画力を上達させるには?絵が上手くなる考え方と練習方法!

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

絵描きにとって、「画力を上げたい」「絵が上手くなりたい」という悩みは尽きないもの。

しかし、実際に絵を上達させるにはどうしたら良いのでしょうか?
特にイラスト初心者の方は、どんな練習をするか悩んでしまいますよね。

今回の記事では、悩める絵描きさんたち向けに、画力を上達させる練習方法や考え方をご紹介します!

絵が上達しやすくなるポイント

まずは、絵が上達しやすい考え方のポイントをご紹介していきます。

努力を惜しまない

人によって上達のスピードは異なりますが、上達に明確な近道はありません。
強いて言うなら、努力を惜しまず、日々の練習を欠かさず続けることが一番の近道かもしれませんね。

「毎日描いているのに上達しない……」と感じている人は、練習量がまだ少なかったり手や右向きの顔など苦手な部分は練習しなかったり完成させずに途中で諦めたりしている可能性が高いです。

基礎を固める

画力を上げたいと本気で思うなら、まずは基礎を固めていくことが大切です。

さまざまなイラストテクニックや便利な道具は、基礎が出来ていて初めて使いこなせるもの。
上級者向けの小技に手を出す前に、デッサン模写の数をこなして基礎力をつけるようにしましょう。

忍耐力をつける

絵のタイプによってかかる時間や工程は変わりますが、総じて絵は一瞬で完成するものではありません。

作業が長引いても途中で投げ出さずに耐え、何としてでも作品を描きあげようとする人は、絵の上達が速い傾向にあります。

速さより質を重視する

絵を描くスピードが速いことは、絵描きとして仕事をする際の強みとなる要素です。
しかし作業にかかる時間は、自分なりの作業手順が固まってきて初めて短縮できるもの。

そのため初めのうちは、いきなり速さだけにこだわることはせず、時間をかけてでもクオリティの高い絵を描けるように練習をするのがポイントです。

「インプット」して画力をつける

絵を上達させるにはインプットが非常に大切。
ここからはインプットの重要性と、その方法についてご紹介していきます。

インプットとは

インプットとは、簡単に言えば外部から情報を取り込むということ。
絵描きにとっては他のイラストレーターさんの絵を見て学ぶだけでなく、映画旅先の風景など、あらゆるものがインプットの対象になります。

インプットは重要

面白い構図や個性的なデザイン、人にウケる絵の描き方などは、自分の頭から自然に生まれてくるものではありません。生まれたとしても限りがあります。
ほとんどの場合は、周囲から取り入れた刺激を自分なりに変換したり組み合わせたりする中で、初めて魅力的なネタを思いつくのです。

絵描きは部屋にこもってひたすら絵を描く……、というイメージが強いですが、実際には外へ出てさまざまなものを見たり、経験したりすることも重要だということですね!

さまざまな作品に触れる

憧れのイラストレーターさんや美術館の展示、周囲の絵を描く友人など、他の人の絵を見て刺激を受けると、自分の絵に新しい要素を取り入れるきっかけになります。

のちのちネタとして使うためにも、自分が面白いと思った作品や表現は写真を撮るメモやスケッチに残すのがオススメです。
専用のネタ帳を作ってみるのも面白いかもしれません。

他の絵描きと交流する

現在は、ネット上で多くの人と交流できるソーシャルネットワークが盛んですよね。
これを活用すれば、他のクリエイターさんたちと比較的簡単にコンタクトをとることができます。

ただ作品を見て参考にするだけではなく、絵について情報交換したり、お互いの絵を添削し合ったりすることも画力向上に役立つもの。
同じ業界の人脈を広げる効果もありますので、勇気を出して積極的に交流していきましょう!

勉強する

解剖学を学ぶ

人物を描く機会は非常に多いですよね。

解剖学の本や図鑑を見て人体のつくり、骨や筋肉の構造や特徴などを勉強しておくと、立体感・説得力のある人体を描くヒントになります。
動きのあるポーズを考える際にも役立つので、家に一冊置くと良いかもしれません。

気になったことをとことん調べる

曖昧なもの、わからないものを描くのは至難の業。
つまり描くものをどれだけ理解しているかが、絵のクオリティに繋がります。

そのため、知らないことや気になることはとことん調べる事が大切です。
見た目の特徴だけでなく、対象物の重さや匂い、歴史など、一見絵に関係ないように感じる要素も、知っておいて損はありません。

画力を上げる練習方法

模写

模写は初心者の方におすすめの練習方法です。
好きなイラストレーターさんの作品、好きな漫画など、興味のあるものを真似して描いてみましょう。

ここでのポイントは、同じ人の絵、同じキャラクター、同じような構図ばかりを模写しないこと。
なるべく幅広い種類の絵を参考にし、描けるものを増やすようにすると効果的ですよ。

一度描いたものを見ないで描く

詳しく知らないものを自身の勝手なイメージだけで描くと、間違った描き方がクセになって直せなくなることがあります。
それを避けるため、練習時には、

1:対象物をじっくり観察しながら描く(デッサン・模写・クロッキーなど)

2:記憶をたどり、何も見ないで描く

というような過程を踏むのがオススメです。
後で見ないで描くと分かっていると、デッサン時により真剣に対象物を見るようになるので、観察力も鍛えられますよ。

まとめ

最後に、今回のポイントを振り返ってみましょう。

  • イラスト上達に近道はない。日々の努力や、絵を完成させる忍耐力が必要になる
  • 他のイラストや美術作品、綺麗な風景など、気になったものをインプットしていくと絵の上達につながる
  • 解剖学を勉強したり、描く対象の資料や情報を集めると絵を描く時に役に立つ
  • 模写や見たものを思い出しながら描くといった練習方法は、画力の上達に効果的

最近では、ネット上のイラスト講座やイラスト関連の書籍も増えています。
ある程度基礎力をつけたら、それらを参考に練習してみるのもいいかもしれません。

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。