動画を視聴しているとき、画面上にロゴを見かけたことはないでしょうか?
動画上のロゴは基本的に製作者オリジナルのもので、一目見ただけで誰の動画かがすぐわかるようになっています。実はロゴの動画挿入は意外と簡単です。
今回は動画にオリジナルロゴを入れたい人に向けて、動画のロゴにはどんな意味があるのか、実際の挿入の流れ、ロゴの作り方などについてご紹介します。
動画のロゴにはどんな意味がある?
動画に入っているロゴは格好良く見えますが、実際は見栄えだけを考えて入れているわけではありません。
動画中のロゴには、以下のような重要な役割があります。
動画を保護できる
ネット上にはさまざまな動画がありますが、その中には違法アップロードされたものも少なくありません。
自分が頑張って作った動画が転載されたらやはり悲しいでしょう。しかしロゴが入っていれば、もともと誰の動画かが明確になります。
コピー防止のためにロゴを入れておくと悪用されず安心です。
ブランディング効果がある
ロゴは自分らしさをアピールするチャンスでもあります。
たとえばテーマがバラバラの映像を複数作っている場合でも、同じロゴが入っていれば統一感を出せます。企業ロゴのように覚えてもらいやすいので、チャンネル登録者やファンを増やしたいときにも丁度良いでしょう。
動画へのロゴ挿入の流れ
実際にロゴを入れるには、どのような手順を踏めば良いのでしょうか?
ここでは基本的なロゴ挿入の流れをご紹介します。
1.ロゴの案を考える
まずはどんなロゴが良いかを考えましょう。
いくつか案を考えておくと、あとでスムーズに作業が進みます。ロゴは写真やイラスト、風景でもOKです。
動画制作者や動画のイメージに合ったロゴにすると、覚えてもらいやすいでしょう。
2.アプリやソフトでロゴを作成する
案が浮かんだら実際に作成していきます。ロゴの作成はアプリやフリーソフトでも簡単にできます。実際に色をのせてみるとイメージと違う場合もあるので、ここで細かい調整をしていきます。カラーは特に印象に残りやすいのでよく吟味するのがおすすめです。
3.動画編集ソフトでロゴを挿入する
ロゴが完成したら、ビデオ編集のウォーターマーク(透かし)機能などを利用して動画にロゴを入れていきます。
スマホで編集している場合は、ウォーターマークのみを追加するアプリもあるので、活用してみると良いでしょう。
オリジナルロゴの作り方
ロゴの挿入は動画編集ソフトなどで行いますが、ロゴ作成自体はその他のソフトでも可能です。
さまざまな作成方法があるので、いろいろ試してみると面白いかもしれません。
オンラインで自動作成する
ネット上のロゴ作成サービスを利用すれば、ソフトを利用せず手軽にロゴを作れます。
いくつかのベースパターンの中から選ぶなど使い方も簡単なので、ロゴの案が浮かばないときにも便利でしょう。
ペイントソフトで自作する
ペイントソフトがある場合は一から自分でデザインできます。
フィルターなどを駆使すれば細部まで思い通りにデザインできるので、満足度の高いロゴが作れるでしょう。ただし作成にそれなりの時間がかかるかもしれません。
プロに作成を依頼する
しっかりしたロゴがほしい場合はプロに依頼するのも一つの手です。
クラウドソーシングサイトやコミッションサイトなら多数のクリエイターがいるので、自分好みのロゴを作ってもらえる可能性が高いです。
動画にロゴを入れるときのポイント
完成したロゴを動画に挿入する際は、いくつかの注意点があります。
ここでは3つのポイントをご紹介しますので、チェックしてみてください。
画像はPNG形式にしておく
ロゴ画像のファイル形式は、背景透過が可能なPNGにしておきましょう。
jpgなどの形式は背景が白くなりイメージ通りのロゴを表示できないので要注意です。
端から少し離して配置する
動画再生中にずっとロゴ表示させておく場合は、視聴の邪魔にならないように端に配置します。
その際、端から少し余白をとっておくと、動画の外枠と同化して見づらくならないので良いでしょう。
アニメーションロゴは再生時間に注意!
アニメーションロゴも表示可能ですが、再生時間が決まっている場合は引き延ばしができません。
そのため、コピー&ペーストで複数回アニメーションさせるのも一つの手です。
まとめ
動画にオリジナルロゴを挿入すれば、コピー防止になるだけではなくブランディング効果もあります。
動画制作と同時に独自のロゴも作っておくと便利でしょう。
ロゴ作成はネット上のサイトやペイントソフトを使って簡単にできます。
どんなロゴにするかは好みによりますが、自分らしいロゴを入れてより素敵な動画に仕上げていきましょう!