coneなセカイ

クリエイターへのデザイン制作依頼なら

  • coneコラム
  • 依頼ノウハウ
  • VTuber制作・やり方
  • 動画編集
  • 依頼テンプレート
coneなセカイ

クリエイターへのデザイン制作依頼なら

  • coneコラム
  • 依頼ノウハウ
  • VTube制作・やり方
  • 動画編集
  • 依頼テンプレート
キーワードで記事を検索
  • 依頼ノウハウ
  • ロゴデザイン制作費用の相場はいくら?安く抑える2つの方法についても解説!
ロゴデザイン制作費用の相場と安く抑える2つの方法について解説する記事

依頼ノウハウ

2022.11.08

ロゴデザイン制作費用の相場はいくら?安く抑える2つの方法についても解説!

  • 記事をシェアする

  • follow us in feedly
アバター画像

原栄一郎

月間200万PVを超えるメディアでSEOを担当。
ITマーケティング業務に従事して7年目。

スマートフォンと言えばAppleのiPhone、掃除機と言えばダイソンというように、
消費者や顧客が最初に思い出す企業になるためにはブランディングが欠かせません。
そんなブランディングには、ストーリーを作成したり競合他社と差別化を図ったりなどたくさんの手法があります。

その中でも特に、直感で理解することができ企業のシンボルとして高いブランディング効果を期待できるのがロゴです。
良いロゴデザインを制作することができれば、それだけで社会や業界における存在価値を高めることができます。

今回は、そんなロゴデザインを制作する場合の相場について解説します。また、なるべく制作費用を安く抑える方法についても解説しますのでご参考ください。

目次

  • ロゴデザイン制作費用の相場はどれくらい?
  • ロゴデザイン制作費用の内訳
  • どこに制作を依頼するかによって費用が異なる
  • ロゴ制作費用を安く抑える方法
  • ロゴデザイン制作の流れ
  • ロゴ制作を依頼する時のポイント
  • まとめ

ロゴデザイン制作費用の相場はどれくらい?

ロゴデザインの制作費用は、2万円から30万円が相場です。
ただしこの費用相場は、あくまでも目安となります。フリーランスなら1万円程度で依頼できる場合もありますし、制作会社に所属する有名デザイナーに依頼すると100万円以上の費用がかかるケースもあります。

なぜここまで大きな差があるのかというと、依頼先のデザイナーの実績や制作会社の価格体系によって料金が大きく異なるからです。

そもそもロゴデザインの費用には「相場がない」と言われています。それほどまでにデザイナー次第であり、属人性が高いということです。

ですから、2万円から30万円という一応の相場はありますが、ロゴの使用用途やデザイナーの技術力によって費用が大きく異なるということを念頭に入れておいてください。

ロゴデザイン制作費用の内訳

先述した通り、ロゴデザインの制作費用は依頼先によって大きく異なり、相場がないと言われています。では、ロゴデザイン制作の費用はどのように決められるのでしょうか。

実は、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会というデザイナーの権利保護などを目的として活動している団体が、ロゴデザインについての料金規定を定めています。

ここからは、日本グラフィックデザイン協会の料金規定を参考に、デザイン会社などに依頼した時にかかる制作費用の内訳をご紹介します。

参考:日本グラフィックデザイン協会 制作料金概念規定

作業料

1つ目が作業料です。日本グラフィックデザイン協会によると、作業料とは「制作者が提供した役務(労働)への対価」のことをいいます。

つまり、デザイナーがどれだけ作業をしたのかが指標となります。作業料の求め方には2つのパターンがあります。

1つ目が時給です。1時間当たりの料金を依頼先と協議して決めることになりますが、制作会社によっては以下の式に当てはめる場合があります。

平均年収÷12ヶ月÷165時間×2=作業料

165時間は1ヶ月あたりの標準労働時間を示していて、×2は標準人件費率を表しています。

作業料を求める2つ目の方法が、デザイナーのクリエイティビティを必要とするa作業とクリエイティビティを必要としないb作業に分ける方法です。
a作業の求め方はデザイナーの技術力などによってケースバイケースですが、b作業はクリエイティビティがないため定額となります。

a作業が多ければ費用が高くなり、b作業の方が多ければ費用を抑えることができます。つまり、制作会社が用意しているテンプレートなどを利用すれば、b作業の方が多くなるため費用は安くなるという計算です。

付加価値料

付加価値料は、完成したロゴがどれだけの付加価値をもたらすかによって求められます。

ロゴがもたらす付加価値の計算には、以下のような項目が参考にされます。

  • ロゴが使用される雑誌やキャンペーンの規模
  • 企業がロゴを何に使用するか
  • デザイナーの知名度

例えば、数千部発行される雑誌の広告に使用されるロゴよりも、数百万部発行される雑誌の広告に使用されるロゴの方が付加価値が高く、料金も高くなります。
このようにロゴが使用されるイベント等の規模によって、付加価値料が異なるという計算です。

他にも、ロゴを制作したデザイナーの知名度によって付加価値に差がつくこともあります。知名度がないデザイナーよりも、知名度が高いデザイナーが制作したロゴの方が価値が高くなるためです。

ディレクション費

制作会社に依頼した場合、こちらからのヒアリングをもとにロゴの方向性や大まかな形を決めていきます。

そういったロゴの企画立案にかかる費用が、ディレクション費です。ディレクション費の相場は1万円から10万円です。
ディレクション費はデザイン費に含まれている場合もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

提案数

ロゴデザインは、非常に自由度が高いという特徴があります。制作会社が用意しているテンプレートを利用しなければ、その自由度は無限です。

ロゴデザイン制作の流れを大まかに説明すると、制作会社やフリーランスにデザインを依頼し、依頼先からいくつか仮のデザインを提案され、最終的に1つに絞っていくという形になります。

この時、依頼先からもらう仮のデザインが多ければ多いほど費用が高くなります。
制作会社の場合は複数のデザイナーから提案してもらえますが、フリーランスの場合は当然1人から複数のデザインを提案してもらうことになるでしょう。

この場合、提案数を増やしたとしても同じようなデザインになる可能性もあるのでご注意ください。

支出経費

支出経費は、その名の通りロゴデザインを制作するためにかかる必要経費のことです。支出経費には以下のようなものがあります。

  • 材料費
  • 外注費
  • ロケ出張費
  • 交通費
  • 打ち合わせ等に伴う雑費
  • 通信費
  • ソフト利用費
  • フォント使用料

デザイン費

デザインそのものにかかる費用がデザイン費です。依頼先やデザイナーの実績・技量によって費用が異なりますが、相場は1万円から10万円程度です。
制作会社のテンプレートを利用すれば1万円程度となりますが、有名デザイナーに依頼すれば10万円以上かかる場合もあります。

費用に大きな差がある理由は、デザイナーの知名度や実績が影響しているためです。
現在は無料のロゴジェネレーターなどもありますので、ロゴのイメージを掴みたい場合やデザインにこだわらない場合は試してみると良いでしょう。

また、ロゴデザインにはシンボルとロゴタイプの2種類があります。シンボルとはロゴマークのことで、ロゴタイプとはデザイン化された文字のことです。

基本的には2つ合わせての料金体系となりますが、制作会社やデザイナーによっては別途発注になる可能性もあります。

CI・VI作成費

CIとは「コーポレート・アイデンティティ(Corporae Identity)」の略で、企業内外に統一した企業イメージを作る企業戦略のことです。

VIとは「ヴィジュアル・アイデンティティ(Visual Identity)」の略で、CIで作成した戦略をもとに、ロゴなどで視覚的な表現を計画することをいいます。

つまり、CI・VIとはロゴデザインの方向性や使い方をまとめたマニュアルのようなものです。将来的なブランディングを見据えている場合、作成することをおすすめします。

商標登録費用

完成したロゴを将来的に継続して利用するためには、商標登録する必要があります。
商標登録は自分で行うこともできますが、時間がかかる上に権利が認められなかった場合それまでにかかった出願費用は返金されません。そのため、弁理士に代行してもらうのがおすすめです。

ロゴデザインの制作会社の中には、弁理士と提携していて商標登録までサポートしてくれる会社もあります。

商標登録にかかる費用は以下の通りです。

種類費用
出願費用12,000円〜
登録費用28,200円/10年
代行費用10〜15万円

出願費用と登録費用は法律によって定められていますが、代行費用は制作会社や特許事務所によって異なります。

印象調査費

完成したロゴに対して、消費者や顧客がどんな印象を持つか調査するオプションがある制作会社もあります。
調査の方法は一般の方を会場に集めて行う会場調査や、Web上でアンケートに回答してもらうWebリサーチ・SNSリサーチなどがあります。

印象調査費の相場は10万円程度です。

どこに制作を依頼するかによって費用が異なる

デザイナーの実績や制作会社の料金体系によって費用が異なるロゴデザインですが、どこに制作を依頼するかによっても費用が異なります。

ここからは、主な依頼先別にロゴデザインの費用をご紹介します。

ロゴ作成会社

まず1つ目がロゴ作成会社です。ロゴ作成会社はその名の通り、ロゴデザインを専門に扱うデザイン会社のことをいいます。

ロゴ作成会社に依頼する場合の相場は、10万円から30万円程度です。有名デザイナーに依頼する場合は50万円を超える場合もあります。
予算に余裕があり将来的なブランディングまで見据えているのであれば、ロゴ作成会社に依頼することをおすすめします。

なぜなら、ロゴ制作に対して豊富な実績があり、普段からロゴ制作の仕事をしているロゴディレクターに担当してもらえるからです。
さらに、商標登録などの権利関係もわかりやすい体系にしている会社が多く、スムーズにロゴ制作を進められるという特徴があります。

デザイン会社

デザイン会社は、ロゴ作成会社のようにロゴデザインだけに特化しているわけではありません。しかし、デザインという面においてはロゴ作成会社よりも詳しいという特徴があります。

デザイン会社に依頼する場合の相場は、5万円から30万円程度です。
ロゴ作成会社よりも高い料金設定の場合があるため、まずは見積もりを出してもらうことをおすすめします。

ホームページの制作を制作会社に依頼した場合、同じ制作会社がロゴ制作サービスを用意している場合もあります。
ホームページにロゴを使用したい場合、同じ制作会社の方がサイズや余白などについて円滑に進められる場合がありますのでご検討ください。

広告代理店

ロゴ制作を広告代理店に依頼することも可能です。実際には広告代理店がロゴ制作をするわけではなく、依頼を受けた広告代理店がさらに外注するという形になります。
この場合、先述したディレクション費がデザイン費用に含まれることがなく、別途費用としてかかる場合が多いです。

広告代理店に依頼する場合の相場は、20万円から50万円となります。これまでにご紹介したロゴ作成会社やデザイン会社よりも費用が高くなる場合が多いため、費用をなるべく抑えたい方にはおすすめできません。
一方で、広告代理店に依頼するメリットもあります。それが、有名デザイナーに依頼できる可能性があることです。

有名デザイナーが作成したという知名度を企業のブランディングに利用したい場合は、広告代理店に相談してみるのも1つの手段です。

フリーランス

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトを利用して、フリーランスにロゴデザインを依頼することも可能です。
フリーランスに依頼するメリットは、やはり低価格で依頼できる点です。費用相場は2万円から10万円となります。

ロゴ作成会社やデザイン会社と比較すると、関わっている人数やブランディング戦略を削減していることになり費用を安く抑えることが可能です。

仮に予算が少ない場合でも、フリーランスであれば柔軟に対応してもらえる場合があります。

また、クラウドソーシングサイトを利用する場合、コンペ形式で制作を依頼することもできます。コンペ形式の依頼とは、依頼に対して複数のフリーランスから提案を受け、集まった制作物の中から良い物を選び、採用されたフリーランスに報酬が支払われるという仕組みです。

コンペ形式でロゴを募集した場合、報酬額によっては100件以上の制作物が集まることもあります。
一方で、ロゴデザインに関しては未経験のデザイナーがいたり、権利関係を明白にしていないデザイナーがいたりなどの問題点も考えられます。

実績の面から見てもロゴ作成会社などと比べると不安が残りますが、費用を抑えたい方はまずフリーランスに依頼してみるのも良いでしょう。

ロゴ販売サイト

ロゴ販売サイトは、新たにロゴ制作を依頼するというわけではなく、すでにデザイナーによって制作されたロゴを購入する手段です。

今回ご紹介する依頼先の中で最も費用が安く、1万円から高くても5万円程度でロゴを購入することができます。サイトによっては1万円以下で購入可能です。

一方でデメリットもあります。それが、商標登録ができない可能性があることです。
ロゴ販売サイトで売られているロゴは、業界・市場調査や商標調査を行っていない場合が多いため他の企業のロゴと似ている場合があります。

仮に、購入したロゴに似たロゴが商標登録されている場合、権利問題で揉めてしまうかもしれません。

書道家

ロゴ制作を書道家に依頼するという方法もあります。書道家に依頼できるロゴはいわゆる筆文字ロゴと呼ばれているデザインのことで、ロゴマークだけでなく看板や名刺のためのデザインを依頼することも可能です。

料金相場は2万円から15万円程度です。ロゴの使用用途や書道家の知名度などによって費用が異なり、高い場合は100万円を超えることもあります。

ロゴデザインといえば企業のシンボルであるロゴマークを想像するかもしれませんが、書道家に依頼する場合はロゴタイプのみの依頼になる場合がほとんどです。

ロゴマークを制作してもらいたい場合は、別途制作会社などに依頼する必要があることにご注意ください。

ロゴ制作費用を安く抑える方法

2万円から30万円が相場のロゴデザイン制作ですが、費用を安く抑える方法もいくつか存在します。
この記事ではロゴ制作費用を安く抑える方法を2つご紹介します。

どこまでサポートしてもらうかを決めておく

ロゴデザイン制作は、デザイナーの知名度に対する費用を抜きにすれば、基本的に制作会社の料金体系で決められた費用を支払う形になります。

ですから、費用をなるべく安く抑えたい場合、ロゴ制作後のサポートを減らすのも1つの手段です。
例えば、ロゴデザイン制作の内訳のうち、以下の費用を削ることができるでしょう。

  • 商標登録費代行費
  • 印象調査費

商標登録代行費や印象調査費はオプションとなる場合も多いので、依頼時にそれらのオプションを付けなければ費用を安く抑えることができます。
特に商標登録の出願自体は誰でもできますので、代行しなければ費用を抑えられます。

また、依頼先からの提案数をあらかじめ減らすことでさらに費用を安く抑えることができます。提案数を増やせば増やすほど、費用が高くなるためです。

将来的なブランディングまで見据える必要がなく、ロゴデザインのみでいい場合はCI・VI作成費も削減することができます。
ロゴデザイン制作費の内訳の中で作業料や付加価値料を削減することは難しいため、まずはサポートにかかる費用を削減してみてください。

ロゴ販売サイトで購入する

依頼先によって費用が異なるロゴデザイン制作ですが、最も安くロゴを入手できるのがロゴ販売サイトです。

ロゴデザインを1から制作するとなると2万円から30万円が相場となりますが、ロゴ販売サイトなら安ければ1万円以下でロゴを購入できます。

すでに完成しているロゴを購入することになりますが、社名や色などは希望に合わせて変更可能です。

ただし、すでに完成しているロゴを購入しますので、当然ながら思い通りのロゴが無い可能性もあります。その場合はロゴ作成会社などにオーダーメイドのロゴ制作を依頼しましょう。

またロゴ販売サイトの中には、ロゴの値段を安く設定しているにもかかわらずロゴの著作権譲渡に数万円から10万円の別途料金を設定している場合があります。

さらに、先述した通り同じようなロゴがすでに商標登録されている場合、購入したロゴを登録できない可能性があることもご注意ください。

購入する前に権利関係を確認しておきましょう!

ロゴデザイン制作の流れ

ここからは、ロゴデザイン制作を依頼して完成するまでの一連の流れについて解説します。

業界・市場調査

ロゴデザイン制作の依頼があった場合、まず業界・市場調査が行われます。なぜなら、ロゴデザインにはオリジナリティが必要だからです。

ロゴデザインはブランディングの面から見て、高い効果を期待できます。そして、ロゴデザインをブランディングに利用するためにはオリジナリティが必要です。

例えばスマートフォンの会社が、リンゴのロゴマークを使ったら高いブランディング効果は期待できないでしょう。

つまり、オリジナリティを出すためにあらかじめ業界・市場調査を行った上でロゴデザイン制作をする必要があります。

特に同じ業界で似たようなロゴデザインだとトラブルになる可能性もあるため、調査は必要な手順です。

ヒアリング

ヒアリングはロゴデザイン制作において、最も重要であり欠かせないステップです。なぜなら、デザイナーは依頼主からのヒアリングをもとにロゴを制作するためです。
ロゴデザインのヒアリングでは、主に以下の内容を依頼先に伝えるようにすると良いでしょう。

  • 参考にしたいデザイン
  • コンセプト
  • イメージ
  • 好みの色
  • 想い
  • 企業理念
  • 創業までの経緯

参考にしたいデザインやイメージを伝えることはもちろんですが、企業理念や事業への想いを伝えることがポイントです。

先述した通り、ロゴデザインはオリジナリティが重要となります。
企業理念や事業への想いは、会社ごとに特徴があるためオリジナリティが出やすい部分です。デザイナーがそれらの想いをデザインに反映させることができれば、そのままオリジナリティに繋がることになります。

ヒアリングで伝える情報は多ければ多いほどデザインの幅が広がることになるので、なるべく多くの情報を伝えるようにしましょう。

デザインの作成

デザイナーがヒアリングをもとに、実際にロゴデザインを制作します。制作手順は以下の通りです。

  1. ラフスケッチ作成
  2. ソフトを使ってロゴ作成

制作会社によっては、あらかじめ提案数を決定し決められた提案数でロゴが制作されます。

デザイナーにもよりますが、提案数を決めていない場合は3から10点ほどのロゴ案を提示されることになるでしょう。

仮に1点しか提案されなかった場合、そのデザインが気に入らなければ次のデザインを提案してもらうために別途費用がかかることもあります。
ですから、あらかじめ何点提案してもらえるのか確認しておきましょう。

デザインの絞り込み

提案してもらったデザインの中から、気に入ったデザインを決定します。色やフォント、細かいデザインの変更は後からでも可能ですが、大まかなデザインはこの時点で決定です。

提案されたロゴデザインを絞り込む際は、以下の点に着目してください。

  • イメージやコンセプトに合っているか
  • 業界で似たようなロゴデザインの会社が無いか
  • 拡大・縮小した時に問題が無いか
  • 角度や光の強さによって見え方が変わらないか

看板などの大きなサイズにロゴデザインを利用する場合、拡大した時にロゴの画質が荒くなっていないかどうか確認しましょう。

ロゴデザインをホームページだけでなく、パンフレットや名刺などさまざまな用途で利用する場合、あらゆるサイズで使用感をご確認ください。特に、紙媒体とWeb上では見え方が違う場合もあるので、一旦印刷して確認することをおすすめします。

デザインの修正

絞り込んだデザインを完成に向けて修正していきます。すでに大まかなデザインは決まっているため、ここでは配色やフォントなどの微調整がメインです。
ここでのポイントは、デザインの修正を依頼する前に修正を依頼できる回数と追加費用がかかるかどうか確認しておくことです。

制作会社によってはデザインの無料修正回数が決められていて、その修正回数を超えると追加料金がかかってしまいます。

また、一旦デザインを完成させてしまうと、無料の修正回数内だとしても再度修正してもらうには追加費用がかかる場合がほとんどです。
ですから、デザインを完成させる前に今一度修正点が無いか確認しておくようにしましょう。

完成

以上で、ロゴデザインは完成となります。この時ロゴをデータとしてもらうのですが、依頼先によってはロゴデザインの使い方を記したマニュアルをもらうことがあります。
拡大・縮小して使う場合やモノクロで使う場合に、デザインが崩れないようにするためのルールなどが記されているマニュアルです。

ロゴを実際に使用する際は、それらのルールに従って使用するようにしましょう。

ロゴ制作を依頼する時のポイント

この記事を見ているあなたは「ロゴデザイン制作を依頼する時の相場を知りたい」という気持ちで調べているでしょうから、ロゴ制作を依頼する経験が豊富ではないかと思います。

そこで、ここからはロゴ制作を依頼するときの5つのポイントについて解説します。

イメージを言語化する

具体的でなくてもいいので、ロゴの完成形を大まかにイメージして言語化できているとロゴ制作がスムーズに進みます。
例えば、以下のように依頼先に伝えられるとよりスムーズです。

  • 会社名の1文字目であるBを使いたい
  • スタイリッシュなロゴにしたい
  • 落ちる水滴のような形にしたい
  • 緑色を使いたい

ある程度ロゴの完成形をイメージしていた方が、デザイナーとしても想像しやすくより良いロゴ制作に繋がります。

完成形のイメージがない場合は逆に、文字を使わずにイラストだけのロゴにしたい、赤色は使いたくないなど、ネガティブな視点で伝える方法もおすすめです。
イメージがないとしても、ヒアリング時にデザイナーと少しずつ言語化していくことになるのでご安心ください。

ロゴの制作実績を確認する

ロゴ作成会社やフリーランスに依頼する場合、これまでの制作実績をあらかじめ確認しておきましょう。
実績があるデザイナーの方が安心感があるというだけでなく、同じような業種のロゴを制作した実績があったり、イメージに近い制作実績があったりするとスムーズに進められるためです。

仮にイメージに近い実績が無いとしても、実績数からデザイナーの技術力を判断することもできます。
制作実績が豊富であれば、クオリティーの高いロゴ制作が期待できるでしょう。

ただし、制作実績が豊富なデザイナーは知名度があり単価が高い場合もあるため、予算と相談の上ご検討ください。

ヒアリング時に予算を伝える

ロゴデザイン制作の費用の中には、提案数や修正数などによって異なる変動費があります。
ヒアリング時にあらかじめ予算を依頼先に伝えておくことで、予算内で制作できるように調整してもらうことができるでしょう。

会社として料金体系が定められているロゴ作成会社やデザイン会社は難しいかもしれませんが、フリーランスに依頼する場合は予算内で制作できるよう柔軟に動いてもらえることも多いです。
予算を捻出できないとしても諦めずに、ヒアリング時に相談してみてください。

ロゴの使用目的を伝える

ロゴデザインの使用目的には、例えば以下のようなものがあります。

  • 看板
  • 名刺
  • パンフレット
  • ホームページ
  • ステッカー

これらの中で、何にロゴを使用するのかをデザイナーに伝えるようにしましょう。理由は、使用目的によって見え方が変わったりマークが潰れてしまったりすることがあるからです。

完成したデザインをこちらも確認することになりますが、デザイナーも印刷したり拡大したり縮小したりしてさまざまなサイズを確認しています。

余白の使い方や配色のイメージが固まるため、何に使いたいのかを明確にお伝えください。
可能であれば「縦1m・横2mの看板に使用したい」や「名刺の左上のこの部分に入れたい」のように、サイズを具体的に伝えられるとより確実です。

違和感があれば遠慮なく伝える

先述した通り、ロゴデザインは高いブランディング効果を期待することができます。なぜなら、視覚的に直感で伝えることができるためです。
つまり、良いロゴデザインはそれだけで売上につながる可能性があります。言語化することはとても難しいですが、良い雰囲気のお店に入りたくなるのと同じです。

ですから、ロゴデザインは妥協するべきではありません。少しでも違和感があったり、修正したい点があったりしたら、遠慮せずに伝えましょう。
もちろん予算との兼ね合いにはなりますが、なるべく妥協せずに納得のいくロゴデザインを制作することをおすすめします。

まとめ

ここまで、ロゴデザイン制作の相場についてご紹介してきました。先述した通り、ロゴデザイン制作の相場は2万円から30万円程度です。
またロゴ制作費用は、依頼先やサポート内容によって異なります。

一般的なロゴ作成会社やデザイン会社に依頼する場合は10万円から30万円、フリーランスに依頼する場合は2万円から10万円が相場となります。

提案数や修正回数を抑えることにより費用を抑えることができますが、
さらに安く済ませたい場合は、ロゴ販売サイトの利用やフリーランスへの依頼をご検討ください。

依頼ノウハウ

2022.11.08

デザイン相場発注者向け個人依頼ロゴ法人企業向け

SHARE

  • Facebook
  • X
  • LINE
  • はてブ
  • follow us in feedly Feedly
  • Pocket

conelogo

とは

coneはSKIMAから生まれたクラウドソーシングです。
SKIMA creativeがリニューアルしconeになります。
でもconeはただのクラウドソーシングではありません。
「クリエイターとの価値共創」をテーマに、クリエイター・クリエイティブ・クライアント・コミュニケーションなど全ての「C」でオンリーワンになることを真剣に考えています!
クリエイターとの共創でより良いサービスにし、クリエイティブの価値を高めていきます。

前の記事へ

商用利用できる動画・エフェクトのフリー素材サイト12選を紹介する記事

依頼ノウハウ

2022.11.08

【動画・エフェクト】無料で商用利用可能なフリー素材サイト12...

次の記事へ

立場に合わせたおすすめのイラスト依頼方法と相場を解説する記事

依頼ノウハウ

2022.11.08

イラスト依頼方法や相場を知らないと「時間」も「お金」も損する...

関連記事

  • 2022年最新のバナー制作の依頼におすすめの会社・サービス10選と失敗しない選び方を紹介する記事

    依頼ノウハウ

    2022.12.27

    【2022年最新】バナー制作の依頼におすすめの会社・サービス10選!失敗しない選...

  • ホームページ制作費用の相場と費用を抑える3つの方法を解説する記事

    依頼ノウハウ

    2022.10.14

    ホームページ制作費用の相場はどれくらい?費用を抑える3つの方法を解説

  • イラスト依頼の流れとおすすめサイト・イラストレーター、費用を解説する記事

    依頼ノウハウ

    2023.01.20

    イラスト依頼の流れとは?おすすめサイトやイラストレーターや依頼費用まで徹底解説!

閲覧履歴

  • 依頼ノウハウ

    2022.11.08

    ロゴデザイン制作費用の相場はいくら?安く抑える2つの方法についても解説!

PVランキング

  • 自作イラストを動かす方法2つと便利な5つのおすすめソフトを紹介する記事
    自作イラストを動かす方法2つ&便利な5つのおすすめソフト紹介!
  • イラスト依頼の初心者向けにメールのテンプレと例文を紹介する記事
    【初心者向け】イラスト依頼のテンプレ&例文!「メールの書き方が分からない……
  • 動画から静止画を自動で切り出す便利ツールと活用方法を解説する記事
    動画から静止画を自動で切り出したい!活用方法&便利ツールを解説
プロにクリエイティブを依頼するならcone

記事タグ一覧

2Dモデル (9) 3Dモデル (15) AR (1) LINE (1) tiktok (2) VTuber制作・やり方 (52) webデザイナー (5) Webデザイン (4) WordPress (2) YouTube (3) アバター制作 (2) イラスト (88) イラストレーター (43) インタビュー (3) インボイス制度 (2) カタログデザイン (1) キャラクターデザイン (7) グッズ制作 (1) ツイキャス (1) デザイナー (4) デザイン (13) バナーデザイン (1) パッケージデザイン (1) フリーランス (11) ホワイトペーパー (1) マニュアル (8) モデル制作 (10) ランディングページ (1) 依頼テンプレート (1) 制作依頼 (7) 制作方法 (7) 制作注意点 (22) 副業 (19) 動画 (3) 動画編集 (93) 商用利用 (5) 業務委託契約 (1) 機材 (5) 無料素材 (13) 発注者向け (31) 相場 (22) 確定申告 (2) 翻訳 (1) 費用・制作費 (6) 配信 (23)

カテゴリ一覧

  • coneコラム
  • 依頼ノウハウ
  • VTuber制作・やり方
  • 動画編集
  • 依頼テンプレート

© 2022 visualworks Inc.

カテゴリ一覧

  • coneコラム
  • 依頼ノウハウ
  • VTuber制作・やり方
  • 動画編集
  • 依頼テンプレート

タグ一覧

  • 動画
  • Webデザイン
  • ホワイトペーパー
  • パッケージデザイン
  • インボイス制度
  • 業務委託契約
  • モデル制作
  • 機材
  • 制作方法
  • カタログデザイン
  • LINE
  • バナーデザイン
  • インタビュー
  • ランディングページ
  • 依頼テンプレート
  • デザイナー
  • VTuber制作・やり方
  • WordPress
  • webデザイナー
  • 配信
  • 2Dモデル
  • ツイキャス
  • tiktok
  • マニュアル
  • 翻訳
  • 3Dモデル
  • キャラクターデザイン
  • 制作依頼
  • アバター制作
  • グッズ制作
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • cone とは
  • 運営元

© 2022 visualworks Inc.