VTuberデビューに必須となる効果的なティザーPVの作り方を解説する記事

VTuberデビューに必須!効果的なティザーPVの作り方

coneなセカイ編集者のアイコン

coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。 VTuberの配信を見るのを日々の楽しみにしている。VTuberを自作したこともあり。

視聴者の注目を集めVTunerデビューを成功させるためは、デビュー前からのPRが重要です。
その中でも、「ティザーPV(予告動画)」を制作することで、ファンの期待感の醸成や認知度の向上につながります。

VTuberデビューを成功させるための第一印象を決定づけるティザーPVを制作するには、事前に制作全体の流れやコツを理解しておくことが大切です。

そこで、本記事ではVTuerのデビューに向けて効果的なティザーPVの作り方やポイントを解説します。

VTuberティザーPVとは?制作の目的と役割

ここでは、まずVTuberがデビューに欠かせないティザーPVの概要や制作する目的、役割について解説します。

VTuberにおけるティザーPVとは

ティザーPVとは、新しいサービスや商品情報の一部を先行して公開するプロモーション動画です。

公開する情報を一部に絞ることで消費者の関心を引き、注目を集める狙いがあります。
カメラや車などの製品から映画やイベント、楽曲、ゲームなど幅広い分野で活用されているマーケティング手法です。

一方、VTuberにおけるティザーPVでは、デビュー前にモデルやボイスなど一部の情報を公開することで、キャラクターのコンセプトやイメージを伝えるプロモーション動画のことを指します。

VTuberティザーPVの制作目的と役割

VTuberがティザーPVを制作する目的は、新しくデビューするVTuberの認知度を高め、注目を集めることです。
デビューに向けて、徐々に「どのようなVTuberがデビューするのか」を公表していくことで視聴者の期待感を高める効果があり、VTuber活動開始後の集客に大きく影響を与えます。

そのため、VTuberのティザーPVは、拡散力が高いSNSやYouTube、ショート動画で活用されます。

VTuberティザーPVに必要な要素

視聴者からの注目を集めるティザーPVを作る際には、必要な要素がいくつかあります。ここでは、VTuberティザーPVに含めるべき要素について解説します。

  • 立ち絵
    ティザーPVにおける立ち絵は、非常に重要な要素です。
    VTuberの人気に直結するキャラクターデザインをはじめてお披露目することとなるため、コンセプトや世界観を伝えられるような表現で立ち絵を見せましょう。
    基本的には、全身もしくは上半身のみを表示させます。衣装や小物、配色、背景まで、印象に残るような演出を心がけましょう。
  • モデルの動き・表情
    VTuberの特徴でもあるモデルの自然な動き・生き生きとした表情は、キャラクター性の訴求につながります。
    ティザーPVに取り入れて、まるで生きているキャラクターが存在しているような臨場感を演出しましょう。
  • ボイス
    ボイスは、VTuberに命を吹き込む重要な手段です。
    キャラクターの性格や雰囲気を最も伝える手段であるため、ティザーPVに自己紹介やセリフなどを取り入れて、VTuberのキャラクター性を視聴者に訴求しましょう。
  • ロゴ
    ロゴは、VTuberの象徴となる素材の一つです。ゆくゆくはアイコンや配信画面、グッズなどにも使用することになるため、キャラクターのアイデンティティを反映させたロゴを制作しましょう。
    ティザーPVの中では、視聴者の印象に残りやすい動画の冒頭や締めに配置することが多くあります。
  • プロフィール
    ティザーPVの中で、VTuberの基本的なプロフィールを簡潔に表示しましょう。
    具体的には名前や年齢、誕生日、種族、趣味などが挙げられます。
    すべての情報を掲載すると印象に残りにくくなるため、キャラクター性や世界観を象徴する内容に絞ることがおすすめです。
  • 初配信日
    初配信日は、ティザーPVにおいて最も重要な要素です。ティザーPV視聴後、視聴者の次の行動を促すために、明確に告知しましょう。
    例えば、テキストで表示するだけでなく、ボイスをつけて読み上げたり、カウントダウン演出を加えたりするといった演出が考えられます。

VTuberティザーPVの事例

VTuberティザーPVには、モデル・ボイスを含め適切な要素を含めることで、より視聴者に新しいVTuberのデビューを印象づけることができるでしょう。
ここでは、2024年~2025年にかけてティザーPVを公開したVTuberの事例を2つ紹介します。

柘榴シロ

柘榴シロは、YouTube・TikTokにて配信している321 . inc所属のVTuberです。
2024年8月21日にYouTubeに投稿されたティザーPVは、2025年5月現在、30万回再生を超える再生数を誇っています。

「ゴスロリ脳破壊系Vtuber」というコンセプトを表現するべく、ティザーPV内もゴスロリのイメージを彷彿とさせるミステリアスな雰囲気の背景やBGMが使用されています。

プロフィールをただ表示するのではなく、キャラクター性が伝わるようなストーリー構成になっているため、印象に残るティザーPVに仕上がっています。

桃川ニジマス

桃川ニジマスは、うおむすめ1期生として2025年5月1日にティザーPVをYouTubeに投稿したばかりのVTuberです。
初配信前でありながら、すでに再生回数は29万回を超えています。

「釣りをするギャル担当」であり、キービジュアルからも明るさが伝わる彼女のキャラクター性を表現するように、ラップ調でプロフィールを歌い上げています。

中毒性のある音楽とアバターの豊かな表情が印象に残るティザーPVに仕上がっています。

VTuberのティザーPVの作り方

VTuberティザーPVの作り方は、公開までのスケジュール決めから素材を組み合わせて動画にするまで、いくつかの手順を経る必要があります。
ここでは、VTuberティザーPVの作り方について解説します。

1.制作・公開スケジュールを決める

ティザーPVは、VTuberデビュー戦略の一環として行うため、まずは全体のスケジュール設計を行います。

アバターの制作期間や機材の準備、SNSでの告知などの要素を逆算して公開日を決定します。
その際、初配信やビジュアル公開とのタイミングについても事前に決めておきましょう。

2.動画の構成・秒数を決める

ティザーPVは、一般的に30~60秒程度の短尺で制作されます。
そのため、限られた時間で視聴者に何を伝えるかを明確にしたうえで動画構成や台本を決めましょう。

よくあるティザーPVの構成例は、以下のとおりです。

  • オープニング
  • キャラクターの登場
  • プロフィール紹介
  • 初配信日時の告知

3.素材の準備・制作

構成が決まったら、ティザーPVの制作に入ります。そのためにまずは必要となる素材を準備します。

  • 立ち絵・Live2Dモデル・3Dモデル
  • ロゴやSNSリンク用のバナー
  • キャラクターボイス
  • BGM・効果音

外部クリエイターに依頼する場合にも、上記の素材は準備してクリエイターに提供する必要があるため、事前に準備しておきましょう。

4.動画編集

素材が揃ったら、ティザーPVの編集に移ります。
自力で編集する場合には、代表的なツールにはAdobe Premiere Pro、After Effects、DaVinci Resolveなどが挙げられます。

効果的なティザーPVのポイント

視聴者の興味関心を引く効果的なティザーPVのために、「冒頭にフックをつくる」「公開タイミング」「発信する媒体」の3つのポイントに注意しましょう。
ここでは、それぞれのポイントについて解説します。

・冒頭にフックをつくる
VTuberのティザーPVは、短い動画で視聴者の興味・関心を引く必要があります。
特に冒頭の10秒間は、ティザーPVを最後まで見てもらうためにも、視覚的・聴覚的にフックとなるセリフ、効果音、イラストを入れることを意識しましょう。

・公開タイミング
ティザーPVの公開から初配信までの期間が長くなりすぎると、高まった期待感が落ち着き、ティザーPVの効果が薄れてしまいます
初配信の1週間~1カ月前にティザーPVを公開するVTuberが多く、当日~3日前に公開するケースもあります。
SNS等での告知期間を考慮しつつ、~1カ月程度を目安とすると良いでしょう。

・発信する媒体
VTuberのティザーPVを公開する際は、効果的に発信できる媒体を選ぶことが大切です。
YouTube、X、TikTokなどVTuberと相性の良い媒体を選び、ハッシュタグ等を活用して宣伝しましょう。

ティザーPVの制作はプロに依頼

YouTubeなどで「ティザーPV YouTuber」と検索すると、さまざまなVTuberのティザーPVを視聴できます。
ぜひ見てもらいたいのですが、最近のティザーPVは非常に高クオリティなものばかりです。
そのため、これからデビューするVTuberも、ティザーPVを制作する際はプロのクリエイターに制作依頼をすることがおすすめです。

特に企業VTuberの場合には、自社のブランドイメージにも直結するため、プロのクリエイターに依頼しましょう。

その際「信頼できるクリエイターと契約したい」という場合には、
厳選されたクリエイターが在籍している企業案件に特化したプラットフォーム「cone」をぜひご活用ください。
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とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。