「Webデザインの副業を始めようか悩む」
「未経験でも副業で成功できるかな?」
Webデザイン未経験で、何から始めればよいかわからなくても大丈夫です。
本記事では、未経験のWebデザイナーさんに向けて、仕事の探し方や副業のコツ・注意点を紹介しています。
最後まで読めば、どのように副業を始めればよいかがわかりますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
【本記事でわかること】
- Webデザインの仕事について
- Webデザインの仕事の探し方
- 未経験Webデザイナーが注意すべきポイント
- 副業収入アップのコツ
- Webデザインの勉強方法
Webデザインの仕事内容
Webデザインの仕事内容は多岐に渡ります。
- サイト設計
- デザイン
- コーディング
- ロゴ作成
- バナー作成
Webサイトを1から作ったり、既存のサイトに合わせたバナーを作ったり、案件によって仕事内容はさまざまです。
未経験でWebデザインを副業にするメリット
副業を始めたいなら、未経験でも収入につながりやすいWebデザインがおすすめ。
Webデザインの副業のメリットは以下のとおりです。
- 【在宅OK】好きな場所で働ける
- 限られた時間で取り組める
- 頑張れば頑張るほど時給アップが見込める
それぞれのメリットを具体的にご紹介します。
【在宅OK】好きな場所で働ける
パソコンがあればどこでもできる仕事なので、会社でも自宅にいながらでも副業ができます。
- 会社で:仕事の休憩時間で作業する
- カフェで:休日の暇な時間で作業する
- 自宅で:寝る前の1時間で作業する
Webデザインの仕事は、納期さえ守れば、いつどこで作業しても問題ありません。
上記のように、自由度が高いのも、副業として人気の高い理由の1つです。
限られた時間で取り組める
Webデザインの仕事は、まとまった時間がなくても、少しずつ時間を見つけて作業できるのもメリットです。
- 本業が忙しい
- 育児・家事で時間が取られる
上記のような方でも、毎日30分だけでも時間が取れれば少しずつ作業を進められます。
仕事のために丸一日空ける必要はありません。
限られた時間でも、少しずつ働けるのがWebデザイナーのよいところです。
頑張れば頑張るほど時給アップが見込める
Webデザインの仕事を続けていると、時給アップが期待できます。
【1万円のバナー制作を請け負った場合】
- 初心者の頃:作業に5時間かかる(時給2,000円)
- 慣れてくると:作業が2時間で終わる(時給5,000円)
上記のように、作業スピードが上がり、同じ仕事内容でも時給がアップします。
ひとつの仕事にかかる時間が少なくなれば、余った時間で他の仕事を請け負って全体の収入もあげられます。
未経験Webデザイナーが注意すべきポイント
Webデザインの副業を始めたばかりの頃は、自分との理想と現実とのギャップにうんざりする可能性もあります。
「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、4つのポイントを事前に知っておきましょう。
- 最初のうちは収入が少ないことを理解する
- 本業が「副業禁止」でないか確認する
- 収入額によっては確定申告が必要である
- スケジュール管理はすべて自分でする必要がある
それぞれ具体的に解説します。
1. 最初のうちは収入が少ないことを理解する
未経験でWebデザインを始めた場合、最初のうちは報酬が少ないと覚悟しておきましょう。
実績がない初心者は大きな仕事に応募しても採用されにくく、報酬の少ない小さな案件で実績を積む必要があります。
「何時間もかけたのに2,000円しかもらえない」といった状況もありえます。
実績を作るため、と割り切って作業しましょう。
2. 本業が「副業禁止」でないか確認する
副業禁止の会社でこっそり副業すると、何かの拍子にバレる可能性があります。
【副業がバレた実例】
- 副業の話を同僚にしたら、上司の耳にも入ってしまった
- 確定申告の内容で会社にバレた
- SNSに副業のことを書いたら、会社の人に見られてしまった
副業禁止の会社の場合、副業がバレると何らかの処分を受ける可能性があります。副業を始める前に、会社の規約をしっかり確認しましょう。
3. 収入額によっては確定申告が必要である
年間の副業収入が20万円を超える場合、確定申告が必要です。
弥生会計の確定申告あんしんガイドによると、確定申告とは「1年間の収入から経費等を差し引いて所得を算出し、そこから納める税金の額を計算して国(税務署)に報告する一連の手続きのこと」をいいます。
確定申告ソフトを使用すると比較的簡単に手続きできますが、申請書を準備するには時間がかかります。
「めんどうだから申告しない」と、確定申告をしない場合、脱税によるペナルティの対象になるリスクがあります。
毎年しなくてはならない申告作業ですので、絶対に忘れないようにしましょう。
4. スケジュール管理はすべて自分でする必要がある
副業で請け負う仕事はすべて自分で管理する必要があります。
- 納期はいつまでか把握しておく
- どの仕事を先に進めるべきか考える
- 本業との兼ね合いで、どれくらい副業に時間が取れるかを計算する
以上のように、スケジュール管理の能力が必要です。
納期に遅れたり、本業に支障が出たりすると、クライアントからも会社からも信頼を失います。
無理のないスケジュールで、余裕を持った仕事量に調整しましょう。
未経験でも取り組みやすいWebデザイナーの副業案件は?
最初は単価が低い仕事から取り組むと、実績を積みやすい傾向があります。
単価が低い案件のなかでも、取りやすい仕事内容は以下の2つです。
- 千円〜数千円のロゴ制作案件
- 1万円〜数万円のバナー制作案件
はじめのうちは1つのロゴに数時間かけて「時給にすると200円ほどしかない」と落ち込むこともあるでしょう。
しかし、コツコツやっていけば、確実にスキルアップしスピードも上がります。
まずは、自分ができる案件にしっかり取り組み、実績を作りましょう。
【未経験OK】Webデザイナーの副業案件の探し方
未経験でのOKの仕事はどこで探せばいいのでしょうか?
未経験でも実践できる、Webデザイナーの副業の探し方を5つ紹介します。
- クラウドソーシングサイトを利用する
- SNSで仕事に応募する
- 求人サイトを利用する
- 知人に仕事をもらう
- デザインスクールで紹介してもらう
おすすめのサイトも紹介しますので、ぜひ利用してみてください。
1. クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトとは、「仕事を探している人」と「仕事をしてくれる人を探している企業」をマッチングするサイトです。
【メリット】
- 会員登録にお金がかからない
- 完全初心者でもOKの案件が多い
【デメリット】
- 報酬が低い仕事が多い
- 実態のわからないクライアントが多い
初心者のうちはクラウドソーシングサイトで実績を積み、実績ができたら卒業を目指しましょう。
ここからは、おすすめのクラウドソーシングサイトを紹介します。
ランサーズ
出典:ランサーズ公式サイト
ランサーズは、国内最大級のクラウドソーシングサイトです。多くのクライアントがWeデザイナーを募集しているので、完全未経験でも仕事を受けやすいですよ。
【おすすめポイント】
- 約15,000件のWebデザイン案件がある(2023年3月時点)
- 実績・評価がわかりやすく表示される
- クライアントの過去の評価が可視化されており、信頼できるかどうか判断できる
アプリでも利用できるため、外出先でもクライアントからの連絡に対応しやすいメリットがあります。
クラウドワークス
クラウドワークスは国内シェア最大のクラウドソーシングサイトです。70万以上のクライアントがいるため、仕事を探し続ければ途切れることはありません。
【おすすめポイント】
- 20,000件以上のWebデザイン案件がある(2023年3月時点)
- 実績・評価がわかりやすく表示される
- 初心者でも募集しやすい案件が多数
低単価の案件が多く、数をこなしていきたい方におすすめです。
SKIMA
出典:SKIMA公式サイト
SKIMA(スキマ)は、イラストを専門的に扱うサイトです。クライアントの要望通りの絵を描いたり、絵を販売したりでき、絵のスキル向上に利用できますよ。
【おすすめポイント】
- 販売実績に応じてランクアップし、上位表示される
- 自分の作品をSNSと連携して宣伝できる
- クライアントからチップがもらえる可能性がある
Webデザインだけでなく、イラストの仕事もしていきたい方に最適なサイトです。
タノムノ
出典:タノムノ公式サイト
TANOMUNO(タノムノ)は、他のクラウドソーシングサイトと異なり、クライアントと直接つながれるのがメリットです。
【おすすめポイント】
- サイト利用手数料がかからない
- 会員登録不要で、簡単にクライアントと”直接”つながれる
- 報酬の支払い方法はクライアントと相談して決められる
契約に関する手続きはすべて自分でする必要があるため、仕事の獲得に慣れてきた頃に利用するとよいかもしれません。
ココナラ
出典:ココナラ公式サイト
ココナラは自分のスキルを販売するマーケットです。アマチュアでもWebデザインのスキルを販売できるので、参入しやすいですよ。
【おすすめポイント】
- 運営側が集客するため、営業する必要がない
- 金銭のやりとりを任せられるのでトラブルになりにくい
- 自分のスキルに見合った仕事ができる
他のクラウドソーシングサイトとは違って、難しそうな案件に応募する必要はなく、自分のスキルに見合った仕事に取り組めるのがココナラのメリットです。
2. SNSで仕事に応募する
SNSで求人を出している企業・人は多いです。
Twitterでは「#Webデザイナー募集」というハッシュタグを検索するだけでも多くの仕事を見つけられます。
【メリット】
- 直接やりとりするので、仲介手数料がかからない
- 信頼できる人かどうか、直接話して判断できる
【デメリット】
- 支払いでトラブルになる可能性がある
- 実績がないと採用されにくい
未経験で採用されるケースは少ないため、実績やポートフォリオができてから応募すると採用率が上がります。
3. 求人サイトを利用する
求人サイトには「案件ごとの仕事を探す」スタイルより「業務委託で継続して仕事に取り組む」スタイルが多い傾向があります。
長く副業を続けるうえで大切な、収入の柱になる会社を見つけられるかもしれません。
【メリット】
- 数多くの求人を比較できる
- 業務委託契約できる
【デメリット】
- 審査に時間がかかる
- 出社が必須の会社もある
安定した収入を得たい方は、求人サイトを利用してみるとよいですよ。
Indeed
出典:indeed公式サイト
Indeedは、あらゆる求人サイトの情報を掲載している、世界最大の「求人検索エンジン」です。
【おすすめのポイント】
- 100万件以上の求人から検索できる
- 企業のサイトにアクセスでき、仕事の雰囲気を見られる
- 面倒な登録は不要
キーワードと勤務地だけで検索できるため、とてもシンプルに求人が探せます。
Green
出典:Green公式サイト
GreenはIT・Web業界に特化した求人サイトで、若手の人材採用に積極的な企業が多い傾向があります。
【おすすめのポイント】
- 求人数は30,000件以上
- スマホだけで仕事が探せる
- ベンチャー企業・スタートアップ企業も多い
新しいことにチャレンジしたい・これから何かを生み出したいという企業と一緒に仕事ができれば、多くの刺激をもらえるかもしれません。
ユウクリ
出典:ユウクリ公式サイト
ユウクリは、クリエイターに特化した人材サービスを展開しています。案件単価・時間単価など、働き方を選べる特徴があります。
【おすすめのポイント】
- 営業せずに仕事がもらえるので、仕事に専念できる
- スポット案件から長期案件まで
- 運営がクライアントの業務内容を事前にチェックしているので、トラブルが少ない
仕事の探し方がわからなくても、運営側から仕事を提案してくれます。営業が苦手な方におすすめですよ。
レバテック
出典:レバテック公式サイト
レバテックは、IT・Web業界に特化した人材総合サービスを展開しています。案件の質は業界トップクラスで、ビギナーでもスキルに応じた仕事が探せます。
【おすすめのポイント】
- 案件探しだけでなく、税務のサポートも
- 営業活動をサポートしてくれる
- 高単価な案件が多い
高品質な案件が多いため、ビギナーから実績を積んでいけば収入の大幅アップも夢ではありません。
4. 知人に仕事をもらう
ホームページの制作やパンフレットのデザインなどで困っている人がいれば、仕事をもらえないか、相談してみてください。
【メリット】
- 知人の紹介なので信頼できる人である可能性が高い
- 知人を介してコミュニケーションを取りやすい
【デメリット】
- トラブルになると、知人との関係も悪くなる可能性がある
- 金額の相談がしにくい
知り合いならコミュニケーションがスムーズで仕事も進めやすいでしょう。
5. デザインスクールで紹介してもらう
デザインスクールに通う・受講する予定があるなら、スクールで仕事を紹介してもらえるかもしれません。
【メリット】
- スクールが認める、信頼できるクライアントである
- スクール受講中に、実際の副業案件にチャレンジできる
【デメリット】
- トラブルを起こすとデザインスクールに迷惑がかかる
- デザインスクールを受講するのに高額の費用が必要
スクール受講中に仕事の経験ができるのは、他にないメリットです。ただし、数十万円の学費が必要なケースもあるため、じっくり検討してください。
Webデザインの副業収入は平均いくら?
Webデザインの副業収入は、個人の経験によって大きなばらつきがあります。
デザイナーの経験 | 月収平均 | 年収換算 |
経験豊富なWebデザイナー | 100,000〜300,000円 | 1,200,000〜3,600,000円 |
初心者Webデザイナー | 20,000〜40,000円 | 240,000〜480,000円 |
※ランサーズの募集案件を参考に、週に2日作業するケースを仮定して算出しています。
初心者のうちはお小遣い程度の収入になるかもしれませんが、経験を積めば、ケタ違いの収入に変化します。
業務ごとの単価は以下の通りです。
業務内容 | 報酬相場(1件あたり) |
Webサイト制作 | 200,000〜300,000円 |
ロゴ制作 | 10,000〜100,000円 |
バナー制作 | 2,000円〜50,000円 |
「月にいくら稼ぎたい」と明確に目標があるなら、逆算して仕事を受注し、時間を捻出するよう努力してもよいですね。
Webデザインの副業で月収5万円以上を目指すポイント
Webデザインの副業で、月に5万円以上稼げるようになるための4つのコツがあります。
- スキルの上達を目指す
- ポートフォリオサイトを作る
- SNSで宣伝する
- クライアントとの信頼関係を築く
すぐに実践できるコツもご紹介するので、ぜひご覧ください。
1. スキルの上達を目指す
大前提として、スキルの上達を目指しましょう。戦略はさまざまなので、下記で2つの具体的な方法を紹介します。
- デザイン以外のスキルを身につける
バナーやロゴのデザインといった基礎以外に、コーディングやWebライティングなどのスキルを身につけると仕事の幅が一気に広がります。
ケース1 | できる業務を増やして、クライアントの仕事を巻き取る。 →他の業務もできるとわかれば、最初から大きな仕事を与えられる。 | |
具体例 | 1.初心者のうちはロゴデザイン作成のみ担当 2.入稿のスキルを身につける 3.クライアントの作業負担が減る 4.次回から入稿作業までを任されるようになる | |
ケース2 | 規模の大きな仕事に応募できるようになる。 →単価が一気に上がる。 | |
具体例 | 1.初心者のうちはロゴデザイン作成のみ担当 2.コーディングとWebライティングのスキルを身につける 3.LPを丸ごと作れるようになる 4.単価の高いLP案件に応募できる |
- ひとつのスキルを磨き続ける
ひとつのスキルを磨き続ければ、収入アップにつながります。
前述したように、時給がアップするためです。
【バナー制作1件10,000円の依頼がきた場合】
制作時間 | 時給換算 | |
初心者 | 5時間 | 2,000円 |
経験者 | 1時間 | 10,000円 |
上記のように、作業スピードをあげることで作業時間が短くなるため、余った時間で他の仕事に取り組めます。
結果として時給だけでなく全体の収入の底上げにもつながりますよ。
2. ポートフォリオサイトを作る
(参考:遠水 イッカン)
未経験のうちは実践経験をクライアントにアピールしにくいため、ポートフォリオを作るのがおすすめです。
ポートフォリオとは、過去の制作物をまとめた作品集のことを指します。
ポートフォリオは主に、「Webサイト」「紙媒体」のどちらかで作られますが、副業でWebデザインの仕事を探すなら、自分でWebデザインしたサイトを作るのが断然おすすめです。デザインを通して自分のスキルをアピールできるため、仕事の受注につながりやすくなります。
しかし、Webサイトを作るには時間も手間もかかります。未経験なら、なおさら難しいと感じますよね。もし、ポートフォリオサイトを用意するのが難しいのなら、まずはSNSで副業用のアカウントを作ってみてください。
詳しくは次で解説します。
3. SNSで宣伝する
(参考:小林 I WebデザイナーTwitterアカウント)
InstagramやTwitterに副業用のデザインアカウントを作成し、自分の作品を多くの人に見てもらいましょう。ポートフォリオサイトを作るよりも手軽に始められ、SNS経由で仕事をもらうきっかけにもなります。
あくまで仕事で使用するアカウントなので、愚痴ばかりつぶやく・クライアントの批評をするなどの不適切な投稿はしないよう注意してくださいね。実際に、愚痴ばかりつぶやいているフリーランスは、仕事が減っていると
クライアントとの信頼関係を築く
仕事をくれたクライアントとの間に、信頼関係を築きましょう。
「信頼できるWebデザイナーである」と理解してもらえれば、継続して仕事をもらえる可能性があがります。
信頼関係を壊さないために、してはいけない行動を紹介します。
- 仕事内容・費用を確認しない
- 連絡が取れない
- 納期を守らない
- ミスが多い
- SNSでクライアントの悪口を書き込む
とても初歩的に見えますが、できていないWebデザイナーが多いです。
ひとつひとつの仕事を大切にして「これからも依頼したい」と思わせるWebデザイナーになってくださいね。
Webデザインの副業に必要なもの
Webデザインの副業は独学でも、必要なものを揃えれば、すぐに始められます。
- デザインの基礎知識
- デザインソフトの使い方に関する知識
- パソコン
- 【デザインソフト】Photoshop
- 【デザインソフト】Illustrator
上記は「まずは最低限、これだけあれば安心」のリストです。しっかりおさえておきましょう。
デザインの基礎知識
Webデザインの仕事に、デザインの基礎知識は必須です。
どれだけポートフォリオを作っても、基礎ができていない作品はクライアントにバレてしまいます。デザインの4原則にしたがって、基本に忠実に作品を作りましょう。
デザイン4原則 | |
近接 | 関連する要素をまとめ・整理して、情報を関連づける |
整列 | ルールに従って関連する要素を配置する |
反復 | ルールに従って同じ要素を繰り返す |
強弱 | 要素に強弱をつける |
初心者が上記のルールを無視してオリジナルのデザインを作ると、わかりにくく・見にくくなってしまいがちです。
基本に忠実にデザインしたうえで個性を出すようにしてくださいね。
デザインソフトの使い方に関する知識
Webデザインで使用するデザインソフトの使い方は、必ずマスターしなくてはいけません。
どれだけ素晴らしいデザインを思いついても、形にできなくては意味がないためです。
細かい使い方・ショートカットキーなどを覚えると、仕事のスピードアップにもつながります。最初のうちは触りながら、勉強しながら覚えていきましょう。
勉強方法は後述しますので、ぜひ参考にしてください。
パソコン
Webデザイン初心者なら、パソコンのスペックに高い性能は必要ありません。一定のスペックを持つモデルであれば、十分に副業で使用できます。
Q&A方式で、パソコンの選び方を3つご紹介します。
- 質問1. WindowsとMacはどちらがよいですか。
- 答え1. どちらでも構いません。ただし、金銭的に余裕があればMacがおすすめです。WebデザイナーにはMacを使用している人が多いためです。
参考に、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
Windows | メリット | 安く購入できるモデルが多い世界でのシェア率が高く、トラブルに対応しやすい性能の拡張・換装が簡単 |
デメリット | Webデザインでよく使用されるフォントが搭載されていない画面が粗い | |
Mac | メリット | Webデザインでよく使用されるフォントが搭載されている画面がきれい起動が早いデザインデータの受け渡しが簡単 |
デメリット | 高額モデルが少ない |
- 質問2. 目安となるスペックを教えてください。
- 答え2. 以下の表を参考にしてください。
項目 | スペック | 効果 |
CPU | Intel Core i5以上、Ryzen 7以上 | 処理能力が早く、仕事が早く進む |
メモリー | 16GB以上 | いくつものソフトを同時に立ち上げても、快適に作業できる |
ストレージ | 256GB以上 | 大量のデータを保存できる |
画面サイズ | 15インチ以上 | マルチタスクがしやすく・持ち運びもできるサイズ感 |
- 質問3. ノートパソコンとデスクトップ、どちらがよいですか。
- 答え3. 最初は、ノートパソコンがおすすめです。外での打ち合わせ・カフェで作業する可能性があるため、持ち運びができるノートパソコンが便利です。ただし、だんだん大きい画面で作業したくなる可能性もあるため、資金に余裕がある場合は、両方用意できると良いです。
【デザインソフト】Photoshop
出典:Adobe公式サイト
Photoshopは世界中で利用される画像編集ソフトです。ソフトの使い方を勉強するなら、一緒に作業できる動画がおすすめ!「Photoshop 使い方」と検索すると、たくさんの教材を参考にできますよ。
【使用シーン】
- 写真・画像の色を調整する
- 写真・画像を合成する
- テキスト・装飾を追加する
- 写真・画像を加工する
- イラストを作成する
【月額料金】
1,078円〜
標準のデザインソフトとしてPhotoshopを使用している企業も多く、写真素材の加工には必須のソフトといえます。
【デザインソフト】Illustrator
出典:Adobe公式サイト
Illustratorは、イラストレーターが使用することがメインですが、Webデザイナーもロゴやアイコンの作成で使用します。
【使用シーン】
- ロゴを作る
- アイコンを作る
- イラストを描く
- 文字と画像を組み合わせてレイアウトする
- 印刷物のデザインを作る
【月額料金】
1,980円〜
Photoshopの苦手分野も、Illustratorがあればカバーできます。どちらも使えるようにしておくと、作業の効率も上がりますよ。
未経験でも大丈夫!Webデザインを勉強する方法
未経験でも副業でしっかり収入を得るために、Webデザインやデザインソフトの使い方を勉強する方法を紹介します。
- Webデザインの副業スクールに通う
- Webデザインの通信教育を受ける
- 独学でWebデザインを勉強する
「お金をかける?」「時間をかける?」などの優先事項を決めて、自分に合った方法で勉強してくださいね。
Webデザインのスクールに通う
手っ取り早く学びたいなら、Webデザインのスクールを検討してください。
【メリット】
- 基礎から学べるので、抜けや漏れがない
- わからないことは先生に質問できる
【デメリット】
- 費用が高額
- 授業の時間を変えられないことがある
短期間集中コースを選べば、2週間ほどで基礎を勉強できます。
早くスキルを身につけて実践に移したい方におすすめです。
Webデザインの通信教育を受ける
「時間を気にせず勉強したい。先生に質問できる環境もほしい」なら通信教育がおすすめです。
【メリット】
- 先生に質問できる
- いつでもどこでも勉強できる
【デメリット】
- 費用が高額
- 1人で学習するため、モチベーションの維持が難しい
先生の添削を受けながら、自分のペースで学習できますよ。
独学でWebデザインを勉強する
できるだけお金をかけたくないなら独学で勉強してみましょう。
【メリット】
- 比較的お金がかからない
- 自分のペースで学べる
【デメリット】
- 総合的な学習が難しく、時間がかかる
- 質問できる先生がいない
【学習の例】
- デザインソフトの公式教材を使用する
- YouTubeや本を利用する
わからないことはネット検索すれば、より深い知識やスキルを身につけられます。
【さいごに】Webデザイナーをお探しなら「cone」へ
出典:cone
Webデザイナーの副業を成功させるためには、幅広いスキルと知識の吸収が必要です。もし、今すぐWebデザイナーを手配する必要があるなら「cone」へご相談ください。依頼者(あなた)とconeに在籍するWebデザイナーとのマッチングをサポートします。
Webデザイン業務を外注したいとお考えの方はぜひ利用をご検討ください。