「SNSのアイコンを作成したいけど、どうしたら良いのか分からない」
「VTuber用のキャラデザインをお願いしたいけど、誰に頼めば良いんだろう」
イラストを依頼したいと思っているあなたは、上記のようにお悩みなのではないでしょうか。
結論から言うと、イラストを依頼する際には知っておくべき流れがあり、この流れを押さえておくことで気持ちよく取引ができます。
そこで、本記事では以下について解説します。
- イラストの依頼をしたいときの流れ
- イラストの依頼を受けたときの流れ
- 具体的にどのような媒体でイラストを依頼する?
- イラストを依頼するときの価格帯
- おすすめのイラストレーター10選
記事の内容を参考にすることで、イラスト依頼に関する不安を解消し、安心して依頼ができるようになるはずです。
イラスト依頼の流れとは?まずは手順を確認しよう!
イラスト依頼の際には、基本的な流れがありますので確認しておきましょう。
流れをしっかり理解することで、安心してイラストを依頼できます。
イラスト依頼の基本的な流れは、次の通りです。
- 依頼・問い合わせをしよう
- 見積もりをだしてもらおう
- どこに依頼するか精査しよう
- 具体的な依頼内容を共有しよう
- スケジュールを設定しよう
- ラフ画・下絵を確認しよう
- 完成画を確認しよう
- 初稿納品・調整をしてすり合わせしよう
- 納品物を確認して終了!
詳しく見ていきましょう!
依頼・問い合わせをしよう
まずは、依頼したいイラスト制作会社やイラストレーターにイラスト制作について問い合わせをします。
具体的には、ホームページの問い合わせフォームやSNSのDM、クラウドソーシングサイトのメッセージなどを経由し、依頼したい相手に連絡をとりましょう。
ほとんどの場合、依頼先から知りたい情報の指示がありますが、ない場合には以下のような内容をまとめて送ることをおすすめします。
- イラストの使用目的
- イラストのイメージ
- イラストの形式、サイズ、枚数
- 希望納期
- 予算(概算)
最低限、以上の項目を共有しておくことで、スムーズに依頼を進めていくことができるでしょう。
見積もりをだしてもらおう
イラストの制作内容が決定したら、制作にかかる見積もりをだしてもらいましょう。
基本的に、依頼先が提示している予算と、あなたが依頼メールで送信した内容を踏まえて見積もりは決定します。
依頼するイラスト枚数やサイズ・難易度などによっても金額が変動するので、まずは見積もりをだしてもらってから決定しましょう。また、ギリギリの納期を指定すると、スケジュール組みが難しくなり、依頼を受け付けてもらえない場合もあります。イラストの依頼は、納期に余裕をもってするようにしましょう。
また「絶対にこの人に依頼したい!」という人がいる場合は依頼先をひとつに絞ってもよいですが、複数のイラストレーターに見積もりを提示してもらうと、客観的に料金を比較・検討しやすくなります。
どこに依頼するか精査しよう
依頼先に見積もりを提示してもらったら、最終的にどの依頼先にイラストの作成をお願いするか決めましょう。精査の際は、以下のポイントを確認してみてください。
- 依頼にかかる費用はいくらか
- 依頼内容が反映されているかどうか
- 納期などは納得できるかどうか
なかには、イラストの背景は別料金になったり、修正の回数によって有料になったりする場合もあります。オプション料金を加味した料金総額は必ず確認しましょう。
具体的な依頼内容を共有しよう
依頼するイラストレーターを決めたら、イラストの具体的な内容を決めていきます。ほとんどの場合、依頼先が必要な情報をヒアリングしてくれますが、依頼側も前もって準備しておくと安心です。
たとえば、キャラのイラストを依頼するのであれば、以下のようなことをまとめておくと伝わりやすくなります。
- モチーフ
- 配色や絵柄のテイスト
- 髪型
- 髪色
- ポーズ
- 背景の有無
- 小物の有無
- 性別
- 服装
以上のように、メールの文面だけでは伝わりづらい細かな点を共有しすり合わせていきます。
すでにあなたに希望のイメージがある場合には、参考画像やイラストを使用する媒体、シチュエーションを共有しましょう。より伝わりやすく、要望に近いイラストを制作してもらえるはずです。
スケジュールを設定しよう
イラストを納品するまでのスケジュールは把握しておくことをおすすめします。ラフや完成画など、それぞれの工程ごとに目安の完了日時を決めておくと、進捗確認がしやすくなるからです。
ただし、ギリギリのスケジュールで依頼してしまうと、修正が間に合わずに納得のいく仕上がりにならなかったり、依頼を断られたりする可能性が高まります。ある程度、余裕を持ったスケジュールでイラストを依頼するようにしましょう。
ラフ画・下絵を確認しよう
ラフや下絵は、イラストの「設計図」のような役割を果たします。
ラフを確認することで、大まかな雰囲気や構図、色味などを確認できるので、よくチェックしておきましょう。
ラフの時点で方向性の修正をしておくことで、あとあとになって大きな修正をせずにすみ、スムーズなやりとりにもつながります。
イラストレーターによっては、数パターンのラフ画の中からイメージに近いものを選択させてくれることもあります。もしも、複数のパターンを見てみたい場合には、ヒアリングやスケジュール設定の段階で確認することをおすすめします。
完成画を確認しよう
ラフや下絵を確認した後は、イラストの完成画の作成に入ります。
完成画とは、下絵に実際に着色し、陰影をつけたイラストです。
依頼先にもよりますが、この段階では以下のような修正や調整をすることが可能です。
- 色を少し変えたい
- 角度を変えたい
以上のような微妙な修正は、対応可能な場合が多いです。
一方で、ラフや下絵の段階で決めたコンセプト部分の修正は、この段階では難しい場合が多くなります。
納品物を確認して終了!
イラストの修正が不要な状態になれば、イラストレーターからイラストが納品され取引は終了となります。
このとき、納品されたイラストは、納品されたファイルをきちんと開き、最新の状態になっているか、納品形式なども含めて最終チェックをしておきましょう。
【準備が重要!】イラスト依頼前にチェックするべき6つのポイント
イラストを依頼するときには、事前の準備が大切になります。依頼先から、どのようなイラストを希望するのかなどのヒアリングがある場合がほとんどですが、スムーズにやりとりをするためにも、事前にどのようなイラストを依頼したいと思っているのか情報はまとめておきましょう。
以下のような情報をまとめておくとスムーズになります。
- イラストを見せたいターゲットをきめよう
- イラストの目的を明確にしよう
- イラストの雰囲気や方向性を定めよう
- サイズ・枚数を確認しておこう
- 希望するイラストの特徴をまとめておこう
- 参考画像を共有しておくとさらに安心!
イラストの希望イメージを共有することは、とても難しいものです。
「かっこいい」といった表現ひとつとっても、どのようなものを「かっこいい」と感じるかは人によって異なるからです。
言葉でのコミュニケーションは認識がズレてしまうことが多くあります。そのため、以上のような項目を共有しすり合わせしておくことで、ズレを少なくすることが大切です。
ターゲットをきめよう
イラストを見せたい人(ターゲット)のイメージをあらかじめ決めておきましょう。見せたい人によっても、好むイラストが異なるからです。
たとえば、SNS運用のためにアイコンを作成する必要があるなら、以下のようなことについて注目してみましょう。
- 年代
- 性別
- 悩み
- 好きなもの
- 嫌いなもの
以上のように、ターゲット像を事前に明確にしておくことで、よりターゲットに刺さるイラストを依頼できます。
イラストの目的を明確にしよう
依頼をする前に、イラストの使用目的は明確にしておきましょう。たとえば、以下のような用途が考えられるかもしれません。
- Webサイトのアイコン
- SNSのアイコン
- チラシ
- ポスター
- 雑誌
- 看板
- 挿絵
どんな用途・場所で使うのかによってイラストで強調するべきものやデータ形式などが変わってきます。イラストを依頼する前に、掲載する目的は必ず伝えておきましょう。
イラストの雰囲気や方向性を定めよう
イラスト依頼では、事前にイラストの雰囲気や方向性は決めておきましょう。たとえば、シンプル・かわいい・かっこいいなどといった雰囲気や、デフォルメ、リアル・アイコン・漫画風など、タッチの方向性を決めておくとイメージとの相違を少なくできます。
まあなたが求めるイラストを依頼先が表現できるかどうかも、依頼前に事前にチェックしておくと手戻りが少なくなります。
サイズ・枚数を確認しておこう
イラスト依頼のときには、必要なサイズと枚数は必ず確認しておきましょう。イラストの制作を始めてしまうとその後のサイズ変更が難しく、サイズや枚数によって制作料金が異なるからです。
イラストのサイズは、SNSのアイコンに合わせたサイズや壁紙サイズなど、用途によってもまったく異なります。必ず事前に伝えなくてはいけない項目になるため、しっかり確認しておきましょう。
希望するイラストの特徴をまとめておこう
もし、あなたがキャラクターのイラストを依頼するなら、キャラクターの特徴やイメージを共有できるようにまとめておきましょう。
たとえば、以下の点をチェックしておきましょう。
- 目
- 髪
- 肌のカラー、
- 髪型
- 服装
- イメージカラー
以上のような点を伝えると、イラストレーターにもあなたの求めるキャラクター像が一層伝わりやすくなり、完成イメージも明確になっていきます。
参考画像を共有しておくと安心!
依頼するイラストのイメージをより正確に共有したいなら、ぜひ参考画像をイラストレーターに共有しましょう。1枚だけでなく、イメージに近いキャラクターの画像や雰囲気を複数枚用意することで、より希望のイメージに近づけやすくなるはずです。
参考になる画像を探したいときは、Googleの画像検索がおすすめです。たとえば、かわいい動物のキャラクターがほしいのであれば「キャラクター かわいい」などで画像検索してみると、イラストがたくさん表示されます。
ほかにも「ツール」などを使用すると色や種類で検索結果を絞り込めます。ツールを活用すれば、よりイメージに近いものを探しだせるようになるはずです。
イラストの依頼先候補は5つ!メリット・デメリットは?
イラストを依頼するときに、依頼先として考えられる候補は5つあります。
- プロのイラストレーターに依頼する場合
- スキルマーケットで依頼する場合
- クラウドソーシングで依頼する場合
- SNSで依頼する場合
- イラスト制作会社に依頼する場合
ほしいイラストの種類によっても、適した依頼先は異なります。それぞれにメリットとデメリットもあるので、ぜひ確認してから依頼をしてみてください。
プロのイラストレーターに依頼する場合
プロのイラストレーターに個別にイラストを依頼する場合は、イラストレーター本人のSNSやWebサイト、問い合わせフォームなどからコンタクトをとりましょう。
プロのイラストレーターに依頼する際のメリット・デメリットは以下です。
〇イラストの仕上がりの品質や独創性にこだわりたい
〇本の表紙やメインビジュアルに使用する
X人気イラストレーターの場合、費用が高額になる
X早くイラストがほしい場合には不向き
イラストレーターの知名度や忙しさによっても条件は大きく異なります。気になる場合はまず問い合わせをしてみましょう。
スキルマーケットで依頼する場合
スキルマーケットは、得意なことやスキル、知識を売買するサービスです。たとえば、ココナラやSKIMAなどのサイトがあげられます。
スキルマーケットでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下です。
〇プロからアマチュアまで、さまざまなイラストレーターが依頼を募集している
〇比較的費用を安く抑えることができる
Xイメージと異なるイラストが納品される場合がある
X途中で連絡が取れなくなったりなどのトラブルがある場合もある
さまざまなイラストレーターから気に入った人に依頼することができるのがポイントです。一般的に、10㎝×10㎝サイズのカラーイラストであれば、1点3000〜5000円ほどで取引きができます。
クラウドソーシングで依頼する場合
クラウドソーシングサイトでイラストを依頼することも可能です。
クラウドソーシングサイトでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下です。
〇依頼にかかるコストが削減できる
〇複数のイラストから応募を募るコンペ形式も利用できる
Xキャラクターデザインなどは含まれていない
X案件の条件によっては応募が集まらない
クラウドソーシングサイトの場合も、比較的安価な価格でイラストを依頼できます。依頼の相場としては、1点で3000〜5000円ほどで依頼することが多いでしょう。
SNSで依頼する場合
最近は、SNS上でイラストを依頼することも主流になってきています。というのも、フリーランスのイラストレーターはSNSで自身のイラストや作品を公開している場合が多くなっているからです。
SNSでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下です。
〇作品・実績を確認できるので依頼した際にズレが生じにくい
〇イメージに近い成果物が期待できる
X途中で連絡がとれなくなるなどの可能性もある
X早くイラストがほしい場合には不向き
SNSでイラストを依頼したい場合には、仕事を募集しているイラストレーターのWebサイトから問い合わせをしたり、DMでメッセージを送ってコンタクトをとりましょう。依頼する前にイラストの感じやプロフィールなどをチェックしておくと、完成イメージにも齟齬が少なくなります。
イラスト制作会社に依頼する場合
イラストは、イラスト制作会社に依頼することも可能です。
イラスト制作会社でイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下です。
〇複数のイラストレーターを抱えているため柔軟なスケジュール対応できる
〇安定したクオリティのイラストを提供してもらえる
Xクラウドソーシングやスキルマーケットよりも費用は高くなる
X企画から制作まで任せる場合が多く、コミュニケーションをとりづらい
イラストの方向性やイメージがしっかり定まっていない場合も、ヒアリングから対応してくれることも多いので、はじめてイラストを依頼する場合にもおすすめです。
一般的に、イラスト制作会社にイラストを依頼する場合はイラスト1点につき5000円〜1万円。キャラクターデザインを含む場合は、3〜10万円程度で依頼できる場合が多いでしょう。
イラストを依頼するときにおすすめのサイト・SNS13選
イラストレーターにイラストを依頼をする際には、さまざまな依頼先があります。そのなかでも、クラウドソーシングサイトやSNSで目的にマッチするイラストレーターを探す人も増えています。
一方で、SNSでは、イラストレーターの作品や実績だけでなく、その人の人柄も見ることができます。日ごろの投稿を見ることで、イラスト依頼の際も安心してお仕事を任せられるかどうか判断できるでしょう。
イラストを依頼するときにおすすめのサイトとSNSは以下です。
- coconala(ココナラ)
- Skill Crowd(スキルクラウド)
- TANOMUNO(タノムノ)
- Skillots(スキロッツ)
- SKIMA(スキマ)
- クラウドワークス
- ランサーズ
- スキルクエスト
- pixiv(ピクシブ)
- Twitter(ツイッター)
- note(ノート)
- Instagram(インスタグラム)
- Facebook(フェイスブック)
それぞれ、くわしく紹介していきます。
coconala(ココナラ)
イラストを依頼したいなら、coconala(ココナラ)は選択肢のひとつにいれましょう。ココナラは、出品者のスキルを購入できる日本最大級のスキルマーケットです。
ココナラでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下です。
〇プロ・アマ問わずイラストレーターが多く登録している
〇SNSのアイコン、似顔絵、挿絵、名刺デザインなどニーズに合わせて発注が可能、
X期待通りのものが納品されない可能性がある
X商用利用や二次利用などで使用する場合、追加料金が発生する
ココナラでは、1枚のイラストにつき、3,000〜50,000円の費用がかかることが多いようです。シンプルなものは10,000円以下でも依頼可能ですが、背景つきのイラストや、複雑なイラストを依頼する場合には10,000円以上費用がかかる場合もあるでしょう。
Skill Crowd(スキルクラウド)
Skill Crowd(スキルクラウド)は、個人のスキルや知識を購入できるクラウドソーシングプラットフォームです。
スキルクラウドでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇比較的、安価な価格での出品が多い
〇出品されているイラストはもちろん、リクエストをしてイラストの依頼が可能
X他のサイトよりもイラストの出品者数は少なめ
X購入してから3日以内に取引を終了させなくてはならない
スキルクラウドでは、あなたと出品者だけの専門ルームでやりとりを行います。ネット完結型・対面型・教室型の3つの専門ルームが用意されており、オンラインでもオフラインでもやりとりが可能です。
TANOMUNO(タノムノ)
TANOMUNO(タノムノ)は、気になったクリエイターに対し、イラストを直接依頼できるサービスです。
タノムノでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇登録不要でイラスト依頼可能
〇制作者と直接契約ができるので、手数料がかからない
Xイラストレーターの数は比較的少なめ
X信頼できるイラストレーターかどうか見極めが必要
直接イラストレーターとやり取りができるタノムノでは、手数料がかからず、イラストレーターと近い距離間でやりとりを行えるのが魅力です。
Skillots(スキロッツ)
Skillots(スキロッツ)は、イラスト、デザイン、ライティングなどを扱うクリエイターが多く登録しているクラウドソーシングサービスです。
スキロッツでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇イラストだけでなく、漫画制作や動画なども依頼可能
〇プロやセミプロレベルのイラストレーターが多めでクオリティが高い
Xイラストの料金は比較的高め
X他のサイトよりも手数料が高い
スキロッツでは、スキロッツがクライアントとの仲介に入るため、クライアントと直接やりとりする必要がありません。しかし、手数料が30%かかることは念頭にいれておきましょう。
SKIMA(スキマ)
SKIMA(スキマ)は、個人のイラストレーターに有料でイラストを依頼できるコミッションサービスです。SKIMAでは、イラストを個人に有料で依頼する「コミッション」と呼ばれる文化を広めることをひとつの目標にしています。
スキマでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇アニメ系や萌え系のイラストが多い
〇様々なイラストレーターのなかから、安価で質の高いイラストを依頼できる
XR18指定となるようなセクシー系のイラストは取引不可能
Xまれに、詐欺などのトラブルに合う可能性がある
仲介が入ることで、個人のイラストレーターと安心してやり取りができるのもポイントです。
クラウドワークス
クラウドワークスは、日本最大規模のクラウドソーシングプラットフォームです。
クラウドワークスでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇コンペ方式では、提案を見て気に入ったイラストレーターに依頼が可能
〇直接やり取りする場合に比べトラブルにまきこまれるリスクが低い
X手数料が発生する
X臨んだクオリティのイラストが納品されない可能性もある
クラウドソーシングサイトは、依頼・発注・納品・支払いまでのフローが確立されているため、面倒な手続きが不要です。依頼料金も比較的安く抑えることができるでしょう。
ランサーズ
ランサーズは、クラウドワークスと同じく、日本最大規模の老舗のクラウドソーシングプラットフォームです。
ランサーズでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇サイト運営会社のサポートが充実しており、安心してやりとりできる
〇「LancersPro」を活用すると、即戦力のイラストレーターを紹介してもらえる
Xイラストのクオリティはピンキリ
X手数料が発生する
イラストを依頼する方法は「直接依頼」と「プロジェクト形式」「コンペ形式」の3つがあります。特定の人へ直接依頼したり、依頼内容に対して提案をしてもらったり、あなたがやりやすい方法で依頼をしてみるとよいでしょう。
スキルクエスト
スキルクエストは、スキルを持っている人と依頼者をつなぐスキルのシェアリングサービスです。
スキルクエストでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇予算や依頼したいものについて気軽に相談が可能
〇持ち逃げや詐欺にあわないような仕組みになっており、安心
X知名度が低い
X手数料がかかる
スキルクエストはイラストレーターとの間を仲介してくれるため、もしものトラブルの際に対応してもらえる安心感があるのがポイントです。
pixiv(ピクシブ)
pixiv(ピクシブ)は、イラストや漫画などの作品を投稿することで、多くの人と交流を図れる創作系SNSです。
ピクシブでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇プロアマを問わず、5,000万人以上のイラストレーターが登録
〇たくさんの絵から好みのテイストのものを選べる
Xイラストレーターが多くしぼりこみが難しい
X仕事を募集していない場合、依頼を受け付けてもらえないこともある
「#イラスト依頼」などのタグで検索すれば、好みの作風のイラストレーターを見つけやすくなります。また、人気のイラストレーターを探すなら、pixivプレミアム会員になることもおすすめです。
Twitter(ツイッター)
Twitterは、利用者数3億人超の匿名登録制SNSで、ここでイラスト依頼をすることも可能です。
Twitterでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇フリーランスでイラストを投稿しているイラストレーターが多い
〇コンペ形式にして、Twitterで応募者を募ることもできる
X初対面の依頼では、イラスト依頼を受け付けてくれないこともある
Xイラストレーターの数が多く、希望に沿うイラストレーターを見つけづらい
Twitter上で「#イラスト依頼」「#イラストレーター募集」などのハッシュタグを付けて投稿したり、ハッシュタグ「#イラスト」「#イラストレーター」などで探すと仕事を探しているイラストレーターを見つけやすくなります。
note(ノート)
noteは、利用者が文章やイラストなどを投稿できるプラットフォームです。
最近では、noteを利用してイラストの仕事募集をするイラストレーターも多いようです。
noteでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇イラストレーターのひととなりがわかりやすい
〇初対面でもイラスト依頼可能な場合が多い
X仲介業者がおらず、トラブルが起きる可能性がある
Xイラストレーターの実績がわかりづらい場合も
イラストレーターとしてnoteを活用している人は多くいるので、しっかり探せば条件にあったイラストレーターを見つけることができるでしょう。
Instagram(インスタグラム)
Instagramは画像や写真がメインのSNSであり、イラストを依頼する際にも相性がよいといわれています。「#イラスト」「#イラストレーター」などのハッシュタグをつけて探してみると効率的にイラストレーターを探せるはずです。
Instagramでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇依頼したいイラストレーターを見つけたら、直接DMが可能
〇ページ自体を作品集にしているイラストレーターが多く絵柄がわかりやすい
Xトラブルが発生した場合に仲介役がいない
Xイラストレーターのイラストのクオリティはピンキリ
はじめてのイラストレーターの場合は、自分の希望するようなイラストをお願いできるか、作品などをよく見てから連絡するのをおすすめします。
Facebook(フェイスブック)
全世界で約28.5億人もの利用者がいるFacebookは、登録者数が多くイラスト依頼にも利用できるSNSです。
Facebookでイラストを依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
〇実名登録が義務付けられており人となりがわかりやすい
〇ビジネスライクな関係でやりとりができる
X個人情報が明らかになってしまう
X若いイラストレーターは少なめ
Facebookでは実名登録が必要になるため「急に連絡が取れなくなる」などのトラブルが匿名のSNSより少なく、現実的に取引がしやすいのもポイントです。
イラスト依頼制作相場は?
イラスト依頼の相場は、イラストレーターのスキルや実績などによっても大きく異なります。たとえば、プロのイラストレーターに依頼すると、高額になりますが高品質なイラストを納品してもらえます。
一方で、アマチュアのイラストレーターに依頼すると、費用が抑えられる分、クオリティには目をつむらなくてはいけない面もあるかもしれません。
また、その他にもどのようなイラストを依頼するかによっても費用はことなります。
- アイコンを依頼する場合
- 電子書籍や同人誌、絵本などの挿絵を依頼する場合
- VTuberのキャラクターデザインを依頼する場合
- 広告漫画を依頼する場合
- チラシやパンフレットなどのイラストを依頼する場合
ひとつずつ見てみましょう。
イラストの用途 | おおよその費用 |
アイコンを依頼する場合 | 3000〜10000円 |
電子書籍や同人誌、絵本などの挿絵を依頼する場合 | ・モノクロのイラスト 1枚10000〜20000円前後 ・カラーのイラスト 1枚30000〜80000円前後 カラーのイラストの場合、色の塗り方の細かさや難しさによっても費用が変わる |
VTuberのキャラクターデザインを依頼する場合 | ・VTuber等に利用できる2D・3Dモデルのキャラクターデザイン 5〜15万円前後 表情や動きなどを豊かにするオプションが豊富なので、オプションをつけるかどうかによっても大幅に費用が変わります。 |
広告漫画を依頼する場合 | 5000〜50000円前後 広告漫画は最近人気が高まっており、プロの漫画家へ依頼した場合数十万ほどの費用がかかる場合もあります。 |
チラシやパンフレットなどのイラストを依頼する場合 | ・チラシやパンフレットなどに使うイラスト 1点あたりの相場が3000〜10000円前後 ほかにも、背景や小物などを追加したい場合、別料金がかかってくることが多いでしょう。 |
イラストを依頼する時の注意点は?
イラストを依頼するときに、注意しなくてはいけない点があります。
以下の4つのポイントがあげられます。
- スケジュールは共有しておこう
- 修正の回数やタイミングは確認しよう
- 支払いの方法やタイミングは定めておこう
- 依頼したい内容はできるかぎり詳細に伝えよう
以下で詳しく見ていきましょう。
スケジュールは共有しておこう
イラスト制作の際には、ラフ・下絵・着色など、イラスト制作の途中の工程で時間がかかることも多くあります。そのため、それぞれの工程についても確認日を設けておくことで、安心してイラストを依頼できるはずです。
納品日はもちろんのこと、制作の各工程ごとのスケジュールについても、依頼するイラストレーターと共有しておきましょう。
修正の回数やタイミングは確認しよう
修正回数や修正のタイミングはしっかり確認しておきましょう。修正回数に制限を設けていたり、修正のタイミングを指定しているイラストレーターも数多くいるからです。
想定外の出費や手戻りをださないためにも、対応可能な修正回数の有無や追加料金などの項目についてはよく確認しておきましょう。
支払いの方法やタイミングは定めておこう
イラストの依頼をする際には、支払いの方法やタイミングは必ず定めておきましょう。支払い方法やいつまでに入金するかなどを明確にしておくことで、予想外の金銭トラブルを防ぐことができます。
支払い方法や支払いのタイミングは、依頼先によっても異なります。双方が気持ちよく取り引きをするためにも、見積もりの段階で認識はすり合わせておきましょう。
依頼したい内容はできるかぎり詳細に伝えよう
どのようなイラストを依頼したいのか、最初のヒアリング時にきちんと伝えましょう。細かい情報を伝えることで、あとあとの修正やイメージと違う仕上がりになってしまうといった事態を防げるからです。
たとえば「かわいい感じ」「優しい雰囲気で」というよりも「女の子のキャラクターで、髪色は茶色のボブ、表情は笑顔で、服装はワンピース」など、具体的に伝えることを心がけましょう。
修正してほしい部分についても、具体的に伝えることで希望イメージに近づけやすくなります。参考画像などを提示できると、よりイラストレーターにも伝わりやすくなるのでおすすめです。
イラスト依頼におすすめのイラストレーター10選
現在は、たくさんのイラストレーターが活動しています。なかには、イラストレーターの数が多すぎて「どの人に依頼すればいいのかわからない」という人もいるはずです。
そこで、イラスト依頼にぴったりのおすすめイラストレーターを10人ご紹介します。
- hoppe(ほっぺ)さん
- ちゃちゃこさん
- 雪太郎さん
- 金犬うにさん
- 寧峰(ねね)さん
- 増田よしさん
- ちゃんぼのさん
- んてす。さん
- かにこるさん
- fumi02さん
それぞれに、個性の光るイラストをてがけるイラストレーターです。ぜひ、あなたにぴったりの方を探してみてください。
hoppe(ほっぺ)さん
ゆるめのポップな配色と本格的なタッチのイラストを依頼したいなら、「hoppe(ほっぺ)」さんをチェックしましょう。グッズや広告、挿絵、アイコン、CDジャケットなど多様なジャンルで活躍するイラストレーターです。
6,000円から人物や動物などのオリジナルイラストの依頼ができます。
ちゃちゃこさん
シンプルでゆるふわなイラストを依頼したいなら、「ちゃちゃこ」さんにお願いしてはいかがでしょうか。アイコンや似顔絵、グッズ向けのかわいいイラストを出品するイラストレーターです。
3,000円から、やさしい色味と線で描かれたシンプルでかわいいイラスト依頼が可能です。
藤まるさん
透明感のある繊細なイラストを依頼したいなら、ぜひ「藤まる」さんにお願いしましょう。イラストや似顔絵・キャラクターデザインまで対応してくれるイラストレーターです。
得意なジャンルは、女の子やペット・透明感のあるニュアンスイラストなど。4500円から依頼可能なので、透明感のあるイラストを依頼したい方は確認してみてください。
金犬うにさん
雰囲気のある青年イラストを依頼したいなら、「金犬うに」さんがおすすめです。キラキラとした絵柄で、少年や少女、青年や若い女性のイラストから、ミニキャラクターまで幅広く描いてくれます。
依頼は、10000円からできます。アイコンやキャラクターデザイン、IRIAMやTRPG用などの立ち絵のイラストも対応可能です。
寧峰(ねね)さん
かっこよくて色気のある男性キャラクターのイラストを依頼したい人には、「寧峰(ねね)」さんにイラストの作成を依頼しましょう。
9000円からイラスト依頼ができ、アニメのようなタッチのオリジナルキャラやイメージ画など魅力的なイラストを描いてくれます。
増田よしさん
「増田よし」さんは、アニメ風のかわいいイラストを依頼したい人にはぴったりのイラストレーターです。
動画のサムネイルや立ち絵、アイコンなどに使用できる少年や少女、青年のイラストをてがけています。イラストは、8,000円から依頼が可能です。
ちゃんぼのさん
レトロな雰囲気の和装イラストがすきなら「ちゃんぼの」さんのイラストは必ず確認しておきましょう。着物や浴衣などの和服が目を引くイラストレーターです。
アイコンやヘッダー、サムネイル、ポスター、MV、LINEスタンプ、Tシャツイラストなど多種多様な実績があります。イラストの依頼は7000円からできます。
んてす。さん
ポップでエモーショナルなイラストを依頼したいなら、「んてす。」さんはぜひ候補にいれてみてください。ポップな色使いや、アンニュイな表情のイラストが得意なイラストレーターです。
SNS用アイコンのほか、MV、ポスターイラストなどの商用イラストにも対応してくれます。4000円から依頼が可能なので、気になる方はぜひ問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
かにこるさん
「ポップでかわいいデフォルメイラストが欲しい!」そんな人におすすめなのが、ちびキャラを得意ジャンルとする「かにこる」さんです。現在は、フリーランスのイラストレーターとして活動されています。
幅広い取引実績があるので、安心して取引できます。8000円から依頼が可能で、依頼するイラストのキャラは2〜4頭身から選ぶことが可能です。
fumi02さん
ポップでゆるい動物のイラストを依頼したいなら「fumi02」さんを選びましょう。ペットの写真からイラスト作成も可能なイラストレーターです。
3500円から、かわいい動物や物、人物など多種多様なイラストを依頼可能です。イラストの案が定まってない人でも、相談しながら決められるので、まずは相談してみてもよいでしょう。
困ったときには、「cone」へ相談しよう!
イラスト依頼は、ほしいイラストの種類や目的によっても、適切な依頼先が異なります。
依頼する際には、以下の項目をチェックして依頼するようにしましょう。
- イラスト依頼の流れ
- どのような媒体でイラストを依頼するか
- イラストを依頼するときの価格帯
目的によって、フリーランスのイラストレーター、クラウドソーシング、イラスト制作会社を使い分けるのが賢い方法です。そのうえで、上述の注意点を意識していただければ、納得・満足できるイラストの依頼ができるでしょう。
しかし、ひとりでは、どのようなイラストレーターに依頼すればいいのだろうと困る場合もあると思います。
そのようなときには、「cone」などのサイトに頼るのもおすすめです。
coneは、個人のクリエイターに仕事を依頼できる制作依頼サイトです。イラストレーターのほかに、動画やデザインなど、あなたの希望にこたえられるクリエイターがconeには在籍しています。個人間の契約では不安な場合でも、coneが仲介に入ることで双方の要望にマッチした発注が可能です。
イラストレーターを探す際「自分の希望に合うイラストレーターが見つけられない」「直接のやりとりは不安」ということもあります。そんなときは、ひとりで悩まずに専門家への相談も選択肢にいれてみてください。
今回の記事を参考に、あなたの目的にかなうイラストを依頼してみてくださいね!