動画編集を依頼する時の費用相場を解説|安く抑える6つのポイントとは?

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原栄一郎

月間200万PVを超えるメディアでSEOを担当。
ITマーケティング業務に従事して7年目。

YouTubeやTikTokなどの動画系SNSが流行していることもあり、ビジネスや企業のマーケティングに動画を活用している企業が増えています。

アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士の調査によると、1分間の動画は180万字と同等の情報量を伝えることが可能という結果が出ています。
180万字をWebページに換算すると約360ページにもなりますので、動画をビジネスに活用するのが効果的なことは間違いありません。
では実際に動画を制作するのには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

今回は、動画編集を外部に依頼する時にどれくらいの費用がかかるのか、そしてその編集費用を抑える方法等についてご紹介します。

動画編集を依頼する時の料金相場

まずは、動画編集を外注する際の費用相場をご紹介します。基本的には「どんな動画を作成してもらうのか」によって料金が異なるため、まずは動画の種類別に解説します。

YouTube動画

YouTube動画の編集を依頼する時の料金相場は以下の通りです。

依頼内容料金
5,000円〜5万円編集
5万円〜10万円編集+企画・構成
10万円〜50万円編集+企画・構成+運用支援

世界最大の動画プラットフォームであるYouTubeは、企業のマーケティングに活用することも可能です。

仮にチャンネル登録者や再生回数が伸びれば、広告を出すよりもはるかに安く顧客にリーチすることができます。

そんなYouTube動画の編集ですが、どこまで依頼するかによって料金が異なります。カットやテロップなどの簡単な編集のみであれば、5,000円程度から依頼することも可能です。

編集のみの依頼でも5,000円から50,000円まで幅がある理由は、動画の長さ、いわゆる尺の長さによって費用が異なるからです。動画が長くなればなるほど、料金は高くなっていきます。

YouTube動画の編集では、具体的に以下のような対応を依頼できます。

  • 動画のカット
  • テロップの挿入
  • 画像の挿入
  • 効果音の挿入
  • エフェクトの対応

編集に加えて企画・構成まで依頼する場合、動画の企画や構成を制作会社が行い、撮影を自社で行い、その後データを渡して編集してもらうという依頼も可能です。

撮影まで依頼するとなると、プロのカメラマンを雇う人件費だったり、撮影のためのレンタルスペースを借りたりする必要があります。
YouTube動画制作の依頼の場合、制作会社によってはYouTubeの運用支援までサポートしている所もあります。

運用支援までしてもらう場合は、費用が月額料金となる場合があるのでご注意ください。

インタビュー動画

インタビュー動画の制作を依頼する時の相場は以下の通りです。

依頼内容料金
2分程度のインタビューのみ5万円〜30万円
演出を含めた3分程度の動画30万円〜80万円

採用動画やリクルート動画とも呼ばれるインタビュー動画は、会社や従業員の魅力を実際に働いている社員や社長の口から直接伝えることができる動画です。
就活をしている大学生や転職活動をしている方が「入社後の自分」を想像できるため、ホームページにある採用情報のページなどで活用されます。

費用は依頼する内容や動画の長さによって異なりますが、インタビューのみの動画で、素材を自社で用意することができれば5万円程度から依頼することができます。

社内の風景を紹介したり、実際に働いている場面を撮影したりすると、30万円から80万円程度の費用が相場です。
社内での撮影でなく、外にロケに行ったりカメラマンに撮影を依頼したりすると、料金も高くなるのでご注意ください。

イベント動画

イベント動画の制作を依頼する時の相場は以下の通りです。

依頼内容料金
配信用動画5万円〜15万円
企業のイベント動画20万円〜30万円
大規模なイベント動画50万円〜100万円

イベント動画には、主に以下の3つの種類があります。

  1. ライブ配信用の小規模動画
  2. 社内総会やセミナーなどの企業動画
  3. サークル活動などの大規模イベント動画

規模が大きくなればなるほど、撮影機材やカメラマンや編集者の人件費がかかって費用が高くなってしまいます。
イベント動画はプロの撮影機材を使わないと安っぽさが出てしまうため、編集だけでなく撮影から依頼するのがおすすめです。

商品PR動画

商品PR動画の制作を依頼する時の相場は以下の通りです。

依頼内容料金
実写動画自社素材のみ10万円〜30万円
役者に演技を依頼30万円〜200万円
アニメーション動画フリーイラストで編集10万円〜30万円
オリジナルイラストを作成30万円〜100万円

商品やサービスをPRする動画とは、わかりやすく言えばテレビCMのような動画のことです。
テレビCMとなると費用は1,000万円を超えてしまうこともありますが、ホームページで利用したりYouTube広告で利用する動画であれば10万円から制作することができます。

商品PR動画の料金は、大きく分けると実写動画なのかアニメーション動画なのかによって異なりますが、高くなっても200万円程度が相場です。

実写動画でもアニメーション動画でも、自社で素材を用意したりフリーイラストや制作会社の素材を利用したりすれば、10万円程度から対応してくれる制作会社もあります。

会社紹介動画

会社紹介動画の制作を依頼する時の相場は以下の通りです。

依頼内容料金
画像スライドショー10万円〜35万円
社内風景動画30万円〜80万円
仕事密着動画70万円〜100万円
特殊技術を利用した動画60万円〜200万円

会社紹介動画とは、社内に向けたPR動画や就活生・中途採用者に向けて制作する動画のことです。料金相場はどんな動画を制作するかによって異なります。
画像スライドショーとは、自社で素材を用意してスライドショー形式で流す動画のことです。料金は10万円から35万円が相場ですが、依頼先によっては5万円程度で依頼することもできます。

社内風景動画とは、会社の魅力を就活生に伝えるなどの目的で社内を撮影する動画のことです。プロのカメラマンによる社内撮影が必要となるため、画像スライドショーよりも高い費用がかかります。

仕事密着動画とは、わかりやすく言えば毎日放送の情熱大陸やNHKのプロフェッショナル仕事の流儀のような動画のことです。
数日間仕事に密着する動画となるため、人件費も含めて費用が高くなっています。

3DCGなどの特殊技術を利用する動画となると、編集だけでなくディレクターによるディレクション費用や動画の構成費用もかかりますので料金が高くなります。

アニメーション動画

アニメーション動画の制作を依頼する時の相場は以下の通りです。

依頼内容料金
スライドショー10万円〜30万円
モーショングラフィックス30万円〜200万円
ホワイトボードアニメーション50万円〜100万円
キャラクターアニメーション50万円〜150万円
3Dアニメーション200万円〜300万円
フルアニメーション300万円以上

アニメーション動画は「撮影」という手間がかからず、日本人にとって親しみやすいという長所があります。

依頼内容によって料金が異なりますが、費用を安く抑えたいのであれば制作会社の素材やフリー素材を利用するスライドショーがおすすめで、10万円程度から制作することが可能です。

モーショングラフィックスとは、イラスト・写真・図形などに動きや効果音を加えた動画のことで、アニメーション動画の中では比較的費用を抑えて制作することが可能です。

ホワイトボードアニメーションとは、ホワイトボードや黒板に人が手書きで文字やイラストを描いていくアニメーションのことです。流れるようなアニメーションなので、メッセージが伝わりやすいという特徴があります。

キャラクターアニメーションとは、オリジナルキャラクターに会話させたり動きを加えてメッセージを伝えたりする動画です。いわゆる「アニメ」のことで、企業のキャラクターなどがいれば知名度アップも期待できます。

3DCGなどの技術を利用した本格的なアニメーション動画や、1枚1枚絵を描いていくフルアニメーションを制作するとなると、人件費も含めて200万円以上の費用がかかります。

どこに編集を依頼するかで料金が異なる

動画編集は、主に以下の2つに依頼することが可能です。

  1. 動画制作会社
  2. フリーランス

ここからは、それぞれの費用やサービスの違いについて解説します。

動画制作会社

動画制作会社に制作を依頼した場合の費用は、以下の通りです。

動画の種類料金
YouTube動画5万円〜15万円
会社紹介動画10万円〜200万円
インタビュー動画5万円〜100万円
イベント動画5万円〜200万円
広告動画50万円〜500万円

制作会社に動画編集を依頼する場合、編集だけではなくマーケティング戦略からプロモーション戦略まで対応してもらうことができます。
さらに、フリーランスに依頼する場合とは違い、ハイクオリティな動画の要望に対応してもらうことが可能です。

編集だけを受注している制作会社もあれば、企画からプロモーションまでセットで受注している制作会社もたくさんあります。受注先を選ぶときは、どこまで依頼したいかをハッキリさせておきましょう。

一方で、フリーランスに依頼する場合よりも費用が高くなります。これは、人件費やサポート費など、フリーランスよりもサービスのレベルが高いためです。
制作会社でないと不可能なレベルの編集や、運用支援までしてもらいたい場合は制作会社がおすすめです。

フリーランス

フリーランスに依頼する場合、やはり制作会社よりも費用を抑えられるのがメリットです。
例えばYouTube動画であれば、動画の長さや編集の難易度によっては5,000円から依頼できるフリーランスもいます。相場は10分の動画で1万円程度です。

さらに、制作会社とは違い明確なマニュアルなどを用意していない場合も多く、こちらの要望に柔軟に対応してもらえる場合が多いです。制作会社よりもフリーランスの方が、小回りの利く対応ができます。

フリーランスに依頼する場合、以下のクラウドソーシングサービスを利用するのがおすすめです。

  • クラウドワークス
  • ココナラ
  • ランサーズ
  • cone

一方で、制作会社よりもサービスは薄く、制作したかった動画のイメージからは遠い動画が納品されてしまうこともあります。
高度な技術を要するエフェクトや3DCGのアニメーションなどには対応できない場合もあるため、どんなスキルを持っているかは事前に確認しておきましょう。

制作会社に依頼するかフリーランスに依頼するか迷った場合、まずはどんな動画を制作したいのかを明確にするべきです。
動画の内容にこだわりたい場合や予算に余裕があるなら制作会社に依頼し、なるべく費用を抑えて制作したい場合はフリーランスに依頼することをおすすめします。

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動画編集費用を抑える方法

ここからは、動画編集を依頼する場合に費用をなるべく抑える6つの方法をご紹介します。

フリーランスに編集を依頼する

まず1つ目は、動画制作会社ではなくフリーランスの動画編集者に依頼することです。例えばYouTube動画を依頼する場合、動画制作会社では5万円〜15万円、安くても2〜3万円の費用がかかります。

一方でフリーランスに依頼すれば、最低5,000円から依頼することが可能です。

ただし、この費用では最低限のカットやテロップのみのサービスとなり、撮影を手伝ってもらったり、レベルの高いアニメーションなどを制作してもらったりすることはできません。

経験を積んでいるフリーランスであれば、ハイクオリティな動画に対応することができますが、その分費用も制作会社と同じくらいかかります。であれば、サポート体制がしっかりしている制作会社に依頼するのがおすすめです。
最低限の編集でも構わなければ、まずはフリーランスに依頼することをご検討ください。

動画の構成をテンプレート化する

これはYouTube動画を依頼する場合の方法です。YouTube動画は、1本だけ制作するのではなく、動画を何本もYouTubeにアップすることになります。
その場合、動画の構成や編集をテンプレート化することで費用を抑えることが可能です。

なぜなら、依頼先が動画制作会社でもフリーランスでも、テンプレート化すれば同じ編集を依頼することになり依頼先の工数を減らすことができるからです。

テロップを同じフォントにしたり、オープニング映像を同じものにしたり、カットの方法を同じものにしたり、テンプレート化する方法はたくさんあります。
YouTube動画の編集をお考えの方は、ご参考ください。

グリーンバックを利用する

例えば、インタビュー動画の制作を依頼したい場合、グリーンバックを利用することで背景を綺麗に透過させることができ背景を変更することができます。

つまり、グリーンバックを利用して撮影すれば、例えば現地に行かずともハワイで撮影しているような映像を作ることができ、撮影費用を抑えることができるということです。
グリーンバックを利用しなくても背景を切り抜くことは可能ですが、工数が増えてしまう上に編集の難易度も高くなってしまいます。

インタビューを受けている方をきちんと撮影できていれば、背景はどんなものにも変更できるのでぜひグリーンバックをご利用ください。

撮影を自社で行う

撮影を自社で行うということは、動画素材を自社で用意するということです。動画制作会社に依頼する場合、料金の中に撮影費用が含まれている場合があります。
自社で動画を撮影し素材を用意することができれば、編集やプロモーションのみを依頼することになり費用を抑えることが可能です。

ドローンを利用した撮影やアニメーション動画となると難しいかもしれませんが、YouTube動画や会社紹介動画であればご自身のスマートフォンでも撮影することはできます。

もちろん一眼レフなどプロの機材で撮影してもらう方がレベルは高いですが、まずは自社で撮影してみて素材の出来栄えを確認してみることをおすすめします。

依頼する動画の尺を短めにする

動画編集を依頼する時の費用は依頼する動画の種類によって異なりますが、動画の尺がどれだけ長いかによっても異なります。
制作会社によっては、動画の尺が10分以内であれば5,000円、20分以内であれば6,000円など10分区切りで料金が変わる場合もあります。

インタビュー動画や会社紹介動画は、そもそも動画の尺が短いためさらに短くするのは難しいかもしれません。しかし、YouTube動画やアニメーション動画であればカットを多めにしたり、構成を変更したりして尺を短くすることをご検討ください。

部分的に依頼する

1本の動画を制作すると言っても、たくさんの工程があります。以下の5つがその一例です。

  1. 企画・構成
  2. 撮影
  3. 編集
  4. 修正
  5. プロモーション

先ほど費用を抑える方法として、撮影を自社で行う方法をご紹介しましたが、企画・構成を自社で行えばさらに費用を抑えることができます。

制作会社に依頼するのは撮影と編集のみで、動画の編集ファイルをもらい修正を自社で行えば撮影と編集にのみ費用がかかることになります。
このように動画制作を細分化して部分的に依頼することで、費用を抑えることも可能です。

ゲーム

動画編集を依頼する時の流れ

ここからは、実際に動画編集を依頼する時の一連の流れについてご紹介します。

制作会社やフリーランスに依頼

まずは制作会社やフリーランスに依頼しましょう。

どちらに依頼する場合でも1つに決めず、複数の見積もりをもらうところから始めることをおすすめします。もらった見積もりを比較して、なるべく安く要望にあった制作会社やフリーランスを選ぶようにしましょう。

フリーランスに依頼する場合は難しいかもしれませんが、制作会社に依頼する場合は、過去に制作した動画の実績を確認しておくべきです。
どんな動画を制作したいかというイメージが固まっていれば、同じような動画制作の実績がある制作会社に依頼することで、スムーズに進めることができるからです。

打ち合わせ

依頼先を決めたら、次は打ち合わせをします。今回解説する一連の流れの中で、この打ち合わせが最も重要な工程です。

なぜなら、打ち合わせで決定した方向性によって依頼先に企画を提案してもらったり、動画の大枠が決まったりするからです。
打ち合わせでは、依頼先に動画のイメージなどについてのヒアリングが行われます。打ち合わせの前に、以下の内容について準備しておくとスムーズに依頼が進むのでおすすめです。

  • 動画編集を依頼する目的(どんな動画にしたいのか)
  • 予算
  • ターゲット

動画の尺が長めのアニメーションだったり、3DCGなどハイレベルな動画編集を依頼する場合は、提案依頼書(RFP)を作成しましょう。
提案依頼書とは、発注側の企業が開発・制作側に対して具体的な提案を依頼するために作成する文書のことです。

制作会社側も提案依頼書があれば発注者側の要件を明確にすることができるため、明確に依頼の認識をすり合わせることができます。
打ち合わせをスムーズに進めるためにも、おすすめの方法です。

企画案の確認

打ち合わせですり合わせた認識をもとに、制作会社やフリーランスが動画に対する企画書などを制作して企画を提案してくれます。
動画編集の方向性の最終確認となりますので、要望に沿った編集をしてもらえるかどうか確認しておきましょう。

もし何か違和感があれば、この段階で伝えておくべきです。なぜなら、実際に動画を制作してもらってからでは修正が難しかったり、さらに時間がかかったりしてしまうためです。

納品された動画の検収

打ち合わせや企画案をもとに制作してもらった動画を納品してもらい、それを検収します。
YouTube動画やテロップ付きの会社動画などは、テロップや画像にミスが無いか確認しておきましょう。

もしミスがあれば、当然修正してもらえます。しかし、1度検収した後にミスに気がついた場合、再度修正してもらうには追加料金がかかったり、修正不可能になったりする可能性もあります。
検収する前にミスが無いかきちんと確認しておきましょう。

動画編集を依頼する時のポイント

ここからは、動画編集を依頼する時のポイントを4つご紹介します。

動画を制作する目的を明確にして伝える

まずは動画を制作する目的を明確にし、それを依頼先に伝えることです。
動画を制作すると言っても、例えば以下のような目的があるでしょう。

  • 商品やサービスの魅力を伝えたい
  • 就活生に会社の魅力を伝えたい
  • YouTubeを活用して新規顧客を増やしたい
  • 動画を活用して企業をブランディングしたい
  • 社員のためのセミナー用動画を制作したい

これらの目的を決めた上で、先ほどご紹介した提案依頼書(RFP)を作成し依頼先に伝えると要望通りの動画を制作することができるはずです。

動画制作を依頼したことがない方は動画のイメージまで伝えるのは難しいかもしれませんが、なぜ編集を依頼するかの目的は明確にしておくことをおすすめします。

あらかじめ予算を決めておく

動画編集と一口に言ってもカットやテロップ、効果音やエフェクトなど、たくさんの編集方法があります。中には動画の目的に不必要な編集もあるでしょう。

本来であれば必要ないエフェクトや効果音などを追加して、料金が高くなってしまうケースも考えられます。
そこで、あらかじめ予算を明確に決めておくことで予算内で編集をすることができ、不必要な編集をせずに済むということです。

ある程度予算に制限がある方がやることも明確になり、ごちゃごちゃしていないスッキリとした動画を制作することができる場合もあります。
制作会社やフリーランスの立場から見ても、予算が決まっていた方がやれる編集が限られるため、スムーズに話が進むでしょう。

参考動画を共有する

動画編集は編集内容によって納品までの時間が異なります。
例えばYouTube動画の場合、簡単なカットやテロップと言った編集でも制作期間に1〜2週間かかることも多いです。CGなどの特殊な技術やアニメーション動画となると、2〜3ヶ月かかる場合も少なくありません。

スピード感が重要な現代のビジネスにおいては、なるべく早く要望通りの動画を制作してもらいたいと思うはずです。

そこで、「このURLの動画を参考にしてください」のように参考動画を依頼先に共有することをおすすめします。
参考動画を共有することで、1からオリジナリティを出して編集するよりも制作スピードが早まるからです。

似たような動画編集の実績があるか確認する

先述した参考動画の共有と重なる部分がありますが、依頼先の制作会社やフリーランスがあなたのイメージする動画と似ている動画制作の実績があるか確認しておきましょう。

動画編集を依頼する時の流れとして、複数の依頼先から見積もりをもらって比較する方法を解説しました。

その際、なるべく安い見積もりを出してくれた制作会社を選ぶ方法をご紹介しましたが、見積もりが少し高かったとしても、同じような編集の実績がある制作会社を選ぶことをおすすめします。

もちろん予算との兼ね合いではありますが、実績がある制作会社を選んだ方が結果として要望通りの動画になる可能性が高いためです。
似たような動画編集の実績があるということは、そのような動画編集に対してのノウハウがあるということなので、スピード感もクオリティも期待できるでしょう。

動画編集を外注するメリット・デメリット

ここからは、動画編集を外注するメリット・デメリットについて解説します。

メリット

動画編集を外注するメリットは3つあります。

1つ目は、高いクオリティの動画が期待できる点です。動画編集は、編集ソフトさえ用意することができれば自社で行うことも可能です。

しかし、高度なスキルや見やすいテロップのノウハウを持つプロと比べると、どうしても安っぽい編集になってしまいます。

撮影に関しても、動画自体はスマートフォンで撮影することが可能です。しかし、ある程度のクオリティを求めるのであれば、やはりプロの機材が必要です。

制作会社に依頼した方がクオリティが高くなる場合が多いですが、経験を積んだフリーランスであれば制作会社に引けを取らないスキルを持っている方もいます。

2つ目は、時間をかけずに制作できる点です。仮に数十分のYouTube動画編集を自社で行うとなると、慣れている人でも2〜3日かかります。
そこで、外注することでその分の時間を他の業務に使えるということです。動画を商品やサービスに活用したいと考えている場合、本業に時間を使うためにも外注をおすすめします。

3つ目は、動画に関するノウハウがあることです。
例えばインタビュー動画は、会社の魅力を就活生や転職活動をしている方に伝えることで採用の応募数を増やすことが目的になると思います。

過去に多数インタビュー動画の実績を持つ制作会社であれば、魅力が伝わりやすい動画のノウハウを持っているため、より良い動画の制作を期待できるでしょう。

デメリット

動画編集を外注する1つ目のデメリットは、コストがかかってしまうことです。自社で編集することができれば、コストをかけずに動画を制作することができます。
フリーランスに依頼すればコストを抑えることもできますが、クオリティが高い動画となるとある程度の費用を覚悟しなければなりません。

2つ目のデメリットは、外注先を探す必要があるということです。複数の制作会社やフリーランスに見積もりを出してもらい精査するとなると、かなり時間がかかります。

そしてベストな外注先を見つけたとしても、そこから打ち合わせをしてコミュニケーションを取る必要があり、自社で編集するよりも時間がかかる場合もあります。

3つ目のデメリットは、フリーランスの場合サポート体制が薄いことです。制作会社でもフリーランスでもある程度の費用がかかりますが、フリーランスの場合マーケティング支援や運用支援までサポートする体制を用意していない場合があります。

さらに、フリーランスはあくまで1人で制作する体制ですから、病気などにより制作が止まってしまう可能性もあります。制作会社であれば関わる人数も増えますので、スケジュール通りの納品が期待できるでしょう。

まとめ

ここまで、動画編集を依頼した時の相場や費用を抑える方法についてご紹介してきました。
動画編集は「どんな動画を制作してもらうのか」「誰に依頼するのか」によって料金に差が出てきます。

まずは複数の制作会社やフリーランスに見積もりを出してもらい、なるべく安く要望通りの動画を制作してもらえそうな依頼先を探してみてください!

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。