LP制作(ランディングページ)の料金相場はいくら?LP制作は予算次第でできることが変わる!

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原栄一郎

月間200万PVを超えるメディアでSEOを担当。
ITマーケティング業務に従事して7年目。

売上の増加、顧客や求職者からの問い合わせが期待できるLP(ランディングページ)ですが、制作を依頼する際の料金相場はどれくらいなのでしょうか。

この記事ではLP(ランディングページ)を制作する際の料金相場と、費用が変わる9つの要素について解説します。

実際にLP制作を依頼する時のポイントについてもご紹介するので、ご参考ください。

LP制作(ランディングページ)の料金相場はいくら?

LP制作料金の相場は「10万円〜60万円」です。

ただし、この相場はあくまでも目安であり、10万円以下で依頼できる場合もあれば60万円以上かかる場合もあります。

10万円から60万円と料金に大きな差があるのには2つの理由があります。

1つ目は、依頼先です。LP制作の依頼先は大きく分けて以下の3つとなります。

  1. フリーランス
  2. 中小規模の制作会社
  3. 大手制作会社

フリーランスの方が費用が安く、大手制作会社の方が費用が高くなります。費用を抑えたい場合はフリーランスへの依頼をご検討ください。

料金に差がある2つ目の理由は、デザインや広告運用などのサポート内容です。当然ですが、デザインにこだわったり広告運用をサポートしてもらったりすると、料金が高くなります。

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LP制作は予算次第でできることが変わる

LP制作の料金相場は10万円〜60万円でしたが、もちろん準備できる予算によってできることが異なります。

ここでは、予算別にどんなLPを制作できるのかご紹介します。

予算が10万円以下の場合

予算が10万円以下の場合、以下のようになるでしょう。

依頼先フリーランス・小規模制作会社
制作期間1週間〜1ヶ月
広告運用・改善サポートなし

とにかく費用を安く抑えて制作を依頼した場合、10万円以下で依頼することができます。費用を抑えたい方だけでなく、LPの戦略設計や原稿をご自身で用意できる場合もおすすめの料金相場です。

依頼先は基本的にフリーランスか個人の制作会社となります。フリーランスの場合はクラウドソーシングサイトで探すのが良いでしょう。

予算10万円以下となると、デザインは1から制作するオリジナルではなくインターネット上に公開されているフリーデザインや制作会社のテンプレートとなります。

さらに広告運用やLP公開後の改善サポートなどは無いため、運用する場合はご自身で対応する必要があります。

一方で、制作期間は1週間から1ヶ月と最も短い期間で依頼できるため、早急にLPを用意したい場合はおすすめです

予算が10〜30万円の場合

予算が10万円から30万円の場合、以下のようになるでしょう。

依頼先フリーランス・中小規模制作会社
制作期間2週間〜1.5ヶ月
広告運用・改善サポートなし

10万円から30万円の予算を用意できるのであれば、ある程度実績のあるフリーランスや中小規模の制作会社に依頼することができます。

さらに、予算10万円以下の場合と違い、ターゲットに合わせたオリジナルデザインの制作が可能です。つまり、デザインにこだわりたい方は少なくとも10万円の予算を用意する必要があります。

制作会社によっては、原稿を用意してもらえる場合があります。

一方で、戦略設計はご自身で用意する必要があり、公開後の修正や改善のサポートはありません。

予算10万円以下の場合と同じく、LPを実際に運用する場合はご自身での広告運用と改善が必要不可欠です。

予算が30〜60万円の場合

予算が30万円から60万円の場合、以下のようになるでしょう。

依頼先中小規模制作会社
制作期間1ヶ月〜2ヶ月
広告運用・改善サポート一部あり

30万円から60万円の予算を用意できる場合、業界調査や競合調査を行う戦略設計からオリジナルデザインの制作まで依頼可能です。

さらに、キャッチコピーや構成案の作成などLP制作に必要な工程をほぼ全て依頼することができます。

広告運用や改善サポートについては、制作会社によって対応できるかどうかが異なりますので、発注前にご確認ください。広告運用についてのノウハウが無い場合、運用サポートまで行ってもらえる制作会社を選びましょう。

デザインにこだわりがある場合や戦略設計から依頼したい場合は、少なくとも30万円の予算をご用意ください。

予算が60万円以上の場合

予算が60万円以上の場合、以下のようになるでしょう。

依頼先中小規模制作会社・大手制作会社
制作期間2ヶ月〜3ヶ月
広告運用・改善サポートあり

60万円以上の予算を用意できる場合、実績が豊富な大手制作会社に依頼することも可能です。この予算であれば、以下の全ての内容を任せることができます。

  • 競合調査
  • 業界調査
  • 企画立案
  • 原稿作成
  • デザイン
  • 公開
  • 運用
  • 改善

今までにLP制作した経験が無く、広告運用のノウハウも持ち合わせていない方で、確実なコンバージョン(成果)を求める方は60万円以上の予算を用意できれば安心です。

また、LP公開後の運用サポートまで依頼できるため、売上や集客などのコンバージョンにこだわりたい方におすすめです。

依頼先別のLP制作料金事例

前述した通り、LP制作の費用は依頼先によって差があります。ここからは、LP制作の依頼先をフリーランス・中小規模制作会社・大手制作会社の3つに分類しご紹介します。

フリーランスに依頼する場合

フリーランスのLP制作料金事例は以下の通りです。

 料金
フリーランスA5万円〜10万円
フリーランスB8万円
フリーランスC5万円〜20万円

フリーランスに依頼する場合、安ければ5万円から依頼することが可能です。一方でコンバージョンにこだわったりスマホ対応のページを依頼したりすると、20万円程度の料金となります。

フリーランスの場合、デザインとコーディングのみの場合が多く、運用や改善のサポートはほとんどの場合ありません。

一方で、制作会社と違って1人なので管理コストがかからず費用を抑えることができます。サポートはないので公開後の改善はできませんが、制作費用をなるべく抑えたいのであればおすすめです。

中小規模の制作会社に依頼する場合

中小規模制作会社のLP制作料金事例は以下の通りです。

 料金
制作会社A5万円〜20万円
制作会社B30万円〜
制作会社C60万円〜

中小規模の制作会社は大手制作会社ほどのノウハウはありませんが、独自の強みを持っている場合があります。

例えばデザインに強かったり、イラストに強かったり、スピーディーな制作に対応できたりなど、制作会社によって様々な強みを持っています。

さらに、大手制作会社と比較すると費用を抑えられるのも特徴です。

LPを制作する目的と強みが合致する制作会社を見つけることができれば、大手制作会社よりも費用が安い中小規模の制作会社に依頼することをおすすめします。

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大手制作会社に依頼する場合

大手制作会社のLP制作料金事例は以下の通りです。

 料金
制作会社A100万円〜500万円
制作会社B20万円〜60万円

大手制作会社に依頼する場合、100万円以上の費用がかかるケースもあります。

フリーランスや中小規模の制作会社と比較すると高くなりますが、豊富なノウハウや実績があり安定したクオリティを期待できるでしょう。

競合調査から広告運用・改善など公開後のサポートも任せられるため、コンバージョンにこだわりたい方は大手制作会社がおすすめです。

制作会社によっては、SNSでバズらせる施策など独自の強みを用意している会社もあります。

LP制作(ランディングページ)の費用が変わる9つの要素

ここからは、LP制作費用を変動させる9つの要素について解説します。

素材作成や撮影を行うか

まず1つ目が、LPの中で利用する画像や動画にかかる費用です。LPで利用する写真や動画を制作会社に撮影してもらったり、有料の素材を用意してもらったりすると費用がかかります。

有料素材の場合は購入費用のみですが、新たに撮影するとなるとカメラマンの人件費も考慮するため費用も高くなるでしょう。

例えば、LPで使用する動画の撮影を制作会社に依頼するとなると、10万円以上の費用がかかる場合もあります。

裏を返せば、そういった素材を自社で用意できれば費用はかかりません。なるべく費用を抑えたい場合は素材を自社でご用意ください。

制作期間

前述した通り、LP制作の制作期間はテンプレートデザインを利用して早くても1週間、オリジナルデザインで戦略設計から行う場合3ヶ月程度となります。制作期間が長くなるのは、綿密なヒアリングや調査を行うためです。

しかし、スピード感が重要な現代のビジネスにおいて、なるべく早くLPを公開したい場合もあるでしょう。

そういった場合に通常より短い制作期間で依頼すると、追加費用を請求される可能性があります。

もちろんヒアリング等の時間を削減して、早急にLPを制作できる会社もあるでしょう。しかし、ヒアリングをした方が高いクオリティが期待できることは間違いありません。

制作にはあらかじめ3ヶ月程度の時間がかかると理解した上で、余裕を持ってスケジュールを組むようにしましょう。

コンテンツのボリューム

LPは、1枚のWebページにたくさんの情報を詰め込むことになります。そういった情報(コンテンツ)のボリュームが多ければ多いほど、制作費用が増加します。

コンテンツボリュームに対する料金設定は制作会社によって異なります。例えばコンテンツの量をWordに置き換えWord10ページ分で一旦料金を設定し、さらに増やす場合は1ページごとに料金がかかる制作会社があります。

他にも、単純に文字数で料金を設定する制作会社もあります。

コンテンツ量による追加費用でトラブルにならないためにも、あらかじめ制作会社の料金形式を確認しておくのがおすすめです。

サーバー・ドメイン費用

新たにドメインを準備したり、サーバーをレンタルしたりする場合、その準備費用がかかります。制作会社に準備を依頼する場合は、外注費用として追加費用がかかる場合があるため、安く抑えたい場合は自社で用意するようにしましょう。

制作会社によっては自社サーバーを用意していて、サーバーを提供してくれる場合があるため、サーバーを用意する必要があるかどうかもご確認ください。

すでに自社でサーバーをレンタルしている場合は、同じサーバーを利用して費用を抑えることが可能です。

レスポンシブ対応

レスポンシブ対応とは、PC・スマートフォン・タブレットなど、あらゆるデバイスのサイズに応じて最適化したサイズでWebページを表示させる仕様のことです。

つまり、レスポンシブ対応をしてもらえばユーザーがどんなデバイスであなたのLPを見ても、見やすく表示されます。反対に、どんなに良いデザインでもサイズ的に見づらければコンバージョンには繋がりにくいでしょう。

制作会社に依頼する場合は費用に含まれていることも多いのですが、フリーランスに依頼する場合は含まれていないケースが多いです。

もちろん予算があればスマホでもPCでも見やすいようにするべきですが、費用をなるべく抑えたい場合はターゲットによってどちらかに絞るのがおすすめです。

ターゲットがPC利用者なのかスマートフォン利用者なのか絞れない場合、レスポンシブデザインに対応できるプランや制作会社を選ぶようにしましょう。

納品形式

LPの納品形式は大きく分けて2つあります。

  1. サーバーにアップして納品
  2. データ形式で納品

サーバーにアップする方法は、完成したLPをインターネット上で見れるようにする所まで依頼先が行ってくれます。

自社ドメインを持っていない場合や新しくLPだけを制作したい場合は、この納品形式となります。

データ形式で納品する方法は、zipファイルにLPのデータを入れて納品してもらうパターンです。この場合、LPをインターネット上に公開するには、もらったデータを自社でサーバーにアップロードする必要があります。

自社ドメインを持っていて、同じドメインでLPを公開する場合はこの形式で納品してもらうことになるでしょう。

制作してもらったLPのデータを後から修正したい場合、制作会社によってはpsd(Photoshop)やai(Illustrator)などの拡張子で納品してもらうことも可能です。

ただし、修正可能な形式で納品してもらう場合は著作権の譲渡などの観点から追加費用がかかる可能性があるのでご注意ください。

納品形式と費用については事前に依頼先に確認しておきましょう。

デザインの修正

後ほど解説しますが、LP制作はデザインが決定した後にエンジニアやWebデザイナーがコーディングという作業を行います。そして、完成したコードをアップロードすればLPの完成です。

つまり、LPが完成した後にデザインを変更したい場合、再度エンジニアによるコーディング作業が必要になります。

デザインを決めているタイミングで修正を求める場合は問題ありませんが、コーディングが終了した後にデザイン修正を希望した場合、追加費用がかかる可能性があることにご注意ください。

修正費用に関しては費用に含まれていたり、3回まで無料のように無料の範囲が設定されていたりする場合もあるので、依頼先にご確認ください。

デザインの修正費用はコーディング前に入念に確認しておけば、支払う必要のない費用です。ですから、デザインを決定する段階でしっかりチェックしておきましょう。

広告運用サポート

そもそもLPは、リスティング広告を中心とした広告運用を行うために作られるのが一般的です。

リスティング広告とは、検索連動型広告のことで、Googleなどの検索エンジンで何かを検索した時に画面の上に出てくるテキスト型の広告のことを指しています。

LPはそのリスティング広告としてインターネット上に表示し、商品の購入や顧客からの問い合わせを目的とするのが一般的です。

つまり、どれだけ良いデザインのLPが完成したとしても、広告運用が上手くいかなければコンバージョンは期待できません。

広告運用のノウハウがある場合は完成したLPを自社で運用できますが、ノウハウが無い場合はプロの広告運用サポートを受けることをおすすめします。

フリーランスに依頼する場合だけでなく、中小規模の制作会社に依頼する場合も広告運用サポートが付いてない場合があります。広告運用までサポートしてもらいたい場合は、あらかじめ運用サポートがある制作会社を選びましょう。

改善サポート

前述したように、LPは広告運用をするために制作されるのが一般的です。広告運用には実際に広告としてLPを検索結果に出すページングと、検索結果に出た後にキーワードなどを改善するメンテナンスがあります。

商品購入や問い合わせなどのコンバージョンに繋げるためには、ページングだけではなく LPを改善するメンテナンスが必要です。

LPO(ランディングページ最適化)やEFO(エントリーフォーム最適化)といった広告運用に関するノウハウが無い場合は、改善までサポートしてくれる制作会社への依頼がおすすめです。

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LP制作(ランディングページ)の流れ

LP制作には、以下の5つの工程があります。

  1. 戦略設計・競合調査
  2. 構成案作成・ライティング・撮影
  3. デザイン
  4. コーティング・実装
  5. 運用・改善

これらの流れを理解しておくと、依頼時にスムーズに話を進めることができ、不必要な費用を抑えることができるのでぜひご確認ください。

戦略設計・競合調査

LP制作において最も重要なのが、この戦略設計・競合調査という工程になります。なぜ最も重要なのかというと「どんなLPを作るか」がこの工程で決まるためです。

具体的にこの工程では、以下の作業を行います。

  • LPの目的を決める
  • ターゲットを設計する
  • 市場調査を行いニーズを洗い出す
  • 競合調査を行う
  • 広告運用時のキーワードを選定する

まずはLPの目的を決めます。例えば「ユーザーに商品を購入してほしい」や「ユーザーに電話をかけてほしい」、「ユーザーに会員登録してほしい」などです。

次にLPのターゲットを設計します。「40代独身女性」のように具体的にターゲットを決めることで、広告出稿やLP内で使用するキーワードなどの参考にするためです。

続いて市場調査を行い、どのような商品が売れるかなどを明確にします。

さらに、競合他社のLPを参考にコンテンツや訴求方法などについて調査します。実際にリスティング広告に出ているLPを確認して、LPの成功確率を上げるためです。

そして最後に、実際にリスティング広告に出して運用する際のキーワードを選定します。

制作会社によっては、見積もり時に大まかな設計を行う場合もあります。その場合、実際に料金を支払った後に細かい戦略設計をしてもらえるでしょう。

構成案作成・ライティング・撮影

ユーザーがLPを訪問しその後コンバージョンしてもらうためには、ユーザーに納得させる自然なストーリーが必要です。

そのストーリーのことを構成案といいます。つまり構成案作成とは、ユーザーに自然な流れで購入や問い合わせをしてもらうための作業です。

具体的には、以下のような内容をLPにどう組み込むかを決めます。

  • 商品説明
  • 利用イメージ
  • 利用者の口コミ
  • 商品の写真
  • 申し込み方法

これらのコンテンツの見せ方や順番を決めるのが、構成案作成という作業です。

ライティングとは、LP内で利用するテキストやキャッチコピーなどの原稿を作成する作業のことです。

キャッチコピーやテキストに自信があれば、自社で用意することで費用を抑えることができます。しかし、キャッチコピーなどはコンバージョンに大きく関わる部分なので、ノウハウが無い場合は制作会社に依頼することをおすすめします。

撮影は、LP内で利用する写真や動画を準備することです。前述した通り、自社で用意することができれば費用を抑えられるポイントです。ただし、写真などの素材もキャッチコピーと同様にコンバージョンに大きく関わります。

もし予算に余裕があるなら、こういった素材もプロに依頼するのがおすすめです。

デザイン

キャッチコピーや写真素材が準備できたら、次はデザイン制作です。デザイン制作の流れは以下の通りです。

  1. ラフ案作成
  2. 発注者チェック
  3. 完成イメージ作成
  4. 発注者チェック

ラフ案とは、主に手書きで作成する簡易的なイメージのことです。制作会社が作成したラフ案をチェックして問題なければ、大まかな完成イメージを制作します。

完成イメージでは以下の内容を作成します。

  • フォント
  • ボタンの色
  • レイアウト
  • 文字の配置

これらの内容を、戦略設計で決定したターゲットに合わせてデザインしていきます。完成イメージのチェックは、PCだけでなくスマートフォンで見た時の見え方も確認しておきましょう。

最終チェックが終わった後はエンジニアのコーディングとなるため、チェック後のデザイン修正は追加費用がかかる場合があります。

ですから、デザインの最終チェックは念入りにするのがポイントです。

コーディング・実装

デザインが完成したら次はコーディングです。コーディングとは、デザインをインターネット上で見えるようにするための作業のことをいいます。

HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を使用し、完成したデザインを形にしていきます。

LPはページ1枚のみのコーディングとなるので、基本的にコーディングに時間はかかりません。テンプレートデザインを利用する場合は、2〜3日で作業が終わることもあります。

ただし、LPの中に複雑な動きをつけるなど難易度の高い仕様を入れる場合、1週間以上の期間がかかることがあります。

早急にLPが必要な場合は、依頼先に相談してみると良いでしょう。

運用・改善

ここまでの工程で完成したLPを実際に運用し、改善していく作業です。フリーランスや中小規模の制作会社に依頼する場合、運用改善サポートが無い場合があります。

運用・改善の工程では、具体的に以下のような作業をします。

  • リスティング広告に出稿
  • アナリティクスやヒートマップで効果測定
  • 効果測定をもとにLP改善案作成
  • 改善案をもとにA/Bテストなどを行う

まずはLPを実際に広告に出稿し、運用を開始します。クオリティの高いLPであれば、すぐに効果が出る可能性もあります。

次に行うのは、広告に出稿したLPの効果測定です。アクセス解析ツールやヒートマップツールを利用し、ボタンのクリック率などを測定します。アクセス解析とは、LPの訪問者の属性や行動を分析することです。ヒートマップツールとは、LPの訪問者が熟読している部分やLPから離脱した部分を可視化するツールのことをいいます。

それらの結果をもとに、ボタンの色の変更などさまざまな改善案を出します。

そして最後は、実際にA/Bテストなどを行い改善していくという作業です。

前述した通りLPは、制作が完了したら終わりという訳ではありません。その後運用・改善をして初めて、期待していた成果が出るのが一般的です。

ある程度のコンバージョンを期待しているのであれば、運用・改善のサポートがある制作会社への依頼を推奨します。

LP制作(ランディングページ)を依頼する時のポイント

最後に、実際にLP制作を依頼する時のポイントを6つほどご紹介します。

依頼内容を明確にする

ここまでご紹介してきたように、LPの制作費用は「どこまで制作会社に依頼するのか」によって変動します。

「運用・改善のノウハウは持っているためデザインやコーディングを依頼したい」方と「初めてのLP制作なので、運用・改善まで全てお願いしたい」方では、依頼内容も費用も異なります。

ですから、まずどこまで制作会社に依頼したいのかをあらかじめ明確にしておきましょう。そうすれば、不必要な費用がかかることはないはずです。

ヒアリングがあるかを確認する

LP制作には「商品を購入してもらい売上を増加させたい」や「顧客からの問い合わせを増やしたい」などの目的があるはずです。

それらの目的を達成するために、戦略設計としてターゲットを選定したり市場調査を行いニーズを把握したりする必要があります。

ターゲットや市場のニーズについては、普段からその領域でビジネスをしている発注者側の方が詳しいはずです。そのため、ヒアリングがとても重要になってきます。

ですから依頼する前に、綿密なヒアリングの有無をご確認ください。

実績を確認する

依頼前に制作実績を確認することは重要なポイントですが、大事なのは実績の数だけではありません。

同じような業界の制作実績があるのか、イメージしているデザインに近いものがあるのかなどを把握しておくと良いでしょう。

特に、似ている業界の制作実績があるとLPの改善を行っている可能性があり、クオリティの高い制作が期待できます。さらに、1度似たようなLPを制作しているため納品期間が短くなる可能性もあります。

制作会社の得意分野を知る

大手の制作会社であればほとんどの希望をカバーできますが、中小規模の制作会社にはそれぞれ独自の強みを持っている場合が多いです。

そういった制作会社の得意分野を知ることで、クオリティの高いLP制作に繋がる場合があります。

納品形式を確認する

前述したように、LPにはサーバーにアップする方法とデータ形式で納品する2つの納品形式があります。

どちらの納品形式なのかは制作会社によって異なるため、発注前にあらかじめ確認しておきましょう。もちろん制作会社によっては、どちらの形式にも対応できる場合もあります。

自社でサーバーにアップロードする場合、追加費用がかかる場合があるのでご注意ください。

アフターサポートの範囲を確認する

ここまでご紹介してきたように、LPは完成して広告出稿をしたら終わりではなく、ボタンの配色や動きなどを改善する必要があります。

この改善は、LPO(Landing Page Optimization)と呼ばれています。日本語に訳すとランディングページ最適化です。LPOは基本的に何度もテストを行い、最も効果的なLPに改善することを目的としています。

ですから、アフターサポートがある制作会社に依頼する場合は、どこまでサポートしてくれるのかを確認しておきましょう。

LPOに関してのノウハウが無い場合は、ある程度の成果が出るまでサポートしてくれる制作会社を選ぶと安心です。

制作会社へ依頼する高額な予算も用意が難しい?ぜひ「cone」をお試しください!

まとめ

ここまで、LP制作の料金相場や依頼時のポイントについてご紹介してきました。

LPの制作費用は10万円から60万円が相場ですが、予算によってできることやサポート内容が異なります。
また、LPは広告運用や改善を行って初めて成果が出るケースが一般的です。

自社に広告運用やLP改善のノウハウが無い場合、そういったアフターサポートのプランがある制作会社を選びましょう。

とは

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「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
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