タイムラプス動画とは?活用シーンと撮影&編集方法を解説

アバター画像

coneなセカイ編集

coneなセカイを編集している人。
自らもクリエイターとして、日々クリエイティブに関する課題解決で翻弄中。

動画が好きな人なら、タイムラプス動画という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

動画にはさまざまな技法がありますが、このタイムラプスもその1つと言えます。タイムラプス動画は普通の動画とは違う独特な雰囲気を作り出せます。一工夫したいときに最適な方法といえるでしょう。

今回はタイムラプスについて知りたい人に向けて、タイムラプスとはなんなのか、どんなときに活用できるのか、また撮影や編集の方法についてもご紹介します。

そもそもタイムラプスとは?

タイムラプスとは時間が過ぎていく様子を早回しで見ることで、時間の経過を意味する「time lapse」から来ています。このような映像を撮影することを「タイムラプス撮影」といい、微速度撮影、インターバル動画撮影とも呼ばれる場合があります。

タイムラプス動画の仕組み

タイムラプス動画を作るときは、ゆっくりした速度で撮影します。1枚ずつ一定間隔で写真を撮り、写真1枚を1コマとしてすべてつなぎ合わせていきます。これをアニメーションにしたものがタイムラプス動画です。

こんなときに活用できる!

タイムラプス動画はさまざまなシーンで活用できます。特におすすめなのは、以下のようなシーンです。

人や車などの動きを見せたいときに

人通りや交通量の多い場所は、タイムラプスの技術を活かしやすいです。動きの多い風景なので、その変化をおもしろく表現できるでしょう。いつも利用しているおなじみの場所でも、タイムラプス動画にすると違った雰囲気に仕上げられます。

景色の移り変わりを表現したいときに

自然などの景色は動きのない被写体ですが、タイムラプス動画なら違う姿で表現できます。たとえば季節の移り変わりは1日ではわかりづらいですが、春夏秋冬をタイムラプス動画にすると季節の流れを美しく見せられます。つぼみから花が開く様子や、土から芽が出る様子など、さまざまなパターンに利用できるでしょう。

メイキングを素早く紹介したいときに

タイムラプス動画は時間の流れを短縮できるため、メイキング映像などにも適しています。とくに作業工程に時間がかかるものなら、出来上がりまでの流れをわかりやすくまとめられて良いでしょう。じっくり見せたい部分だけ映像速度を戻せば、視聴者にも伝わりやすい作品になります。

どのように撮影すればいい?

スマホ

タイムラプス動画をつくるには、どのように撮影すればよいでしょうか?撮影方法をいくつかご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

普通のカメラでも撮影OK!

タイムラプス動画を撮影するときは、長時間同じ位置にカメラをセットする必要あるため、三脚などで固定します。タイムラプス撮影機能がないカメラでも問題はなく、間隔を決めて手動で1枚ずつ写真を撮ればOKです。

カメラによっては、タイマー式のインターバル撮影(設定した撮影間隔で撮れる)機能が搭載されているので、そのような撮影モードのある製品を使うとさらに便利かもしれません。

iPhoneならOS搭載のカメラを使える

iPhoneユーザーならiOSのライムラプス撮影機能を使えます。撮影間隔は自動で決められ、基本的には再生時に30秒以下の長さになるように自動設定されます。撮影設定を自分で調整する必要がないので楽でしょう。

iPhoneで撮影する場合も、スマートフォンスタンドなどで端末を固定します。

タイムラプス撮影できるアプリを使う

タイムラプス撮影機能を搭載したカメラアプリなら、自分の好みに合った設定で撮影できます。たとえば撮影間隔やシャッタースピードを変えたい場合や、動画に音声をつけたいときなどに便利でしょう。Androidのスマートフォンを利用しているユーザーもこの方法で タイムラプス撮影ができます。

タイムラプス動画の編集方法は?

カメラで撮影したあとは、タイムラプス動画を作るために編集する必要があります。

基本的な編集の流れをご紹介しますので、参考にしてみてください。

1.素材を用意する

まずはタイムラプスに使う静止画(撮影した写真)を用意します。撮影時間が長いほど枚数が多くなるため、この量は数百枚に及ぶ可能性があります。手動で管理している場合は、順番などがズレないように注意しましょう。

2.写真を現像(レタッチ)する

つぎに、微速度撮影した写真を自分のイメージに近づけて現像していきます。撮影写真のなかからポイントとなるものを1枚選び、まずはその写真をレタッチします。うまくイメージ通りになったら、レタッチ設定をすべての写真に同期させましょう。同期後はいくつかの写真を確認しておくことをおすすめします。

3.動画ソフトで編集する

レタッチが終わったら画像サイズを整えて書き出し、タイムラプス動画を作成していきます。動画編集ソフトで動画サイズやフレームレートを選択し、連続した静止画を読み込みます。1つのクリップとして動画が作成されたらタイムラインへ移動させ、エフェクトなどの編集を加えたあとに動画を書き出します。

まとめ

タイムラプス動画を作るにはそれなりの工程がありますが、その分、普通の動画にはない味のある映像を作れます。普通のカメラでも問題なく撮影できるので、手持ちのカメラがある場合は試してみると良いかもしれません。

iOSのカメラやスマホアプリを使えば、スマホでも手軽に撮影が可能です。最終的には動画編集ソフトでの画面操作が必要ですが、なかには撮影と動画編集が同時にできるアプリもあるので探してみると良いでしょう。

この機会にタイムラプス動画作成にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。