代の社会人にとっては、職種を問わず求められる知識であり、比較的取得しやすい国家資格として人気があります。

【受験をおすすめする人】

  • これから就活を迎える学生
  • パソコンを使用する仕事をしている社会人

試験概要は以下の通りです。

試験形式CBT方式(コンピューター画面で解答)
試験時間120分
合格基準総合評価:600点以上
なおかつ ストラテジ系:300点以上
マネジメント系:300点以上
テクノロジ系:300点以上
受験資格誰でも受験可能

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5.マルチメディア検定

マルチメディアとは、文字や静止画、動画、音声などの媒体を使用して情報を取り扱うメディアのこと。

マルチメディア検定では、上記のようなメディアを使用したWebサイトについての知識と技能を測定する検定試験です。

【受験をおすすめする人】

  • 情報リテラシーを身につけておきたい人
  • エンジニアとしても活躍したい人

試験概要は以下の通りです。

 試験形式試験日程合格基準
ベーシックマークシート:60分年に2回70点以上
エキスパートマークシート:80分年に2回70点以上

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6.Photoshopクリエイター能力認定試験

Photoshopクリエイター能力認定試験は、Webデザイナーに必須のPhotoshopを用いて、作品を作り上げる表現力・画像ファイルの作成などコンテンツ制作力をはかる試験です。

【受験をおすすめする人】

  • Web業界に就職・転職を目指す人
  • フリーランスとして活動している人

試験概要は以下の通りです。

 試験形式合格基準
スタンダード実技:40分
実践:90分
実技問題の得点率65% 以上で、かつ実践問題の得点率70% 以上
エキスパート知識・実技:50分
実践:90分
知識問題・実技問題の得点率65% 以上で、かつ実践問題の得点率70% 以上

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7.Illustratorクリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力認定試験は、イラスト制作に欠かせないソフト、Illustratorの活用能力を測定・評価する資格試験です。

Webデザインパーツの作成や、作品を作り上げる表現力などコンテンツ制作に関するスキルを認定します。

【受験をおすすめする人】

  • イラスト制作の力を証明したい人
  • Webデザインの知識を効率的に学びたい人

試験概要は以下の通りです。

 試験形式合格基準
スタンダード実技:40分
実践:90分
実技問題の得点率65% 以上で、かつ実践問題の得点率70% 以上
エキスパート知識・実技:50分
実践:90分
知識問題・実技問題の得点率65% 以上で、かつ実践問題の得点率70% 以上

詳しくはこちらから

資格を取らずに活躍したいなら

Webデザイナーにおすすめの資格を紹介しましたが、さまざまな事情で資格の取得が難しい方もいるでしょう。

そこで、資格がなくてもWebデザイナーとして活躍する3つの方法を紹介します。

  1. 独学でスキルを身につける
  2. 学校や通信講座で体系的に学ぶ
  3. 実績を積む

下記で詳しく解説します。

1.   独学でスキルを身につける

前述したグラフィックソフトやテキストエディタなどの使い方は、独学でも習得が可能です。Webサイトや動画を参考にすれば、お金をかけずに学習できますよ。

プログラミング言語も同様で、初心者でも取り組みやすい教材が多くあります。自分の努力次第で、資格がなくても仕事に取り組めるようになるでしょう。

2. 学校や通信講座で体系的に学ぶ

独学でWebデザインを勉強していると情報が偏ってしまう可能性がありますが、学校や通信講座なら体系的に学習できます。

基礎から知識を得られるので、確実にステップアップが可能。つまずきやすいポイントがあれば先生に質問でき、学習のスピードも上がりますよ。

3.   実績を積む

資格がなくても、経験がある人は重宝されます。

Web制作会社で経験を積んだり、クラウドソーシングで受注実績を積んだり、方法はさまざまです。実力が重視される業界であるため、しっかり経験を身につけておきましょう。

Webデザイナーに向いているのはどんな人?

「デザイン」「IT」に知識がある人や、幅広い分野への興味・学習意欲・対応力を持っている人がWebデザイナーに向いていると言えます。

「デザイン」「IT」の知識は最低限必要ですが、コーディングやプログラミングの習得が必要になる可能性もあるため、幅広い分野への興味や学習意欲が必要となってくるからです。

勉強に時間をかけられる人は、Webデザイナーとしても躍進していけるでしょう。

Webデザイナーになる方法は2つ!働く方法をご紹介

本格的にWebデザイナーとして仕事をしたいなら、働ける場所を探しましょう。

  • Webデザインの会社に就職する
  • フリーランスのWebデザイナーとして活動する
  • 【ちなみに】未経験でもWebデザイナーになれる?

本章では、働く場所2選と、未経験でも仕事を受ける方法を紹介します。

Webデザインの会社に就職する

Webデザイナーとして王道なのは、Webデザインの会社に就職する方法です。

会社の種類は主に以下の4つです。

  1. Web制作会社
  2. 広告代理店
  3. 印刷・デザイン会社のWeb部門
  4. 事業会社のWEB部門

それぞれの仕事の内容や特徴をご紹介します。

Web制作会社

Webデザイナーが働く、代表的な例がWeb制作会社です。経験を積めば、WebディレクターやWebプロデューサーになれるチャンスもありますよ。

【仕事の特徴】

  • 規模が大きい会社:デザインのみ・コーディングのみ、と専門的になる
  • 中小規模の会社:デザイン・コーディングなど一人で幅広く行なう

広告代理店

Webデザイナー求人が多いのが広告代理店。仕事内容は会社によってさまざまです。

【仕事の特徴】

  • 企業マーケティングに特化した仕事
  • 他部署と連携する機会が多いので、コミュニケーション能力が必要

印刷・デザイン会社のWeb部門

印刷・デザイン会社でもWebデザイナーの求人が出ています。Webデザインだけでなく幅広い仕事を手がける傾向があるので、手広く働きたい人におすすめです。

【仕事の特徴】

  • 主に販促の業務を担う
  • Webデザインだけでなく、フライヤー・チラシなどの制作に関わる可能性も

事業会社のWEB部門

Web業界ではない、事業会社で働く方法もあります。自社のWebサイト・オウンドメディアの運用が主な仕事で、じっくり制作に関われるのが特徴です。

【仕事の特徴】

  • クライアントから依頼を受けないので、じっくり制作できる
  • 企画やマーケティングに携わる可能性も

フリーランスのWebデザイナーとして活動する

Webデザイナーには、独立して活動する人も多数います。

以下では、フリーランスとして仕事を受ける方法を紹介します。

ポートフォリオサイトを制作する

過去の経験・実績をまとめてポートフォリオサイトを作成し、営業活動やクラウドソーシングサイトに掲載します。

デザインスキルだけでなく、企画力・ライティング・分析など自分の得意なスキルを盛り込んでおくと「いろいろな仕事を任せられそう」と印象づけられますよ。

クラウドソーシングに登録する

クラウドソーシングサイトは、Webデザイナーを探している人とあなたをマッチングさせるサイトです。

クラウドソーシングの例は以下の通りです。

サイト名ランサーズクラウドワークス
登録者数129万人以上480万人
Webデザイナーの募集14,000件以上11,000件以上
おすすめポイント・日本最大級のクラウドソーシングサイト
・サポート体制があるので、初心者でも使いやすい
・「コーディングだけ」「デザインだけ」など、自分の専門分野に絞れる
・企業案件に募集できる
手数料契約金額 (税込) の16.5%契約金額 (税込) の5%〜20%
おすすめする人経験を積みたい初心者
 ランサーズを使ってみるクラウドワークスを使ってみる

クラウドソーシングは手数料が高いため初心者が経験を積む場として活用し、長く稼ぎ続けたい人は企業に直接営業して、報酬アップを目指すとよいですよ。

【ちなみに】未経験でもWebデザイナーになれる?

実務が未経験でも、前述したポートフォリオを制作していれば就職・転職・仕事の受注は可能です。

しかし、求人サイトの募集要項を見ると「実務経験必須」の会社も少なくありません。

クラウドソーシングや、アルバイトをするなどして、少しずつでも実務経験を積んでおくと有利ですよ。

年収はどのくらい?

Webデザイナーの年収は、契約状態にもよりますが平均して300〜400万円程度です。

年収アップを目指すなら、プログラミングや検索エンジンへの最適化を行なうSEO対策の技術を磨くのもひとつの方法です。

経験を積んでWebディレクターやWebプロデューサーへスキルアップすれば、大幅な年収アップも期待できます。

Webデザイナーに将来性はある?

現在、Web業界はますます拡大しているので、Webデザイナーの需要も高まっています。

プログラミングやコンテンツ制作に関わる機会もあるため、プログラマーやWebライターのスキルも身につけておけば、さらに重宝される人材になれます。

将来のことを心配せずに働くため、常に学習の気持ちを忘れないようにしましょう。

【さいごに】Webデザイナーをお探しなら「cone」へ

出典:cone

Webデザイナーのスキルを身につけるのには時間がかかります。育成を待つ暇がなく、早急にWebデザイナーが必要ならぜひ「cone」へ。coneに在籍するWebデザイナーと、依頼者(あなた)とのマッチングをサポートします。

  • 個人のWebデザイナーへの制作依頼ができる
  • 希望条件に応じてWebデザイナーを検索できるので、業者を探す手間が省ける
  • 紹介手数料がかからず、価格が抑えられる
  • 有名企業や代理店との実績が100社以上ある安心できるサービス

coneはWebデザイナーを探している方の費用と手間を削減し、外注に関するストレスが少なくなるよう支援しています。

Webサイト制作を外注したいとお考えの方はぜひ利用をご検討ください。

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。