VTuberの制作依頼についてまるわかり!流れから依頼方法、注意点も解説する記事

VTuberの制作依頼についてまるわかり!流れから依頼方法、注意点も解説

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coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。 VTuberの配信を見るのを日々の楽しみにしている。VTuberを自作したこともあり。

VTuberの制作は、専門的な知識を要する複数の工程を経るため、
制作依頼の際は事前に流れを把握し、準備しておく必要があります。

本記事では、VTuberの制作依頼の流れと制作依頼をする方法、制作依頼時の注意点について解説します。
初めて制作依頼をする担当者は、ぜひ参考にしてみてください。

VTuberの制作依頼の流れ

VTuberの制作依頼をする際に、制作における各工程の流れを知っておくことは必要不可欠と言っても過言ではないでしょう。

まず、VTuber制作に必要な工程である、キャラクターコンセプト決め、キャラクターイラストの制作、モデル制作、配信・トラッキング設定を紹介します。

キャラクターコンセプトを決める

キャラクターコンセプトは、企業のブランディングや活動方針がブレないために、重要なポイントのひとつです。
コンセプトがしっかり決まっていると、イラストレーターに依頼しやすいだけでなく、打ち合わせもスムーズに進みます。

キャラクターイラストの制作

コンセプトが決まったら、キャラクターイラストの制作に入ります。
イラストはVTuberモデルの個性や、その後の顧客の定着にも影響する部分でもあります。

イラストの依頼は制作会社に依頼する方法と、個人クリエイターに依頼する方法、自作、フリー素材の既存キャラクターを使用するなどの方法があります。
予算や自社のブランディング、顧客の求めるイメージなど自社に合った方法でイラスト依頼をすると良いでしょう。

モデル制作

モデル制作は、モデリングクリエイター・通称モデラ―に制作を依頼します。
制作会社であれば、所属モデラ―にそのまま制作してもらう形になりますが、個人モデラーに依頼することも手段のひとつです。

VTuberモデルのモデリングには2Dと3Dの2種類があります。
モデラーに依頼内容を伝え第一稿を出してもらい、修正があるようであれば修正依頼をし、最後に完成品の最終確認をして納品してもらいます。

配信・トラッキング設定

キャラクターとモデリングが完成したら、モデルを動かすためのトラッキング設定を行います。
専用のソフトを使い、細かい表情や動作を連携させ、できあがったモデルを配信用ソフトに取り込み、実際の配信画面を作成します。

配信の際のプラットフォームも決定しておきましょう。
配信ソフトとプラットフォームを連携し、実際に配信できるようになります。

VTuberモデルの制作を依頼する際の流れを事前に把握し、工程ごとに必要な準備を行うことで、納品物の完成度もより高まります。

VTuberの制作依頼をする方法

VTuberモデルを制作するにあたって、制作会社にしようか、個人クリエイターにしようか迷うこともあるでしょう。
どちらもメリットとデメリットがあるので、自社に合った方法を選ぶようにしましょう。

それぞれのメリットとデメリット、探し方について解説します。

制作会社に依頼する

制作会社に依頼するメリットは、クオリティの高いモデルを制作してくれる点が挙げられます。
また、会社として一連の工程を担っているため、動画コンテンツの作成まで一貫して対応してもらえたり、なかには、複数モデルの発注にも対応可能な会社もあります。

反対に注意点として挙げられるのは、個人クリエイターと比べると、費用が高額になることが多い点です。
また、契約内容によっては、カスタマイズの自由度が制限されることも。
費用面や契約内容については、制作会社を探す時に確認しておくべきポイントです。

制作会社を探す際は、以下の2点のポイントを確認しましょう。

  • 複数の制作会社から見積もりしてもらう
  • サンプルイメージを作ってもらう

複数の会社から見積もってもらうことで、制作によるコストの比較検討ができます。
最初から1社に絞らずに、複数の選択肢を持っておくことが大切です。
見積もりの際に、Vtuberモデルのサンプルを作成してもらうと、イメージがつきやすいのでオススメです。


VTuber制作依頼のために比較をしているが、どこに頼んだらよいか分からないという場合は、
法人向けに特化したクリエイターへのデザイン制作依頼プラットフォーム「cone」の活用がおすすめです。

coneには、低コストかつ高品質なキャラクターデザインなど、VTuberの制作依頼に対応したクリエイターが多数在籍しています。

またconeでは専任アドバイザーが、依頼時の仕様作成からクリエイターの紹介、
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はじめてVTuberの制作依頼をする場合にも、安心して任せられるでしょう。

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個人クリエイターに依頼する

個人クリエイターに依頼する場合、大きな制作会社にはない独自性の高いキャラクターデザインが期待できる点や、制作会社と比べてコストを抑えられる点が魅力です。
実績のある個人クリエイターも多いので、クオリティが高く、オリジナリティあふれるキャラクターモデルが制作できるのはメリットと言えるでしょう。

ただ、クリエイター個人とのやり取りになるため、コミュニケーションのすれ違いによってトラブルが生じてしまうことも。
また、売れっ子クリエイターに依頼すると、納品スケジュールを読むのが難しい場合があるので注意が必要です。

個人クリエイターを探す方法は以下です。

  • クリエイター登録サイトを利用する
  • クラウドソーシングサイトを利用する
  • SNSを利用する

クリエイター登録サイトやSNSでは、個人クリエイターが自分の作品を公開しているので、完成モデルのイメージがつきやすく、比較検討もできます。
サイトやSNSを常日頃からチェックしておくと、希望通りの作品を制作してくれそうなクリエイターと出会えるかもしれません。

制作会社に依頼する方法、個人クリエイターに依頼する方法、
それぞれのメリットと注意点を踏まえて、複数の会社や個人クリエイターを比較検討することが重要です。
そうすることで、自社の条件と要望に合ったクオリティの高いイラストを依頼することができるでしょう。

制作依頼をする際の注意点

VTuberモデルの制作依頼をするにあたって、クリエイターとのトラブルを避け円滑にスケジュールを進めるためには、依頼前に確認しておくべき注意点がいくつかあります。

4点紹介しますので、参考にしてください。

  • キャラクターの設定・モチーフを決めておく
    制作依頼をする前にどのようなコンセプトで、どのようなキャラクターのモチーフと設定にするかを明確にしておくと、依頼が円滑になります。
    また、他モデルの作例を参考にみておくと、クリエイターに希望を伝える際に役立ちます。
  • 2Dモデル・3Dモデルの選択
    表情が豊かなモデルは2D、全身の動きが得意なのが3Dです。
    コンセプトや予算に合わせて、どちらのモデルにするか事前に決めておきましょう。
  • 依頼・支払いルールを明確に
    制作会社と個人クリエイターどちらにも言えることですが、依頼や支払などルールを明確にしておくと、後にトラブルが起きてしまった時に揉めなくて済みます。
    特にリテイク回数などは、先方の作業負担にもなるのであらかじめ決めておきましょう。
  • 権利関係の契約
    ・業務内容に関する条項
    ・仕様変更に関する条項
    ・納期に関する条項
    ・検収に関する条項
    ・契約不適合責任に関する条項
    ・著作権に関する条項

    特に著作権に関する条項は、VTuber活動を行ううえで最も重要です。
    キャラクターに関する著作権が受託者に帰属してしまうと、委託された側はVTuberモデルを当初の計画通りに使用することが困難になってしまうことがあるからです。

VTuberモデルの制作においては、依頼前に依頼内容の詳細を決めておくことで、スムーズに依頼を進行することができます。
また、クリエイターや制作会社とのトラブルを避けるため、
依頼・支払いのルールや著作権などの権利関係を契約書に明記しておくなど、事前に取り決めておくことが大切です。

VTuberの制作を円滑に進めるために

VTuberの制作には、キャラクターコンセプトの設定から配信・トラッキングの設定まで、専門的な知識を要する複数の工程があります。

また、制作依頼においては、依頼前に決めておいた方がよい制作の希望や、トラブルを避けるために確認するべき権利関係があることがわかりました。
これらは事前に準備しておくことで、スムーズに計画を進めることができます。

依頼先を探す際には、ご自身のイラスト制作や配信機材、権利まわりに関する知識量を鑑み、
制作会社やクリエイターの経験・実績を参考に比較検討することが大切です。

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。